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2019/01/01

2018年度東海大学医学部『物理』の分析と対策|横浜医学部予備校

2018年度東海大学医学部『物理』の分析と対策|横浜医学部予備校

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現役の国立医大生に東海大学医学部2018年度の実際の入試問題を解いてもらい、
各問題の率直な感想をもらい、問題分析をしてもらいました。
受験生の立場に非常に近い現役医大生の感想なので受験生の立場に近い感覚だと思います。
是非、参考にしてください。このコラムが受験生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

私大医学部の問題の入試分析と対策(2018年度、東海大学医学部 物理)

 

(2018年2月2日実施)

入試基本情報

・解答は計算結果や関係式を書くもの、選択肢付きの記号問題と様々

・大問にして4つ、小問にして20問

・全体の難易度はやや難~難で、他の受験科目と比べると、点数を稼ぐのは難しい教科となっている

 

以下、✩~✩✩✩で難易度を表します。

✩の数が増えるほど、難易度が高くなります。

 

 

第1問 (1)✩ (2)✩ (3)✩ (4)✩✩ (5)✩✩

 

 この問題は電磁気の分野です。問題自体は難しくはないのですが、使う公式がとても多いだけでなく、計算の量がとても多く、ミスが目立ちやすい、かつ、ミスがあるとドミノ倒し形式で答えを間違えてしまうのです。情報を正しく整理し、正確に覚えた公式を使いながら計算ミスに充分に注意しながら取り組むことで、完答できる可能性はあがります。

 対策としては、普段問題を解くときから計算ミスに気を付け、自己採点の時にも、自分がミスしやすいのはどのような部分なのかを知っておくことです。人によってミスしやすい部分は違いますから、小数点なのか・有効数字なのか・√つきの計算なのか、など自身の苦手を把握しておきましょう。また、基礎的な部分の知識が足りず計算が合わないこともありますので、ミスしたときには、本当の計算ミスなのか決定的に知識がないことが原因なのかを確認しておきましょう。

基礎的な部分の知識が足りていない例

・公式を正しく覚えていない。

・有効数字で四捨五入した値を、次からも使い続けている。

 解答用紙には有効数字を使って答えますが、それ以降に計算する時には有効数字にする前の値を使います。

 

第2問(1)✩ (2)✩✩ (3)✩✩ (4)✩✩ (5)✩✩✩

 

万有引力、ドップラー効果の問題です。問題の前半から難しい大問でした。(5)は厳密にいえば問題として成り立っていないようですが、時にはそのような問題も入試で出てくるのが現実。しかし、その場でその間違いを見つけて監督者にきくことは中々できず、そもそも監督者は問題作成者でもないため、問題が間違っていたとしても、解答時間内は出題者の意図をくみながら解答するしかないことがほとんどです。さて、この問題の難しいところですが、それは情報の整理です。解答には多くの文字を使う必要があり、それらが何を表しているのかを整理しながら解き進める必要があります。

対策としては、文字を多く使う計算に慣れておくことです。問題を選ぶ際には、出来るだけ多くの文字で公式をたくさん用いるものの方が良い練習になります。整理するときには、自分だけのルールを決めておくといいですね。例えば、私は以下のように情報を整理します。

 物体A       物体B

速度:Va      速度:Vb

時間:t       時間:t

質量:ma      質量:mb

のように、物体ごとに、項目を書いて整理してから計算にうつります。人によって情報の書き方は違いますから、これが正解というわけではないですので、参考までに使ってみてください。

 

第3問(1)✩ (2)✩✩ (3)✩✩ (4)✩✩✩ (5)✩✩✩

 

 これは電子波の干渉に関する問題です。難易度は他の問題よりも高め。ですから、テスト開始後に問題全体に目を通したのなら、後回しにする学生が多いのではないでしょうか。物理の知識から数学の知識までフル活用してようやく解ける問題です。合格最低点から見ても、この問題は必ず解けなければならない問題というわけではないように個人的には思いました。特に(4)以降は中々手強く、発想力・計算力・情報処理能力すべてが試されている問題でした。

 対策としては、知識を引き出す練習をすることです。学校で使うような問題集は、それぞれの問題が分野ごとで分かれており、使う知識も限られています。多くの分野の知識を使わなければ解けないというのは入試問題の特徴でもありますので、できればどの分野の知識を使うかわからない・複合的な知識を使う問題を解くように普段からこころがけることが、今回のような問題では重要です。

 

第4問(1)✩ (2)✩ (3)✩✩ (4)✩✩ (5)✩✩

 

  これは波動(平面波)の問題です。正しい解き方をすれば、時間はかからない大問です。できるだけ早く解いて大問2や大問3に時間を割いた方がいいでしょう。選択肢から選んで答える形式ですので、どうしても解けないと感じたさいには、悩まずに答えをササッと決めて時短を狙いましょう。公式に値を当てはまるだけでグッと答えに近づく問題もありますので、ぜひご自身が解ける問題から手を付けましょう。この問題の難しいところは、問題の設定です。図入りでわかりやすく解説しようとしてくれているのですが、「よく見る状況設定だな」とはならないので、入試問題特有の問題だと思われます。

  対策としては、状況を把握する能力を鍛えることです。問題集でよく見る問題は、状況を理解するのが簡単ですが、入試問題らしい問題というのは状況設定が初めて見るような珍しいものばかり(実際、入試で難しいと言われる問題のほとんどは状況を理解するのが難しいだけなのです)。いわゆる初見の状況にも対応できるようになるためには、様々な大学の入試問題を集めた問題集で練習するのが一番の近道です。もちろん、学校で使うような問題集の内容である基礎ができている上で入試問題が解けるようになるので、基礎をおろそかにはしないでくださいね。

 

 

 

 東海大学医学部の物理は入試問題らしいものが多く、基礎的な知識だけでは足りずに、知識を「使える技術」として定着させていることが必須事項です。しかし、中には比較的解きやすい問題もありますので、テスト開始直後に問題全体を見て、自分が解ける問題はどれなのかをきちんと判断して、解ける問題から解くことが重要になります。

  全体的に難易度は高いですから、これで点数を稼ぐことは難しいかもしれません。しかし、それは受験生のほとんどにとって同じ条件ですから、皆さんができる限りの点数をとればいいだけなのです。医学部受験者の多くは、入学後のことを考慮して生物選択も多いですが、彼らとは違って物理選択者は1つ1つの計算ミスが大きな点数差になります。(1)、(2)などは簡単な問題ですが、それを計算ミスなく解けることが重要な課題です。

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