頑張る受験生・高校生に贈るハマヨビブログ

2019/09/06

【入試改革】受験生がスピーキングできない原因と対策を横浜予備校が考える

こんにちは!横浜予備校の佐藤です。今回はスピーキングについての勉強法をご紹介したいと思います。この記事が受験生のお役に立てれば幸いです。

【入試改革】受験生がスピーキングできない原因と対策を横浜予備校が考える

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あなたは2020年度から入試制度が変わることをご存じですか?

 

大きな変更点が、英語のスピーキング。民間の英語テストを利用し、英語を話す能力も測る点が加わりました。しかしこの点について、民間試験利用の中止を求めて署名が行われるなど、廃止を求める声も上がっています。

 

大学受験に英語の「話す」は本当に必要か?開始前に大混乱の英語教育改革 阿部公彦・東大教授に聞く WEDGE Infinity(ウェッジ)

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/16557

 

論点は主に「民間の試験を利用することによる不平等さ」、「スピーキングは果たして本当に必要か」という点です。

 

そこで横浜予備校は、「受験生がスピーキングができない原因」について考えてみます。横浜の高校2年生以下の人達や、英検などの受験を考えている高校生は、この記事でスピーキングのどこが難しいのかについてしっかり理解しておきましょう。

 

スピーキングができるために必要な力

スピーキングができるためには、以下の3つの力が必要です。

 

・英文を組み立てる力

・英文を「素早く」組み立てる力

・英文を発声する力

 

スピーキングができるために必要な力その1――英文を組み立てる力

スピーキングをする上で、まず英文が組み立てられなければはじまりません。表現したい日本語から、必要な英単語を見つけ出せる語彙力、それらの単語を適切に並べる文法力や構文力が必要です。

 

スピーキングができるために必要な力その2――英文を「素早く」組み立てる力

スピーキングができるためには、単に英文が組み立てられればいいというわけではなく、〝素早く〟頭の中で組み立てられなければいけません。ここがライティングとの違いです。

 

ちなみにCNNニュースや、TOEICなどで話されているスピードは、「1分間に150語程度」。このスピードに極力近くなければ、コミュニケーションが成立しません。

 

スピーキングができるために必要な力その3――英文を発声する力

さらに組み立てた英文を、意味が伝わるように発声する力も必要です。

 

「L」と「R」の違い、「TH」など、日本語にはない発音が英語にはあります。また日本語では一文字一文字をしっかり発音するのに対して、英語は単語のアクセントだけしっかり発音するといった違いもあります。そのような英語の発声に口が慣れている必要があります。

 

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日本の受験生がスピーキングができない原因は?

日本の受験生は上記3つの力のうち、どの力がもっとも足りていないのでしょうか?

 

受験生は、英文を組み立てる力と、発声する力はトレーニングしている。

「英文を組み立てる力」は、受験には英作文があり、文法、単語はしっかり勉強しているので問題ありません。

 

「発声する力」についても、もちろんネイティブのように滑らかに話すことはできないとはいえ、音読などを通じてそれなりに勉強します。「advice」が「i」にアクセントがあることや、「allow」が「アラウ」と発音することなども入試では頻出ですし、少なくともとりあえずのところ、基本はわかっています。

 

受験生は、素早く組み立てる力は、まったくトレーニングしていない。

まったくトレーニングしていないのは、2番目の「素早く英文を組み立てる力」です。受験の世界では「速読」という言葉はあっても「速筆」という言葉はありません。英文のアウトプットという面について、速さがまったく求められていないのです。

 

たとえば、今年(2019年)の京都大学の英作文を取り上げてみましょう。

 

平成31年度試験問題および出題意図等 京都大学 「問題Ⅲ」

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/admissions/undergrad/past_eq/documents/2019/H31_5M5_773034.pdf

 

日本語の文字数は220文字程度。日本語は、英語にすると大体半分の単語数になるので100語程度の英語です。実際河合塾の解答でもそれくらいの語数になっています。

 

参考:京都大学 前期 | 国公立大二次試験・私立大入試 解答速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾

https://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/honshi/19/k01-11a.pdf

 

そして京都大学の英作文にかける時間配分は、大体20分程度です。150点満点のうち英作分の配点が25点(16%)。試験時間が120分であることを考えて、16%ぐらいの20分で解くことを、大学側も期待していると言えます。

 

そしてすでに述べましたが、CNNやTOEICで100語程度ならば1分以内でアウトプットを終えます。

 

スピードが一番の原因

もちろん、ライティングとスピーキングは違います。

 

それに英作文とは「なかなか英訳しにくい」日本語であり、スピーキングで求められている英語よりもはるかに高度な日本語です。それに「書く」ことは「話す」ことよりも動作的な遅さもあります。

 

とはいえ「英文のアウトプット」という側面だけから見ると、ネイティブが1分弱で終える分量を、日本人は20分も時間をかけているのは遅過ぎでしょう。ゆっくりでもいいから英語がアウトプットできることを、重視し過ぎているのです。

 

 

受験生に一番効果的なスピーキング対策は、アウトプットのスピードを上げること。

 

以上から、「英語がわかっているのに話せない」という、多くの日本人の抱えているフラストレーションの原因は「発音」ではなく、「英文を組み立てるスピード」による要因の方が大きいと言えます。

 

「日本人は簡単な英語も話せない」とはよく言われますが、別にそんなことはありません。手を使って紙に書きながら「ネイティブの20倍くらい時間をかければ」いちおうかなり難しい内容でも話せる。

 

したがってスピーキングの対策は、この「20倍以上の落差」を埋めること。

 

スピードのトレーニングは積んでいなかったのですから、中学レベルの英語から「スピーディーな英訳」をする必要があります。三単現のsを付ける、疑問文を作るなど、ほとんどなにも考えずに英文にできるトレーニングが何よりも必要であり、何よりも効果的なのです。

 

まとめ

受験生がスピーキングができないのは、素早く英語に変換する訓練をしていないからです。

 

いわば数学で言えば、足し算を指を折って計算しているようなもの。「5+3」を指を折って、指の数を数えて、「8」と答えを出している状態です。実際「三単現のs」といった基本的なことでも、「いちいち頭で考えなくても自動的に付けてしまう」という状態にはなっていません。

 

つまり数学の「計算練習」に相当するような、知識の暗記というよりも、反復のトレーニングが不可欠です。

 

たとえば、中学の段階から一つの単元が終わるごとに、「日本語から、すばやく英語にする」という訓練も行うカリキュラムになっていれば、入試にスピーキングを加えるのも合理的ですが、現行の学校のカリキュラムで、スピーキング能力も要求するのは、少し受験生達には酷なことと言えるでしょう。

 

子供達は大人を信じて勉強してくれています。

 

今の子供達に将来本気で海外の人と渡り合ってもらいたいならば、この点の対策を講じてあげるべきです。

 

 

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