志望校が決まり、出願書類一覧を確認したら「自己推薦書」。
「そもそも自己推薦書ってなに?」
「どうやって書けばいいの?」
「大学入試が有利になる自己推薦書って?」
そんなふうに悩んでしまっている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では「大学入試自己推薦書の書き方」をご紹介します。自己推薦書で、推薦入試を一歩リードしたい人もぜひチェックしてみてください。
目次
そもそも自己推薦書って?
自己推薦書は、自分自身を自分で大学側に推薦するための書類。志望理由書が大学・学部になぜ入りたいかを書くのに対し、自己推薦書は自分自身の経験や考え方、学んだことや成長したことを記載します。面接のなかで自己推薦書をもとにした質問をされることもあるため、記載内容は非常に重要です。自分のアピールポイントをわかりやすく伝える文章を書く必要もありますね。
自己推薦書の書き方3STEP
では、具体的にはどのようなことを書けばいいのでしょうか?
以下の3つのSTEPで考えていきましょう。
①自分自身について知る
②志望校について知る
③自分の強みと志望校が求める人物像が合致する部分を知る
①自分自身について知る
まずは自己分析をして、自分自身について知ることからスタートしましょう。例えば以下のような問いに答えつつ、自分の考え方や感じ方、性格を分析していきます。
・長所
・短所
・人に褒められたこと
・高校時代に頑張ったこと
・大学で学びたいこと
・将来の夢
一問一答で考えるのが苦手な人は、自分年表を作ってみるのもおすすめです。今までの人生を未就学時代・小学生時代・中学生時代・高校時代にわけ、充実していた時期・辛かった時期をピックアップしてグラフ化します。自分がどういうときに楽しく過ごせるのか、どういう状況だとつらい気持ちになるのかを可視化することができ、将来を考える上でも有用です。
②志望校について知る
志望校についての情報や、アドミッションポリシーを必ず確認しましょう。パンフレット、学校の公式HPなどから最新情報をチェックしておいてください。
進学後の勉強内容・学校生活はもちろんのこと、卒業後の進路を見ておくのも大切なポイント。志望校での学びが、自分の希望する進路にどのようにつながるのか見通しを立てましょう。
③自分の強みと志望校が求める人物像が合致する部分を知る
①②で出てきた自分の強み、そして志望校が求める人物像を重ね合わせてみます。ネガティブなキーワードばかりがでてきてしまう・文言が一致しないという場合も、言い換えをしたり、エピソードでつなげたりできればOK。
(例)
・部活動で3年間頑張った→粘り強く1つのことに取り組むことができる。
・人とコミュニケーションを取るのが苦手→自分自身と向き合って、納得いくまで熟考できる研究者タイプ。
こうして自分のアピールポイントを考えておくと、自己推薦書の記入時だけでなく、面接の際の受け答えでも活用できますよ。自己推薦書の記入がない学校を受験する場合も、一度時間をとって考え抜いてみることをおすすめします!