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中高一貫校のから推薦入試合格を目指すために中学でやるべきこととは!?
こんにちは!横浜予備校です。
最近では大学入試での『推薦入試』の人気が高まっていて、受験を希望する生徒さんも多くなってきています。
だからこそ推薦入試の倍率は年々高くなってきていて、希望する大学に推薦入試で入るためには、しっかりとした準備が必要になってきています。そして、中高一貫校に通っている中学生だからこそ、『推薦入試』に備えて準備できることがあるのです。
そこで今回は、 中高一貫校に通う中学生や保護者の方に向けて、「大学の推薦入試合格を目指すために中学生でやるべきこと」についてご紹介させていただきます。
大学の推薦入試とは
大学の推薦入試には、大きくわけて学校長の推薦は基本的には不要な(出願条件を満たしていれば出願できる)「総合型選抜」と推薦が必要な「学校推薦型選抜」の2種類があります。
次のような方法で選抜が行われます。
・小論文
・レポート
・口頭試問
・学科試験
・大学入学共通テストの受験や結果
1つの方法でよい場合もあれば、複数の方法を組み合わせる場合など、内容は大学によってさまざまになります。
中高一貫校の推薦入試の実績は!?
中高一貫校での大学の推薦入試ですが、その状況とは一体どのようなものになっているのでしょうか!?
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校と附属中学校
横浜市にある公立中高一貫校である、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校と附属中学校についてご紹介していきたいと思います。
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校の附属中学校は、2017年に開校しました。開校の際に入学した1期生は、2023年3月に大学受験を終了させています。
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校2023年度の実績
2023年度の実績では、一般入試で東京大学に4名と華々しい結果を残していますが、推薦入試においても、実は素晴らしい結果を残しています。
2023年度は、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校の2割以上の生徒が、推薦入試で大学に進学しているのです。
参考資料はコチラ
中高一貫校の中学生が中学生のうちにやっておくべきこと
中高一貫校生は附属の大学がある場合には、それだけで推薦入試には有利な環境になります。しかし、そのような場合であってもなくても、中高一貫校の中学生が中学生のうちにやっておくべきことには、次のようなものがあります。
情報収集しておく
推薦入試は、大学ごとに出願できる条件や準備する書類等が異なっています。中高一貫校の高校には進路指導室や進路指導の先生がいて、中学生でも利用や相談が可能な場合が多くなっています。
入試要綱は年度によって変更になることも多いので、出願する際には最新の情報を入手することが必須です。しかし、 中学生のうちから行きたい大学の情報を入手しておけば準備の内容が明確になり、本人のモチベーションアップにもつながります。
課外活動の実績をつくっておく
推薦入試の際の出願書類に記載できる課外活動等の実績は、高校に在学時のものとなります。中学校時代の実績が記載されることはありません。しかし、 中高一貫校では、中学生のときに課外活動の実績をつくっておけば、高校での実績につなげやすくなります。
中学生のときに生徒会を経験しておくと、高校生でも生徒会を続けやすくなります。また、部活動でも高校受験のために部活動を中断する必要がないので、高校進学時にも実力をキープできています。
やれることはすべてやっておこう!
これらのことを行えば、必ず大学の推薦入試に合格できるというワケではありません。しかし、有利な条件を複数持っていることで、推薦入試の合格に近づくことはできます。
ただし、あくまでも評定が高いことがもっとも有利になるということを忘れずに!高校に行ってもよい成績をとれるように、中学校の勉強を完璧なものにしておきましょう。
塾や予備校、進路指導の先生は力強い味方
「楽に大学に行ける!」というイメージのある推薦入試ですが、あくまでも、それまでに努力をしていることが前提になります。
毎回の定期テストでよい成績を収めて、評定を上げることはもちろんです。さらに、推薦入試を受験するためには、志願理由書の作成から開始して小論文や面接対策まで、やることがたくさん…
しかし、塾や予備校は推薦入試を目指す中高一貫校の中学生の強い味方です。
どんどん活用して今から準備を始め、来るべき大学入試の推薦入試で成功を収めましょう。