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2019/01/18

帝京大学医学部2018「数学」入試問題分析|横浜の医学部予備校

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現役の国立医大生に帝京大学医学部2018年度の実際の入試問題を解いてもらい、
各問題の率直な感想をもらい、問題分析をしてもらいました。
受験生の立場に非常に近い現役医大生の感想なので受験生の立場に近い感覚だと思います。
是非、参考にしてください。このコラムが受験生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

帝京大学医学部2018「数学」入試問題分析|横浜の医学部予備校

 

私大医学部の問題の入試分析と対策(2018年度、帝京大学 数学)

・300点満点で、合格最低点は217点とかなりの高得点
・競争率が40倍以上(47.8)とかなりの競争率の高さで、年々上がっている
・試験日は自由選択制
・一次選考合格者に限り、二次選考を行い、合否を判定する
・大問にして4つ、小問にして8問
・全体の難易度はやや易~難で、完答は難しいため、得意な分野から取り掛かるようにして、苦手な分野は一部分だけでも解くようにするなど、解ける問題から確実に解いた方が得点は上がる
・技能・知識はセンター試験レベルよりやや難しい程度で、得点は比較的難しい

※複数日の問題がありますが、今回の分析は「数学社出版 2019年版 大学入試シリーズ 帝京大学(医学部)」の各教科の①を対象に行います。

以下、✩~✩✩✩で難易度を表します。
✩の数が増えるほど、難易度が高くなります。
第1問

(1)✩✩ (2)✩✩✩

この大問は、3次曲線とx軸との交点、放物線の接戦と面積がテーマになっています。難易度は高いようにも見えますが、よく出てくるタイプの問題ともいえるでしょう。頻出問題内容ですので、ここで得点できる受験生は比較的多いことが予想されます。あらゆる問題集でもこのタイプの問題が掲載されていますので、対策はしやすいと思われます。一方で、この問題は知識が乏しい状態ではなかなか先には進めません。文章からグラフをイメージし、おおまかな形がかけなければ先の問題を解くのも一苦労です。つまり、勉強してきたかどうかが鍵になりますから、言い換えれば時間をかけて何とか解こうとしても解けない問題です。試験開始後に全体的に問題に目を通して、どこも解ける自信がないのであれば、まずこの大問は避けますね。もし解き方が思い浮かばない時には、第4問などから解くことを勧めたいですね。
問題の解き方も決まっていますので、解き方を理解しておいてそれを再現できれば得点できたも同然です。とにかく最優先事項は解き方を暗記することです。そこから再現できるように何度も解くことで入試でも解ける問題になります。また、知識や解き方さえ身についていれば時間はそれほどかからずに正解できます。
第2問

(1)✩ (2)✩✩

この大問は、三角関数の最大値と最小値がテーマになっています。問題文の内容は比較的伝わりやすく単純明快な書き方でした。ですから、計算が難しくとも時間をかければ解ける受験生は多いと思われるのが第2問(特に(1))です。そして、解き方は三角関数の問題の中でもよく見るパターンですね。つまりは、対策がしやすいということです。ヒントも十分に与えられていますので、この問題がとけなかった受験生は解説をしっかりと読んで、次に同じような問題に出会ったときには確実に得点できるようにしておきましょう。
Focus Goldやチャートの青・赤などで基礎的な部分の理解を分野ごとに深めて、クリアなどのような様々な大学の過去問を解きなれていくことがいいと思います。まずは分野を深めた問題でも解けるようになってから、複数分野を組み合わせた問題が解けるようになることが重要になります。ご自身のレベルに合わせて、どのような問題集を使えばいいのかを考えましょう。レベルは自分ではわからないかもしれないので、自身の学力を知っている先生に相談してお勧めのものを教えてもらうのも一つの手ですよ。また、相談する相手がいない場合には、立ち読みやレビューなどを参考にしたり、志望している大学の先輩がいいとネットで言っているものを購入してみましょう。

 

第3問

(1)✩✩ (2)✩✩✩

この大問では、3次方程式の解と係数の関係、対数方程式が実数解をもつ条件がテーマになっています。対策としては、対数の扱い方に慣れておくことです。底の変換や真数の条件にあてはめることが簡単に感じるくらいに慣れておきましょう。また、二次方程式の解と係数の関係に関してはよく理解している人が多いのですが、これを機にぜひ3次方程式の解と係数の関係についてもよく理解し、公式を使って様々な問題を解けるようにしましょう。


第4問

(1)✩✩ (2)✩✩✩

この大問では、確率と漸化式がテーマになっています。この分野は難しいと感じる人が多いのですが、この問題の最も難しいところは、とにかく何パターンもの場合の数が考えられるところです。しかし、この大問では他の大問と違って、時間をかければ答えにはたどり着くのです。書き出すのは非効率的なような気もしますが、テスト開始後に他の問題に目を通した際に、どの大問にならば時間をかけてもいいのか(すなわち、どの問題なら時間をかければ解けるのか)を基準に解く問題を選び、他に解ける問題が少ない場合は第4問に時間をかけましょう。
対策としては、場合の数・確率の書き出し方です。書き出す際に最も恐れることは、時間を割いて書き出したのにも関わらず書き出しにミスがあることです。個数が足りているか、多くはないかを確認することは難しいので、書き出し方のルールを決めて規則正しく書き出すことをあらかじめ注意しながら書き出すようにしましょう。

 

2018年度の帝京大学入試を、完璧に解ける人はかなり少ないように感じます。しかし、かなりの競争率の中で見事合格を勝ち取るためには苦手な出題形式は当然後回し、自分が得点出来るところからできる分だけ解いてなるべく得点を重ねていきましょう。また、時間配分に気をつけて、終了五分前には空いているところを埋めることは忘れないでくださいね!同じ大学であれば好んでいる解き方や分野はありますので、入試本番でも模範解答の解き方は役に立つ可能性は高いです。ぜひその視点で過去問を分析してください。
入試問題は制限時間にシビアです。そのような状況では、解く順番が重要になります。順番を選ぶ基準としては、確実に得点できそうだと感じたものから解き、その中でも時間がかからなさそうなものから優先的に解きます。決める際の基準は「確実に得点できるか?」「短時間に解くことができるか?」になりますので、テスト開始後にはまず全体に目を通してどの問題から解くかを瞬時に判断しましょう。

 

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