「古典の対策をしたいけれど、本文を読んでもさっぱりわからない」
「頑張って読んでも、読み間違えていて問題が全く解けていなかった……」
そんな悩みをもつ受験生は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大学受験に向けて読んでおきたい「古典対策におすすめの漫画」をご紹介します!
古典の対策をスタートしたいけれど、どこから手をつけたらいいかわからないという人も是非チェックしてみてください。
目次
古典漫画のおすすめ4選
マンガ 面白いほどよくわかる!古事記
日本神話『古事記』をほぼ全編漫画で解説した1冊です。国の誕生から雄略天皇の即位までをカバー。要点を押さえつつ、ストーリーもつながりも把握できます。章ごとの関連マップ、「古事記の謎」をひも解く解説ページもついていて、 もっと深く知りたいという人にも満足できる構成です。神話に興味があるけれど難しそう、読もうとしたけれど挫折したことがある、という人にもおすすめの漫画です。
うた恋い。
藤原定家が選び、現代まで愛され続けている「小倉百人一首」。今に通じる普遍的な“人の想い”が読み込まれる百人一首のなかでも、 恋愛にかかわる和歌をコミカライズした作品です。和歌が詠まれた背景や、詠んだ人の来歴、人間関係なども踏まえたストーリー仕立てで解説。古文が苦手、平安の文化がよくわからないという人も、恋愛漫画を楽しむように読み進めることができます。
新編 本日もいとをかし!! 枕草子
「春はあけぼの」で有名な平安随筆『枕草子』。古典文学だからと警戒されがちですが、その内容は現代にも通じる秀逸なエッセイ!その内容を親しみやすいイラストと超訳でコミカライズしています。
【にくらしいこと】
「急ぎの用があるときにかぎって、長々とおしゃべりする人」
「彼氏が、前の彼女の話をしたとき」
「ドアを開けっ放しで去る人」
「騒いでいる子どもを注意しない母親」
というような、 気持ちいいほど正直な「あるある」が満載。『枕草子』というタイトルは知っているけれど詳しくは知らない、受験に向けて内容を知っておきたいという人にもおすすめです。
まんがでわかる論語
「東洋経済オンライン」、「Yahoo!ニュース」でも紹介された作品です。孔子『論語』の言葉を、漫画でやさしく解説しています。失敗するから成長できる。強く、賢く、あたたかい人に成長できる100の言葉をピックアップ。『論語』の内容を学べるだけでなく、 自分の考え方や生き方を考えるきっかけにもなりますよ。
漫画で楽しく古典を学ぼう!
一見難しそうに思える古典文学作品も、そこに描かれているのは 「今」を生きる人間たちの姿です。イラストや漫画で場面をイメージしながら読めば、古典の原文を読むときにも助けになります。ぜひ漫画を入り口に、古典を楽しみながら学んでみてくださいね。