医学部合格者は、受験生の上位約7%の成績の者といわれています。
医学部の進学を目指しているけど、いつから対策したらよいのか、具体的にどのような対策をすればよいのかわからないという中学生も少なくないのではないでしょうか。
今回は中学生のうちから医学部合格を目指して計画的に勉強を始める重要性や、中学生の段階で習得しておきたい基礎学力、さらに効率的な学習習慣のポイントについて解説しています。
医学部合格に向けて中学生からの計画的な学習が役立ちます。今から少しずつ勉強習慣を身につけ、基礎を固めていきましょう。
目次
- ○ 医学部は中学生から目指すべきか
- ○ 医学部を目指す中学生の勉強法
- ・中学1年生は授業の理解が重要
- ・中学2年生から勉強を先取り
- ・中学3年生は医学部合格実績のある高校の入試対策
- ○ 中学生対象コースのある主な医学部予備校
- ・横浜予備校
- ・富士学院
- ・メディックトーマス
- ・野田クルゼ
- ・武田塾医進館
- ・メディカルフォレスト
- ○ 横浜予備校の中学生コース
- ・中高一貫校の中学生が対象
- ・特殊な学校教材に対応
- ・自学自習徹底コースは個別指導も
- ○ 医学部を目指すなら中学生から準備を
医学部は中学生から目指すべきか
中学生になったばかりだと大学受験は身近に感じにくく、中学生のうちから対策しなくてもよいのではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし、中学生の段階で医学部への進学を志しているなら、医学部の受験対策は中学生から始めることがおすすめです。
中学生から医学部受験を目指すメリットはいくつかあります。
まず、早い段階で医学部受験を意識することで基礎学力をしっかりと固め、勉強に対する意識を高めることができます。
例えば普段の授業を大切にしたり、予習・復習など自習時間を大切にしたりするようになるなど勉強に対する考え方も変わるでしょう。
また、中学生という早い段階から基礎固めを始めておくと、高校では無理なく応用学習に取り組むことができるため、高校生活を楽しむ余裕が生まれるというメリットもあります。
中学・高校は人格形成にとても大事な時期です。
中学生のうちから受験対策を始めると、部活や友人との時間を楽しむ余裕ができ、充実した学生生活と将来の医学部合格の両立が可能になります。
医学部を目指す中学生の勉強法
中学生の早い段階から受験を意識した勉強では、基礎固めが大切です。
医学部入試に必要な理系科目や英語だけではなく、全教科、満遍なく基礎をつけておく必要があります。
ここでは、医学部を目指す中学生にとってどのようなことに重きを置いて勉強に取り組めばよいのか、学年ごとの勉強法について解説します。
中学1年生は授業の理解が重要
中学生1年生では、毎日の授業をしっかり理解をすることが重要です。
特に数学の基本概念や英語の文法を確実に理解し、問題を自力で解けるようになることが目標です。
授業を受けたらそのままにせず、必ず復習をして理解を深めるようにしましょう。また、わからないところがあれば、すぐに確認することも大切です。
覚えなければならないことが増えますが、丸暗記ではなくしっかりと意味を理解しながら覚えることで記憶に定着しやすくなります。
特に中学生になって英語や数学は初めて学ぶ内容がほとんどなので、苦手意識を持ち始める生徒が増える傾向にあります。
中学1年生の段階で重点的に学習し、理解を深めて基礎を固めておくことが重要になってくるでしょう。
中学2年生から勉強を先取り
中学2年生の目標は、高校で役立つ土台を作ることです。
例えば、英語では中学範囲の単語や文法を早めに覚え、数学では方程式や関数を中心に先取り学習を進めましょう。
進学校では、中学の3年間で学習する内容を中学2年生のうちに網羅する学校も少なくありません。早ければ1年生の途中から勉強を先取りして学習を進めることもあります。
また、中学生で学ぶ内容は、高校で学ぶ内容の土台となります。
先取り学習を進めるなかでも、基礎固めにはしっかり力を入れ、わからない部分をなくすように学習することが大切です。
中学3年生は医学部合格実績のある高校の入試対策
中学3年生の目標は、医学部合格実績のある高校への入学です。
過去問を徹底分析して苦手分野を把握し、特に理系科目を重点的に対策することで、希望校合格の可能性を高めましょう
中高一貫の学校に通っている場合は、高校入試が必要ないため、毎日の予習・復習でしっかり基礎固めしながら、高校で学ぶ内容を先取りして勉強します。
医学部レベルを目指す生徒さんが多い中高一貫の中学校では中学3年生で数学や英語は高校1年生の勉強内容に入ることが多いです。
遅れをとらないように勉強をしていきましょう。
中学生対象コースのある主な医学部予備校
医学部進学の意志が固まっているなら、中学生のうちから医学部予備校を利用するのもおすすめです。
予備校のなかには、医学部受験に特化した医学部予備校が存在します。また、医学部進学を目指す中学生を対象としたコースをもつ医学部予備校もあります。
中学生から医学部予備校に通うメリットは、独学で勉強するよりも医学部受験を熟知している予備校のほうが、計画的・効率的に勉強をサポートしてもらえることです。
さらに、毎年変わる医学部受験の新しい情報を知ることができるのも大きなメリットです。
ここでは、中学生対象コースのある医学部予備校をいくつかご紹介します。
横浜予備校
中高一貫校に通う中学生に対応した個別指導コースがあります。
勉強を習慣化できるようなスケジューリングや授業内容を取り入れているため、学校の勉強でわからない部分をなくすことができるコースです。
また個別に指導することで、学校で習った内容を一人ひとりの習熟度に合わせて指導できるため、学校の成績を伸ばすことができます。
プロ講師の授業だけでなく、勉強のスケジュール管理も一緒に行っていきます。勉強のやり方、勉強習慣を身に付ける事もこの時期の中学生にとって非常に大事なことです。
先生と一緒に授業を復習する個別演習授業(ハマトレ)や生徒が先生に教えるハマプレなどユニークな指導法で勉強習慣をつけていきます。
また、アシスタントとして横浜市立大学をはじめとした医学部生が多数在籍しているので医学部の生の情報に触れる事が出来、モチベーションの維持にも役立ちます。
このコースを皮切りに横浜予備校で学んだ生徒は、医学部進学を果たしています。
学校の勉強になかなかついていけなくて勉強がつまらない生徒や、勉強させたいけどどうすればよいのか悩んでいるご家族の方は、学習法と環境が整っている横浜予備校の無料相談で一度ご相談ください。
富士学院
医学部進学を考えている中学生に対して、1対1の個別指導を行っています。
指導する講師は、富士学院の厳しい採用基準を突破した医学部受験のプロの講師のみを採用しています。
・苦手科目を作らない
・思考力を鍛える
・学力の向上と現役合格を目指す
上記の3つのポイントに注力して、一人ひとりに合わせた個別指導を行っている予備校です。
メディックトーマス
中学1年生から受講可能で、完全1対1個別指導の分野別講座があります。
医学部受験に精通しているプロの講師の指導をはじめ、現役医大生のアシスタント・チューターが学習をサポートしています。
苦手分野を集中的に受けられるため、苦手分野を克服しやすいのがポイントです。
個別指導のため、講師への質問もしやすく苦手分野は基礎から学び直すこともできます。
野田クルゼ
通学している中学校のカリキュラムに沿って、医学部合格に向けた学習指導と学業を両立させるためのサポート体制があります。
1科目から受講可能で、ほかの予備校や塾に通っている場合でも併用して通うことが可能です。
特に、理科は興味を持たせるところからはじめ基礎を固めるため、高校になると1科目ずつに分かれる化学・生物・物理への苦手意識を取り除けるでしょう。
武田塾医進館
中学生からでも入塾可能な武田塾医進館では、自学自習の徹底したサポート体制を整えています。
生徒の実力・志望校に合わせた参考書を使って個別学習カリキュラムを組み、学習は徹底管理されているのが特徴です。
参考書での自学自習で、わかるからできるようになるまで完璧にさせることで、効率的に成績を伸ばせるでしょう。
また、やりっぱなしにさせないように、勉強した範囲は宿題を出したりテストを実施したりして、理解度を確認します。
さらに、一人ひとり専用の机を用意し快適な学習環境の提供に力を入れています。
メディカルフォレスト
中学1年生から受講可能な個別指導クラスがあります。
授業の理解度や進捗状況に合わせて、柔軟で無駄のない目的に沿った個別カリキュラムを作ります。
また、生徒の性格に合わせた相性のよいプロの講師から教わることが可能です。
さらに、自習室は仕切りがある個別デスクでほかの生徒を気にせず勉強に集中できるように配慮されていて、集中力の持続や学習意欲を高めるための環境を提供しサポートしています。
横浜予備校の中学生コース
医学部を目指す中学生の勉強法のところで、中学生では各科目の基礎固めと先取り学習が重要であるとお伝えしました。
中高一貫の学校では先取り学習が行われているところがほとんどです。
しかし生徒のなかには、理解できないまま授業が進んでしまい授業についていけない、勉強しようにも何から手を付けてよいかわからないなどの悩みが出てくるかもしれません。
前述でも少し紹介しましたが、ここでは横浜予備校にある中学生を対象としたコースをより詳しく紹介します。
学校の授業の理解と、自学自習の習慣をつけたい生徒やご家族はぜひご検討ください。
中高一貫校の中学生が対象
横浜予備校にある中学生を対象としたコースは、中高一貫の学校に通う中学生に対応した完全個別指導です。
前述でも少し触れましたが、中高一貫の学校では先取り学習を取り入れているため、理解できないまま次々に授業が進んでしまい授業についていけなくなるかもしれません。
また、小学生にはなかった数学や英語など新しい科目も増え、苦手とする生徒も出てきます。
学校での授業の遅れを取り戻し、苦手分野を克服し、成績を伸ばすことができるコースです。
特殊な学校教材に対応
中高一貫コースでは、学校教材に沿って授業を行います。
特に体系数学や英語のニュートレジャー、プログレスはこの教材を扱い慣れている先生でないと効果的な授業を期待できません。
完全個別指導で一人ひとりの理解度に合わせて指導できるため、授業がわからないという悩みをなくすことが可能です。
また、自学自習徹底コースは、授業で学んだ内容を演習できる個別演習授業も設けているので、学んだ内容をさらに定着させることができるでしょう。
さらに、先生に前の週に習った内容を生徒が教えるプレゼン授業も用意されています。このプレゼン授業で授業で習った内容が完全に定着します。
さらに、自習時間に学校の宿題をサポートできる体制も整えているので、苦手な科目は講師と一緒に勉強できます。
自学自習徹底コースは個別指導も
中高一貫中学生の完全個別指導コースでは、自学自習の計画と管理を一緒に行う自学自習徹底コースを追加できます。
このコースでは、数学・英語・国語・理科・社会の全教科を対象にしている個別演習授業の参加が可能です。
また、強化したい科目があれば完全個別指導とは別に、1対1の個別指導の授業を追加で受けられるのもポイントです。
例えば、完全個別指導で英語を選択し、自学自習徹底コースの個別授業で数学や理科を選択できます。
医学部を目指すなら中学生から準備を
医学部合格には相当な勉強量が必要です。
そのため、中学生から医学部受験に向けて準備や対策を始めておくことはさまざまなメリットとなり、医学部合格を有利にすることができるでしょう。
そして、中学生から基礎学力を身に付け先取り学習をしておくことで、高校生活が充実したものになるでしょう。
ただし、一人で学習するには限度があります。医学部受験に力を入れている予備校を利用し、計画的かつ効率的に指導してもらい、勉強の習慣を付けるようにしましょう。
横浜予備校では、基礎学力の向上や先取り学習を通じて、充実した高校生活と大学受験の準備をしっかりと支援します。
中高一貫中学生完全個別指導コースと自学自習徹底コースでは、少人数制による丁寧な指導に加え、24時間LINE対応も行っており、お子様の疑問や不安をその都度解消できる安心のサポート体制が整っています。
もちろん、保護者様からのご相談も24時間受け付けていますのでいつでもお気軽にご相談いただけます。
横浜予備校は分かりやすい授業だけで勉強が出来るようになるとは考えていません。自習習慣をつけるために様々な仕掛けを用意しています。
生徒一人ひとりに寄り添い、医師を目指す早期の学習習慣を身につけることで、将来の医学部合格へ確かな基礎を築きます。
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