こんにちは!横浜予備校の佐藤です。本日は多くの意識の高い受験生が挑戦する英検準1級の対策をお伝えしたいと思います。
横浜の高校生が英検準1級に受かるための対策と、おすすめ問題集
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英検の準1級は「大学中級レベル」とされています。
つまり大学受験よりレベルは高い。だから準1級を持っていると、外国語の試験が加点されたり免除されたりするといったメリットもありますが、やはり何よりのメリットは、大学受験よりも一つ高いレベルを学習することで、受験英語を一つ上の高みから眺められるようになるということ。
今回は英検準1級に受かるために、それがどれくらい難しいのかということと、対策・勉強法についてご紹介いたします。ぜひ英語が好きだとか、得意にしたいという横浜の高校生は積極的に目指していきましょう。
■英検準1級の難易度や概要について
まずは英検準1級の難易度や問題形式についてご紹介します。
英検準1級の合格点や合格率
現在は「CSEスコア」という制度が導入されて、統計的手法を用いて配点が算出されるようになったため前もって受験者側がどれくらい正解したら合格するのかということははっきりは分からなくなっています。準1級は正答率が7割程度です。
参考:英検CSEスコアでの合否判定方法について|英検|公益財団法人日本英語検定協会
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/eiken-cse_admission.html
合格率についても2016年以降は発表されなくなりました。しかしそれまでが大体15%前後だったので、今もそのくらいと考えてよいでしょう。ただし、準1級は社会人や大学生がほとんどであり、しかもある程度英語に自信がある人が受験していることも考えると、高校生は苦戦を強いられることは間違いありません。
試験内容について
試験は2級や3級と同じように一次試験と二次試験に分かれています。一次試験でリーディング、リスニング、ライティングが問われ、二次試験でスピーキングの力が問われます。
一次の内容は、単語穴埋め問題が25問、長文読解の空欄補充が6問、内容一致が10問、ライティングが1問、リスニングが29問。単語はかなりレベルが上がっていますが、形式としては大学受験の英語とそれほど大きく違うということはありません。
二次試験ではスピーキングがあります。4コマ漫画が描かれたカードを渡され、それを1分黙読した後に漫画のストーリーを英語で説明します。それからストーリーについての質問が一題、漫画に関連あるトピックについて質問が1題です。
2016年のデータでは、高校生の二次試験の合格率は90%近く。一次試験を突破できれば、合格の可能性はかなり高いと言ってよいでしょう。
参考:
公益財団法人 日本英語検定協会|アンケート調査結果|
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2016/pdf/20160729_pressrelease_passrate.pdf
■英検準1級に高校生が受かるための対策
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高校生が英検の準1級に受かるために重要になってくるのは、何よりまず試験形式をしっかりと分析すること、単語力をつけること、それからリスニング対策です。
対策その1:過去問分析
【音声アプリ・ダウンロード付き】2019年度版 英検 準1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
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過去問をを大問ごとに解いていくことが最初の勉強になります。
いきなり高校生が準1級の問題を解けるわけがないので、解けなくても悲観する必要はありません。それよりもむしろ、「解けなかった問題が解けるようになるためにはどのような知識が必要か」をよく研究することが大事。大抵は単語がわからず解けなかったケースになるかと思いますが、その他にも「文法力が足りていない」とか「長文が難しい」など、よくチェックしてみると、これからやるべき勉強が見えてきます。
1回分に1週間から10日かけてもよいので、まずはしっかりと問題形式を把握しましょう。
対策その2:とにかく単語力の増強!
高校生が準1級に受かるために一番の壁となるのが単語です。試験に必要な単語は大体5000語程度、難関大学になると6000~7000語が必要とされています。そして準1級の場合は8000~8500語。つまり難関向けの単語を覚えても、あと1000語ぐらいの単語力が必要なのです。
大学受験の単語集がまだできていない人は、まずそちらから覚え、続いて準1級の単語集を使って増強していきます。おすすめは旺文社の「出る順パス単準1級」です。しっかり過去問を分析して、テストに出やすい順に覚えていくことができます。
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対策その3:リスニングの「先読み」技術
準1級のリスニングは大問が3つです。「会話の内容一致選択」「文の内容一致選択」、それから「どのような保険プランに入るべきか」など実際の生活であるような場面で適切な選択肢を選ぶ「Real-Life形式の内容一致選択」があります。
リスニングにおける大きなポイントは選択肢を先読みすることです。90分の筆記試験が終わると、自動的にリスニング試験に進んでいくのですが、問題冊子にはリスニング試験もまとめられています。ですので、筆記試験を少し早めに終わらせて、選択肢を読み先読みする戦略が有効です。過去問を繰り返して、時間配分などをよく考えておきましょう。
準1級のリスニングに慣れるためには、「英検分野別ターゲット 英検準1級リスニング問題 改訂版 (旺文社英検書)」がおすすめ。よく過去問を分析した大量の問題が収録されており、しっかりリスニング対策ができます。難関大学のリスニング、センター形式のリスニングにも応用が利く、優れた問題が多いのも特徴です。
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■まとめ
今回は横浜の高校生に向け、英検準1級に受かるための対策と勉強法についてご紹介しました。
高校生で準1級を持っていればAO入試といった推薦でかなり有利に働きます。たとえ推薦入試を利用しない場合でも、全受験生にとってキー科目である英語で他と差を付けられます。しかもたとえ落ちたとしても、準1級を目指して勉強した経験が大学受験で必ず生きます。
高校生が準1級を目指すことでリスクは基本的にありません。せっかく英語が得意なのですから、ぜひさらに高みを目指し、準1級のチャレンジを考えてみましょう。
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引用元:横浜の高校生が英検準1級に受かるための対策と、おすすめ問題集・・・
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