予備校に通うべきか、いつから通い始めるべきなのかわからず、迷っている方も少なくないでしょう。
本記事では、予備校に通う時期の判断基準や志望校別のおすすめの時期、予備校に通うべき方の特徴を解説しています。
また予備校を選ぶ際のポイントも解説しているので、大学受験に合格したい方はぜひ予備校選びに本記事を役立てていただければ幸いです。
目次
- ○ 大学受験の予備校はいつから通うべき?
- ・必要な勉強時間
- ・志望校のレベルで判断
- ・高校の成績で判断
- ○ 志望校別のおすすめ時期
- ・最難関大学(国立・私立)
- ・地方国公立大
- ・難関私立大
- ・医学部
- ・推薦を狙う場合
- ○ 予備校に通った方がよい方の特徴
- ・志望大学のレベルと学力の差が大きい
- ・独学がうまく行っていない
- ・自習室を利用したい
- ・受験情報を知りたい
- ・面接・小論文の個別対応をしてもらいたい
- ○ まだ予備校に行かなくてもよい方
- ○ 合格実績のある予備校の特徴
大学受験の予備校はいつから通うべき?
大学受験の予備校に通い始めるべき時期を、3つの観点から解説します。
必要な勉強時間
大学合格に必要な勉強時間は志望する大学によって大きく異なりますが、国公立大学を目指すなら高1から、私立大学でも高2から通うことがおすすめです。
一般的な国公立大学はトータル3,000時間以上、一般的な私立大学でも2,000時間以上の勉強時間が必要といわれています。
特に国公立大学は共通テストを受験する必要があるため科目が多く、当然早い時期から勉強時間を確保する方が受験に有利です。
予備校に通うことで自然と勉強時間が増えるため、自宅学習では勉強のモチベーションが続かない方は、高1から通い学習習慣を身につけるところから始めましょう。
志望校のレベルで判断
志望校の偏差値が65以上の大学なら高1から通うのがおすすめです。
難易度の高い大学は応用力が求められる問題が多く、国公立・私立に関係なく十分な対策が必要でしょう。
中堅大学志望でも高2からは受験を意識し、苦手科目の対策をしておきたいところです。
基礎を早めに固めて高3から本格的に演習問題に取り組むためにも、早くから予備校に通うに越したことはありません。
高校の成績で判断
定期考査の平均点を下回っている場合は、志望校に関係なくすぐに予備校を検討した方がよいでしょう。
高1・高2の学習内容は基礎であり、苦手な科目や分野をそのままにしていると受験勉強で苦労します。
苦手を克服しておくとスムーズに受験勉強に取りかかれるため、定期考査の結果も予備校通学の判断基準にしてください。
志望校別のおすすめ時期
次に、志望校別のおすすめ時期を解説します。
最難関大学(国立・私立)
志望校が偏差値65以上の最難関大学なら、高1のはじめから通うのがおすすめです。
最難関大学とは東大・京大をはじめとした旧帝大や慶應・早稲田大学を指します。
国立難関大は共通テストで6教科8科目が必須であることに加え、文系でも二次試験で数学、理系でもハイレベルな記述力が求められることが特徴です。
私立難関大は科目は少ないものの、広い知識と深い思考力が求められるでしょう。
また問題の特色も違うため学部ごとの対策も必須であり、最難関大学は浪人生とも合否を争うことを考えると、早めの対策が必要です。
高2までに基礎を終わらせ苦手科目を潰しておくことで、高3になってから応用問題や過去問題に取りかかる時間を十分確保できるでしょう。
地方国公立大
地方の国公立大学を志望するなら高2の夏までには予備校を視野に入れましょう。
中堅大学であっても、共通テストは科目数が多く膨大な勉強時間が必要です。
遅くても高3の夏からは実践問題に取り組むことを考え、基礎固めや苦手分野の克服期間に1年は見ておきたいところです。
また偏差値が65に近い大学なら、地方であっても最難関大学と同じように考えるべきでしょう。
難関私立大
上智・東京理科・GMARCH・関関同立などの難関私大学を目指すなら、高2のはじめから夏までには予備校に通い始めましょう。
国公立大学に比べて科目数は少ないものの、試験問題の難易度が高いため早めに対策する必要があります。
また最難関大学を受験する方が滑り止めで受けることもあり、倍率が高い傾向です。
特に上智・東京理科・明治・同志社大学の難易度は高く、学部によっても偏差値が異なるため、大学や学部ごとの傾向データを持つ予備校での学習が適切です。
難関私立大学を目指すなら、高2の1年間でどれだけ受験勉強の準備をできるかが重要となります。
医学部
医学部に進学したい方は国公立・私立に関係なく、高1から医学部特化コースや専門予備校に通いましょう。
医学部を目指す生徒は医学部だけを受けることがほとんどで、合格する意志が強いため早くから対策している方ばかりです。
受験科目は英語・数学・理科2科目で、基礎だけでは解けない高度な思考力が要求される問題が出題されます。
加えて国公立大学は共通テストの科目も勉強しなければならず、合格までには膨大な時間が必要です。
医学部に特化したコースで効率よく勉強すれば、合格への近道となるでしょう。
推薦を狙う場合
学校推薦型選抜を狙うなら、高校の成績に合わせて必要であれば早期から予備校に通うのがおすすめです。
大学にもよりますが、多くは高1から高3の1学期までの成績を対象にした認定平均が重要になるからです。
高校の成績でよい結果を保つためには、苦手教科を克服し学習習慣をしっかり身につける必要があります。
ただし予備校でなくても、高校の成績をキープするためなら補習塾や個別指導塾で十分なケースもあります。
総合選抜型は部活動や留学など高校3年間の経験も評価されるため、勉強以外の活動とのバランスをとるために、予備校に通うのは後からにするのも手です。
いずれにしても試験には小論文や面接があるため、高校や塾で対策できない場合は予備校を視野に入れましょう。
横浜予備校は学校推薦型選抜、総合型選抜を目指しながら一般選抜の勉強を進めていくことを推奨しています。
年々、学校推薦型選抜、総合型選抜は難化しています。一般選抜で合格できるだけの力をつけながら、学校推薦型選抜、総合型選抜の対策も計画的に無料で行っていきます。
推薦専門のスタッフがフルサポートしますので安心してご活用ください。無料相談では推薦も含めたアドバイスをさせてもらっています。まずは、お悩みをお聞かせください。
予備校に通った方がよい方の特徴
予備校に通うべき方の特徴をご紹介します。
志望大学のレベルと学力の差が大きい
模試の結果で合格可能性が低いと判断され、志望大学のレベルと学力の差が大きいなら予備校を検討するべきです。
講義形式で個別のサポートが少ない予備校よりも、はじめに学力を把握し一緒に学習計画を立ててくれる個別指導形式の予備校がおすすめです。
プロの予備校講師との個別授業なら学力が志望する学校と大きく離れていても、短期間で学力を伸ばすことが可能です。
上に伸びにくいとされる英語の4か月間の学力上昇例を示しました。
独学がうまく行っていない
独学がうまく行っていない方にも予備校通学がおすすめです。
予備校には時間割があり、適切なスケジュールで偏りなく学習できます。
一緒に勉強に励む仲間もできるため、学習習慣が自然と身につくこともメリットです。
自分で学習計画を管理するのが苦手な方やモチベーションが保てず独学が難しい方は、勉強に適した環境に身を置くことで勉強が捗ります。
横浜予備校では授業だけでなく、自学自習管理も行い根拠のある学習計画を専属コーチと一緒に管理していきます。自学自習をより効率よくすすめていくことが可能です。
自習室を利用したい
自習室をひとつの目当てにして、予備校に入る方もいます。予備校の自習室は開放時間が長く、多くは朝8時から夜21時くらいまで空いており、予備校生なら自由に使用可能です。
個別ブース・オープンブース・休憩に使えるラウンジブースなど、長時間の勉強でも気分を変えられるようにさまざまなタイプが完備されています。
自宅で集中して学習が難しい方にとって、自習室が自由に使えることは大きなメリットでしょう。
横浜予備校では1日中集中して勉強が出来るように自分専用のMy自習席や重い荷物を持ち運ばなくていいようにMyロッカー、リラックスのためのジュースサーバーや自由に使えるコピー機など充実した施設を提供しています。
受験情報を知りたい
受験情報を知りたいなら予備校が適しています。
予備校は入試問題を分析していて、近年の出題傾向がわかります。
一般の塾では、全国の大学を網羅しきれていないことが現状であり、大学受験に特化した予備校で効率よく情報を得ることがおすすめです。
大学受験は情報戦でもあるため、新しい情報をもとに正しく対策することが合格への近道です。
面接・小論文の個別対応をしてもらいたい
面接や小論文の対策をしっかりと受けたいなら、予備校がおすすめです。学力試験と同様に、面接での質問や小論文のテーマには大学ごとに傾向があり、予備校では近年の情報をもとに対策します。
面接や小論文は推薦・医療系学部に多く課せられますが、自己流で対策すると失敗しやすいため、プロにサポートしてもらうと安心です。
志望校に面接・小論文の選考があることがわかったら、予備校を検討してみてください。
まだ予備校に行かなくてもよい方
独学がうまくいっている方は、急いで予備校に行く必要はないでしょう。
すでに高校の成績や模試の結果がよく学習習慣が身についているなら、予備校に通うことでかえって通学の費用や時間が無駄になってしまいます。
志望大学の判定がA評価、推薦狙いなら認定平均が5に近く、ひとりでも勉強のモチベーションを保てていれば予備校は必須ではありません。
また、部活動で忙しい方も無理に予備校に通わなくてもよいでしょう。
部活動を高3まで続けていても志望大学に合格する方はたくさんいるので、スキマ時間で効率よく勉強できていれば焦る必要はありません。
学力に不安があるなら、部活動を引退するまでは個別指導塾や映像授業がある予備校など、時間に柔軟に対応できる方法で学習するのもひとつの手段です。
予備校は大学合格への近道ですが、うまく活用できる状況かしっかり見極めてから通う時期を判断しましょう。
横浜予備校ではオンライン完全個別指導コースもご用意しております。予備校に通う時間がない方も、ぜひ一度ご相談ください。
独学や部活動で忙しい方でも、ご自宅で効率的に学べるオンライン指導を活用いただけます。
志望校への学力に不安を感じた時や、推薦入試の対策が必要な場合は、無理なく学習を進められる柔軟なプランをご提案します。
通学が難しい方やスケジュール調整が必要な方には、オンライン個別指導と無料相談を通じて、適切な学習方法をご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
合格実績のある予備校の特徴
予備校選びは時期だけでなく、どの予備校を選んだらよいかも迷うでしょう。合格実績のある予備校の特徴は以下のとおりです。
・プロの講師に教えてもらえる
・少人数制でサポートが充実している
・学習計画がしっかりしている
・医学部志望の場合は特化コースがある
予備校選びの基準として、プロの講師の授業が受けられることは必須条件です。
専門性の高さや教え方、生徒がどのようなところでつまずきやすいかなどを深く研究したプロに教わることで、効率よく理解できます。
学力に自信がない方は、少人数制でサポートが手厚い予備校が適しています。
学習段階は学力によって異なるため、ひとりひとりのレベルに合った学習計画を立ててもらえて、しっかりアドバイスしてくれる体制が整っているか見極めが必要です。
医学部を志望する方は、医学部特化コースがあるか確認しましょう。
横浜予備校では少人数制で個別指導を徹底しています。生徒一人ひとりの学力を分析し適切なカリキュラムを作成しています。
プロの講師が生徒の学習段階に合わせた丁寧な指導を行い、合格に向けて効率的に学力を伸ばせる環境を提供可能です。
さらに、医学部志望の方には専門の特化コースを用意し、志望校対策に適切な指導を実施しています。
入試に向けた計画的な学習を希望する方や、手厚いサポートを求める方は、ぜひ無料相談で当校のサポート内容をご確認ください。