頑張る受験生・高校生に贈るハマヨビブログ

2019/01/18

聖マリアンナ大学医学部2018『数学』入試分析|横浜医学部予備校

2

 

現役の国立医大生に聖マリアンナ大学2018年度の実際の入試問題を解いてもらい、
各問題の率直な感想をもらい、問題分析をしてもらいました。
受験生の立場に非常に近い現役医大生の感想なので受験生の立場に近い感覚だと思います。
是非、参考にしてください。このコラムが受験生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

聖マリアンナ大学医学部2018『数学』入試分析|横浜医学部予備校

私大医学部の問題の入試分析と対策(2018年度、聖マリアンナ 数学)

 

※各教科に基準点があり、1科目でも基準点に満たない場合には、不合格となることがある。

入試基本情報

・3教科で400点満点

・偏差値は65程度

・大問にして4つ、小問にして15問

・第1問、第2問、第3問はマーク式、第4問は証明

・全体の難易度はやや易~難で、完答は難しいため解ける問題から確実に解いた方が得点は上がる

・単純な問題ではなく、複数の分野を理解していなければ解くのは難しいものが多い

・技能・知識はセンター試験レベルのものをはるかに超えている

 

以下、✩~✩✩✩で難易度を表します。

✩の数が増えるほど、難易度が高くなります。

 

 

第1問 

 

(1)✩✩ (2)✩✩ (3)✩✩

 

第1問は小問集合の形式をとっていました。問題文1つ1つが短く、与えられている情報がかなり少ないため、自身で式を展開し解き進められることができる数学力が必要だと考えられます。小問集合と言いながらもよく出てくる私立大学医学部の難易度ではなく、小問1つにも多くの分野の知識を要します。一方で、問題文の内容は比較的伝わりやすく単純明快な書き方でした。ですから、計算が難しくとも時間をかければ解ける受験生は多いと思われるのが第1問です。他の大問と比べて全体を通しての難易度は高くなく、数学が苦手な人が得点したい場合は第1問を大切にするといいと考えました。

 

対策としては、Focus Goldやチャートの青・赤などで基礎的な部分の理解を分野ごとに深めて、クリアなどのような様々な大学の過去問を解きなれていくことがいいと思います。もちろん、聖マリアンナ医科大学の過去問は解けるようにしておきましょう。複雑な計算式になるかもしれませんが、解き方はいたってシンプルですので一度模範解答を見て確認した後はまた解き直して問題への理解を深めましょう。

 

第2問

 

(1)✩ (2)✩✩ (3)✩✩ (4)✩✩

 

この大問は確率、数列、複素数などの複数の分野の理解が必要です。この問題の良いところは、書き出していけばいずれは答えにたどり着けるところです。第3問などと比べると時間をかければ正解できる可能性が高いです。書き出すのは非効率的なような気もしますが、テスト開始後に他の問題に目を通した際に、どの大問にならば時間をかけてもいいのか(すなわち、どの問題なら時間をかければ解けるのか)を基準に解く問題を選び、他に解ける問題が少ない場合は第2問に時間をかけましょう。ちなみに、個人的には他のどの大問よりも第2問が力づくで解けました。

対策としては、場合の数・確率の書き出し方です。計算で答えを導く場合はそれほど重要視しないのが書き出し方ですが、問題文が複雑であったり、どのようなルールがあるのかを理解するために具体的に数字を入れて書き出すこともあると思います。その際に、ご自身で何かルールを決めて書き出せているのかに注目してください。書き出す際に最も恐れることは、時間を割いて書き出したのにも関わらず書き出しにミスがあることです。個数が足りているか、多くはないかを確認することは難しいので、書き出し方のルールを決めて規則正しく書き出すことをあらかじめ注意しながら書き出すようにしましょう。

 

第3問

 

(1)✩ (2)✩✩✩ (3)✩✩✩ (4)✩✩✩

 

この大問は三角関数、ベクトル、微分などの分野を理解しておく必要があります。文章はシンプルですが、とにかく計算に注意が必要です。三角関数の計算を計算ミスなく解いて最後の答えを出さなくてはなりません。一方で、センター試験のような記述の仕方ですから、計算ミスがあった際には答えがうまく当てはまらなくなりますのでミスの発見にはつながりやすいです。解いたらまずは解答欄に当てはまるかどうかを確認してから次の小問に移るようにしましょう。個人的には最も得点しづらいように感じましたが、ベクトルや三角関数は得意不得意がわかれやすいので、個人差が大きく出る部分なのではないでしょうか。

対策としては、多くの入試問題を解く事です。学校のテキストなどにもなりやすい問題集を使っていると、分野ごとの理解を深める事にはなりますが、複数分野を組み合わせたような問題は解けないままです。それぞれの分野への理解を深めると同時に入試問題にも慣れておくようにしましょう。

 

第4問

 

(1)✩ (2)✩✩ (3)✩✩✩(4)✩✩✩

 

この問題は集合を主に使う問題で、集合は高校1年生で習っている分野です。この問題は、証明がメインのテーマとなりますので、比較的時間は必要な部分です。証明1つ1つは方向性が明示されていますので解き方を考えるというよりも、問題文の指示に対応できるかがカギとなります。他の部分と異なりマーク式ではないため、自身の言葉で説明できるかどうかが大切なポイントです。

 

証明を解く際の対策としては、ゴールへの道筋を明確にすることです。何を証明したいのかを忘れてしまう受験生が結構多いのです。テストの採点をしていると、証明をする目的、すなわちゴールを見失ってしまう受験生が多く、結局なんで証明を始めたのかを途中からそっちのけで違ったゴールを目指し始めます。「まさか」と思う人もいるかもしれませんが、本当に多いので注意してください。

 

 

2018年度の聖マリアンナ医科大学入試を、完璧に解ける人はかなり少ないように感じます。難易度も高く、解き方が複雑なものも多いですので、「自分はどの問題なら解けるのか」ということを見極めてから取り掛かることが望ましいです。時間をかけてでも確実に得点できるところから進めることで少しでも得点アップが望めます。もちろん、力づくで解いた問題(必要以上に時間をかけて地道に解いた問題)にはもっと簡単な解き方がある場合が多いので、解説をしっかりと読んで模範解答の方法でも解けるようにしておくことで、次からはより短時間で解けるようになります。大学ごとに頻出問題のパターンはバラバラですが、同じ大学であれば好んでいる解き方や分野はありますので、入試本番でも模範解答の解き方は役に立つ可能性は高いです。ぜひその視点で過去問を分析してください。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


住所:神奈川県横浜市中区花咲町1丁目18番地
第一測量桜木町ビル5F


TEL:045-250-3915


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2019/01/18

2018年度東海大学医学部『生物』の分析と対策|横浜医学部予備校

5

 

現役の国立医大生に東海大学医学部2018年度の実際の入試問題を解いてもらい、
各問題の率直な感想をもらい、問題分析をしてもらいました。
受験生の立場に非常に近い現役医大生の感想なので受験生の立場に近い感覚だと思います。
是非、参考にしてください。このコラムが受験生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

2018年度東海大学医学部『生物』の分析と対策|横浜医学部予備校

入試基本情報
・解答は計算結果や関係式を書くもの、選択肢付きの記号問題と様々
・大問にして5つ、小問にして39問
・全体の難易度は易~難で、他の受験科目と比べると、点数は比較的かせぎやすい

以下、✩~✩✩✩で難易度を表します。
✩の数が増えるほど、難易度が高くなります。

第1問 

(1)✩ (2)✩ (3)✩✩ (4)✩✩ (5)✩✩✩ (6)✩✩✩ (7)✩✩✩ (8)✩✩✩

この大問は、血液循環、左心室内圧―容量曲線をテーマにした問題で構成されていました。「…この問題、受験生に解けるの!?」というのが正直な感想です。といっても、この種類の問題に出会ったことがないわけではありません。しかし、この問題によく出会うようになったのは、私が大学に入学してから!高校生に解かせるのかと少し驚きました。入学後にはよく出会うようになりますので、今の内から解けるに越したことはないですが、必ず解けなければならないとは思いませんし、何なら他の大問から解いた方がいいのではないでしょうか。
対策としては、あまりたてられなさそうです。他にこの問題を取り扱っている学校も聞きませんし、問題集でも一回見たことがあるかな、という程度です。ですから、基礎の知識を確かなものにしておくこと以外に特にできることはなさそうです。さすがに、大学に入ってからの勉強を今しておいてほしいとは言いません、私なら他の分野を強化します。

第2問

(1)✩ (2)✩✩ (3)✩✩ (4)✩✩✩ (5)✩ (6)✩✩ (7)✩✩ (8)✩✩ (9)✩✩✩

この大問は、細胞分画法、ミトコンドリアの酸素消費実験をテーマにした問題で構成されていました。第1問と同様、これも中々に難しい問題ですね。しかし、まだこちらの方は模試や他の入試でも似たような内容を見たことがあるのではないでしょうか。実験問題を解くうえで重要なことは、「実験結果から考えられることとして、~」「実験結果は~」というように、基本は実験からわかったことのみから考えます。そこに不必要な知識はいりません、必要な結果から推察することです(知識は答えを推測するヒントにする程度です)。自分の知識よりも、実験結果から考えられることを優先しましょう。

第3問

(1)✩ (2)✩ (3)✩✩ (4)✩✩ (5)✩ (6)✩ (7)✩✩✩

この大問は、受精、卵割と体細胞分裂、DNA量の変化をテーマにした問題で構成されていました。この大問は第1問、第2問と比べると簡単に思えてきますね。プラナリアって、実は今後も皆さんは出会うと思います。大学の疾病系の講義でプラナリアが取り上げられることが少なくないのです。ということは、高校の時の基礎的な知識があるかを入試で問うているというようにも考えられるでしょう。
対策としては、資料集のようにまとまった図や表を頭に入れておくことです。増殖の仕方は多岐にわたりますから、表などでまとまっている方が整理して暗記しやすいと思います。

第4問

(1)✩ (2)✩ (3)✩✩ (4)✩✩✩ (5)✩✩✩ (6)✩✩✩ (7)✩✩✩

この大問は、減数分裂、SRY遺伝子、連鎖と組換え、集団遺伝をテーマにした問題で構成されていました。遺伝の分野は苦手な受験生が多いですね。その理由は、とにかくややこしいからでしょうか?独立や連鎖などにはじまり、「もうこの分野いや!」となってしまうのでしょうか。しかし、遺伝は生物選択者にとって強化すべきポイント。遺伝はよく出題されますので、苦手だからとスルーせずに強化してから入試に臨んでください。

第5問

(1)✩ (2)✩ (3)✩ (4)✩✩ (5)✩✩✩ (6)✩✩✩ (7)✩✩ (8)✩✩✩

この大問は、RNA干渉、血液凝固、遺伝子ノックダウン免疫をテーマにした問題で構成されていました。この大問も第1問や第2問に比べると難しくはありませんね。医学部らしい問題ともいえます。実験結果を第一に問題を解くことは変わらずに重要です。また、この大問はカタカナが苦手な受験生には辛いものかもしれません。カタカナだけやけに覚えられないという人には少し辛いですが、用語の意味を把握して細かい働きまで理解しておきましょう。また、これは受験生に勧めるわけではなく、受験までの期間がまだある方にお勧めしたいことなのですが、「働く細胞」などのように今では漫画で生体内の働きが学べますから、教科書や資料集だけでなく、自身が記憶しやすい教材の1つとして漫画を使うこともいけないことではありません。もちろん、これは勉強の一環ですので、ただ読んで「ああ面白かった!」で終わらないように注意してくださいね。漫画を使いながら血球の働きなどをまとめるくらいはしましょう。

2018年度の東海大学入試を、完璧に解ける人は受験生には少ないと思われます。しかし、合格最低点を見てみても、完璧に解ける必要はなさそうです。全体的に難易度は高いですから、生物で点数を稼ぐことは難しいかもしれません。しかし、それは受験生のほとんどにとって同じ条件ですから、皆さんができる限りの点数をとればいいだけなのです。「物理選択者は満点を取ることができるが、生物選択者は満点をとれない科目ともいわれています。つまり、物理は解ける人には解けるけれど、生物は満点がなかなか取れないような出題形式だということです。一つ一つとれるところからとることだけを考えて、得意分野からとりかかるようにしましょう!

そして、今回の過去問を解いてもらえればわかりますが、内容がなんとも医学部っぽくありませんでしたか?どこの学部においてもそうなのですが、大学入学後の勉強を意識した問題で構成されていることが多いのです。つまり、医学部受験者は人体の構造やホルモンについてはより重点的に学習しなければいけません。そのほかにも、臓器の役割や消化液の役割についても理解しておいてください。「医学部としてどのような視点が必要なのか?」ということを意識して、どの部分をより重点的に学習するかを決めておきましょう。医学部に合格するだけが目標ではありません、今から医学部生としての視点も大切にしてください!

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


住所:神奈川県横浜市中区花咲町1丁目18番地
第一測量桜木町ビル5F


TEL:045-250-3915


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2019/01/01

2018年度東海大学医学部『数学』の分析と対策|横浜医学部予備校

2018年度東海大学医学部『数学』の分析と対策|横浜医学部予備校

1

現役の国立医大生に東海大学医学部2018年度の実際の入試問題を解いてもらい、
各問題の率直な感想をもらい、問題分析をしてもらいました。
受験生の立場に非常に近い現役医大生の感想なので受験生の立場に近い感覚だと思います。
是非、参考にしてください。このコラムが受験生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

私大医学部の問題の入試分析と対策(2018年度、東海大学医学部 数学)

 

(2018年2月2日実施)

 

入試基本情報

・合格最低点/満点 82/300

・選択肢無しの穴埋め式

・大問にして3つ、小問にして13問

・全体の難易度は基礎~やや難で、かなり難しい問題というのは出ていない。

 

以下、✩~✩✩✩で難易度を表します。

✩の数が増えるほど、難易度が高くなります。

 

 

第1問

 

(1)✩

 

この小問は確率の問題で、その中でも条件付き確率に分類されるものです。この問題は問題文を正しく理解することが最も重要です。問題文がわかれば、後は条件付き確率の公式が頭に入っている状態ならすらすら解けるサービス問題です。計算にも時間はかからないので、この問題は確実にテンポよく解き進めていきましょう。

対策としては、問題文の指示をよく読み、情報を整理する力を日頃から鍛えることです。

 

(2)✩✩

 

曲線の長さを求める問題ですが、これは計算ミスをしやすい問題です。計算過程で多くの注意事項があり、知識を確実につけている状態でないと完璧に解くことが難しく感じられます。問題の内容は基礎的なものなので、知識や解き方さえ身についていれば時間はそれほどかからずに正解できます。

対策としては、積分の公式を正確に覚えておくことです。文字や記号が多い積分はおろそかになりがちですが、公式を覚えて自身の技術として使えるようになるまで定着させましょう。

 

(3)✩

 

素因数分解、整数問題に分類されるものですが、この問題は実にシンプルなものです。ただ、立式には発想力が必要なので、日頃から整数問題にも、しっかりと取り組んでいることが望ましいです。特殊な問題ではないので、日頃から問題集の章末問題にも取り組んでいれば、比較的解きやすい問題でした。

対策としては、とにかく諦めずに解くことが1番です。今回は必ず答えに辿りつく問題ですし、計算過程も複雑なものではありませんから、工夫する解き方が出てこなくとも、時間に余裕があれば解くことが重要です。

 

(4)✩

 

対数の問題です。問題の内容は難しくなく、問題文の情報を1つ1つ式にしていくことで、後は計算するのみになります。

対策としては、対数の扱い方に慣れておくことです。問題文から判別式を用いることは多くの受験者が分かることですが、計算過程でミスをすることが多い問題でしょう。その理由は、対数の和差積商と、底の扱い方が苦手な学生が多いからです。しかし、実際に解くのが難しいわけではありませんので、普段から対数の計算に慣れておくことで対応できます。対数の分野は公式が多いため、1つ1つを正確に覚えておくだけで、他の受験生との差がつきはじめます。基礎的な問題集には底eの計算問題があまり載っていない場合もあるので、新たに入試対策問題集などを活用しましょう。

 

 

第2問

 

(1)✩ (2)✩ (3)(ⅰ)✩✩ (ⅱ)✩✩✩

 

漸化式、場合の数の分野の問題です。この分野は難しいと感じる人が多いのですが、この問題の最も難しいところは、実は問題文の解読。問題を解くにも、まずこのゲームのルールが理解できず、何を問われているのかがわからない…という人が多いでしょう。

対策としては、文字の扱い方に慣れることです。問題文を理解するのに苦労するときには、文字に関する2つの工夫のどちらかを使ってみましょう。1つ目は、文字を数字に変える方法です。問題文に出ている文字の数が多く、理解が困難な場合です。この場合には、文字に適切であろう数字を入れて、具体的な数値にすることです。そうすることで、隠された法則が見えることがあります。2つ目は、答えに辿りつくために数字に文字を当てはめる方法です。この方法で見えてくる法則もあるのです。問題文がわからない時には様々な方法を試し、とにかく手を動かし続けて自分が理解できるためのあらゆる方法を試してみてください。

 

 

第3問

 

(1)✩ (2)✩ (3)✩ (4)✩✩ (5)✩✩✩ (6)✩✩✩

 

この問題で主に使うのは、ド・モアブルの定理と関数の極限です。(1)、(2)は時間さえかければ解ける問題ですから、出来る限り解いておきたいところ。(3)はド・モアブルの定理を勉強し多くの問題を解いているとわかるように、頻出問題ですね。つまり、勉強してきたかどうかが鍵になりますから、言い換えれば時間をかけて何とか解こうとしても解けない問題です。(4)以降は、それまでに解いた問題の答えを利用して解く問題ですから、(1)以降の問題がミスなく解けているかが重要になります。

対策としては、入試問題集を購入するなど、入試問題に触れる機会を作ることが重要です。定理が難しいものほど学校で使う参考書(白チャート・黄チャートなど)では、知識の定着度を確認するのにはいいのですが、実際に入試問題(しかも医学部)を解くには不十分なのです。最後の問題ということもあり、これは難問。私立の入試問題だけを集めたものが売っていますから、それを購入して普段から複雑な解いておきましょう。また、普段から解く過程を大切にしてください。入試本番は解ければどのような解き方でも構いませんが、普段は解き方も大切にすることで正しい解き方を知ることができます。模範解答は最短ルートで、かつ確実な方法ですから、良く理解しておきましょう。

 

 

 

2018年度の東海大学入試を、完璧に解ける人は受験生には少ないと思われます。しかし、合格最低点を見てみても、完璧に解ける必要はなさそうです。とにかく普段から基礎的なことを繰り返し、応用問題を解ける程度にはしておきましょう。入試問題らしいものは数問ですから、テスト開始直後に問題全体を見て、自分が解ける問題はどれなのかをきちんと判断して、解ける問題から解くことが重要になる大学です。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


住所:神奈川県横浜市中区花咲町1丁目18番地
第一測量桜木町ビル5F


TEL:045-250-3915


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2019/01/01

2018年度東海大学医学部『物理』の分析と対策|横浜医学部予備校

2018年度東海大学医学部『物理』の分析と対策|横浜医学部予備校

3

現役の国立医大生に東海大学医学部2018年度の実際の入試問題を解いてもらい、
各問題の率直な感想をもらい、問題分析をしてもらいました。
受験生の立場に非常に近い現役医大生の感想なので受験生の立場に近い感覚だと思います。
是非、参考にしてください。このコラムが受験生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

私大医学部の問題の入試分析と対策(2018年度、東海大学医学部 物理)

 

(2018年2月2日実施)

入試基本情報

・解答は計算結果や関係式を書くもの、選択肢付きの記号問題と様々

・大問にして4つ、小問にして20問

・全体の難易度はやや難~難で、他の受験科目と比べると、点数を稼ぐのは難しい教科となっている

 

以下、✩~✩✩✩で難易度を表します。

✩の数が増えるほど、難易度が高くなります。

 

 

第1問 (1)✩ (2)✩ (3)✩ (4)✩✩ (5)✩✩

 

 この問題は電磁気の分野です。問題自体は難しくはないのですが、使う公式がとても多いだけでなく、計算の量がとても多く、ミスが目立ちやすい、かつ、ミスがあるとドミノ倒し形式で答えを間違えてしまうのです。情報を正しく整理し、正確に覚えた公式を使いながら計算ミスに充分に注意しながら取り組むことで、完答できる可能性はあがります。

 対策としては、普段問題を解くときから計算ミスに気を付け、自己採点の時にも、自分がミスしやすいのはどのような部分なのかを知っておくことです。人によってミスしやすい部分は違いますから、小数点なのか・有効数字なのか・√つきの計算なのか、など自身の苦手を把握しておきましょう。また、基礎的な部分の知識が足りず計算が合わないこともありますので、ミスしたときには、本当の計算ミスなのか決定的に知識がないことが原因なのかを確認しておきましょう。

基礎的な部分の知識が足りていない例

・公式を正しく覚えていない。

・有効数字で四捨五入した値を、次からも使い続けている。

 解答用紙には有効数字を使って答えますが、それ以降に計算する時には有効数字にする前の値を使います。

 

第2問(1)✩ (2)✩✩ (3)✩✩ (4)✩✩ (5)✩✩✩

 

万有引力、ドップラー効果の問題です。問題の前半から難しい大問でした。(5)は厳密にいえば問題として成り立っていないようですが、時にはそのような問題も入試で出てくるのが現実。しかし、その場でその間違いを見つけて監督者にきくことは中々できず、そもそも監督者は問題作成者でもないため、問題が間違っていたとしても、解答時間内は出題者の意図をくみながら解答するしかないことがほとんどです。さて、この問題の難しいところですが、それは情報の整理です。解答には多くの文字を使う必要があり、それらが何を表しているのかを整理しながら解き進める必要があります。

対策としては、文字を多く使う計算に慣れておくことです。問題を選ぶ際には、出来るだけ多くの文字で公式をたくさん用いるものの方が良い練習になります。整理するときには、自分だけのルールを決めておくといいですね。例えば、私は以下のように情報を整理します。

 物体A       物体B

速度:Va      速度:Vb

時間:t       時間:t

質量:ma      質量:mb

のように、物体ごとに、項目を書いて整理してから計算にうつります。人によって情報の書き方は違いますから、これが正解というわけではないですので、参考までに使ってみてください。

 

第3問(1)✩ (2)✩✩ (3)✩✩ (4)✩✩✩ (5)✩✩✩

 

 これは電子波の干渉に関する問題です。難易度は他の問題よりも高め。ですから、テスト開始後に問題全体に目を通したのなら、後回しにする学生が多いのではないでしょうか。物理の知識から数学の知識までフル活用してようやく解ける問題です。合格最低点から見ても、この問題は必ず解けなければならない問題というわけではないように個人的には思いました。特に(4)以降は中々手強く、発想力・計算力・情報処理能力すべてが試されている問題でした。

 対策としては、知識を引き出す練習をすることです。学校で使うような問題集は、それぞれの問題が分野ごとで分かれており、使う知識も限られています。多くの分野の知識を使わなければ解けないというのは入試問題の特徴でもありますので、できればどの分野の知識を使うかわからない・複合的な知識を使う問題を解くように普段からこころがけることが、今回のような問題では重要です。

 

第4問(1)✩ (2)✩ (3)✩✩ (4)✩✩ (5)✩✩

 

  これは波動(平面波)の問題です。正しい解き方をすれば、時間はかからない大問です。できるだけ早く解いて大問2や大問3に時間を割いた方がいいでしょう。選択肢から選んで答える形式ですので、どうしても解けないと感じたさいには、悩まずに答えをササッと決めて時短を狙いましょう。公式に値を当てはまるだけでグッと答えに近づく問題もありますので、ぜひご自身が解ける問題から手を付けましょう。この問題の難しいところは、問題の設定です。図入りでわかりやすく解説しようとしてくれているのですが、「よく見る状況設定だな」とはならないので、入試問題特有の問題だと思われます。

  対策としては、状況を把握する能力を鍛えることです。問題集でよく見る問題は、状況を理解するのが簡単ですが、入試問題らしい問題というのは状況設定が初めて見るような珍しいものばかり(実際、入試で難しいと言われる問題のほとんどは状況を理解するのが難しいだけなのです)。いわゆる初見の状況にも対応できるようになるためには、様々な大学の入試問題を集めた問題集で練習するのが一番の近道です。もちろん、学校で使うような問題集の内容である基礎ができている上で入試問題が解けるようになるので、基礎をおろそかにはしないでくださいね。

 

 

 

 東海大学医学部の物理は入試問題らしいものが多く、基礎的な知識だけでは足りずに、知識を「使える技術」として定着させていることが必須事項です。しかし、中には比較的解きやすい問題もありますので、テスト開始直後に問題全体を見て、自分が解ける問題はどれなのかをきちんと判断して、解ける問題から解くことが重要になります。

  全体的に難易度は高いですから、これで点数を稼ぐことは難しいかもしれません。しかし、それは受験生のほとんどにとって同じ条件ですから、皆さんができる限りの点数をとればいいだけなのです。医学部受験者の多くは、入学後のことを考慮して生物選択も多いですが、彼らとは違って物理選択者は1つ1つの計算ミスが大きな点数差になります。(1)、(2)などは簡単な問題ですが、それを計算ミスなく解けることが重要な課題です。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


住所:神奈川県横浜市中区花咲町1丁目18番地
第一測量桜木町ビル5F


TEL:045-250-3915


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2019/01/01

2018年度東海大学医学部『化学』の分析と対策|横浜医学部予備校

2018年度東海大学医学部『化学』の分析と対策|横浜医学部予備校

4

現役の国立医大生に東海大学医学部2018年度の実際の入試問題を解いてもらい、
各問題の率直な感想をもらい、問題分析をしてもらいました。
受験生の立場に非常に近い現役医大生の感想なので受験生の立場に近い感覚だと思います。
是非、参考にしてください。このコラムが受験生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

私大医学部の問題の入試分析と対策(2018年度、東海大学医学部 化学)

 

(2018年2月2日実施)

入試基本情報

・内容はセンター試験の延長上のような簡単なものが比較的多く、得点しやすい科目といえる。

・大問にして5つ、小問にして25問

・全体の難易度は易~やや難で、他の受験科目と比べると、点数を稼ぎやすい教科となっている。

 

以下、✩~✩✩✩で難易度を表します。

✩の数が増えるほど、難易度が高くなります。

 

 

第1問(1)✩ (2)✩✩ (3)✩ (4)✩ (5)✩

 

全体的に簡単な知識を問う大問でした。基本的にはセンター試験によく似た内容であることからも、模擬試験などでも頻出であるため、この大問はできる限り得点したいところです。センター試験過去問やマーク式(選択肢式)の問題をよく解いている人にとっては簡単な内容でしょう。ただ、内容は簡単でも問い方が少しややこしいので、問題の読み取りミスに注意して取り組んでみましょう。この分野が苦手な人は、他の人に差をつけられてしまいやすいので、しっかりと整理して知識にすることで、比較的すぐに得点につながります(有機化学などと比べて、覚えることがメインになるので覚えたらすぐに点数につながります)。

 

第2問(1)✩ (2)✩ (3)✩ (4)✩ (5)✩✩

 

これもセンター試験に出やすい、反応熱を問うような内容です。計算は少しややこしいですが、よく見かける問題なので難易度としては低めだと判断しています。ただ、知識を問うだけのものではないので、解き方が分かったうえで正しく解くことが重要になりますので、その点を頭に入れたうえで丁寧に解きましょう。特に(1)は必ずと言っていいほど解けてほしい問題です(今解けていなければならないのではなく、本番までには解けていてほしい問題だということです)。この大問のややこしいところは、答えを出すためにいくつもの式を組み合わせなければならないところです。この分野が苦手な人は、重点的に計算問題を解くだけでコツをつかめますので、ぜひ重点的に復習しておきましょう。こちらもセンター試験に出やすいので、過去問や問題集にいくつも掲載されていますよ。(3)のような平衡状態の変化の条件については、よく出題されますので、どうして正反応の方向に進むのか、反対方向に進むのかは理論から理解しておくことを強くお勧めします。

 

第3問(1)✩ (2)✩ (3)✩ (4)✩✩ (5)✩✩

 

溶解度積・酸化還元滴定をテーマにした大問です。これは国公立大学の二次試験や私立大学の過去問でもよく見かけます。解き方は簡単なのですが、計算ミスがあると得点にはつながり辛いです。この分野を苦手とする学生は多いのですが、解き方がいくつもあるわけではなく、定石どおりに解き進めることで答えにはたどり着きますので、応用力よりも定石通りに解くという技術を身につけましょう。対策さえすれば得点は難しくはありませんので、十分な対策をしておいてください。溶解度積の問題は基礎から発展までありますので、幅広く取り組んでおいた方がいいです。ただし、溶解度積はいきなり難易度の高いものに取り組んでも得られるものが少ないです(そもそも解けずに何をしているのかもわからないことになります)。ですから、まずは簡単なものに取り組んでいただき基礎の部分を理解してから徐々にステップアップすることが重要だと考えます。

 

第4問(1)✩✩ (2)✩✩ (3-1)✩✩✩ (3-2)✩✩✩ (4)✩✩

 

糖類の問題で、得意不得意がはっきりしてくる分野です。その原因として、この分野は教科書でも後半にでてくるもので、学習した時期が遅いと対策が不十分な状態であることが挙げられます。難易度は高くはありませんが、対策を十分にしていないとかなり苦しい大問になることが予想されます。合格点からしてもすべての大問で得点しなければならないということはないので、自身の向き不向きも考慮して、時間配分に注意してください。同じような名前ばかりが出てきて混乱しやすいことは間違いありませんが、一つ一つの性質を丁寧に覚えておくことで、問題文の読解は簡単になります。

 

第5問(1-1)✩ (1-2)✩ (2)✩ (3)✩✩ (4)✩✩✩

 

この大問はセンター試験でも出てくるような簡単なものから難しいものまで幅広い大問でした。いわゆる小問集合の形式でした。(1-1)(1-2)(2)は特に頻出問題であるため、解き方や理論を丁寧に理解しておきましょう。(2)は様々な学校の入試に、そしてセンター試験に出やすいので解ける人も多いですから、ここで他の人に差をつけられてしまわないように注意しましょう。ただ、(3)(4)はわからない時には時間をかけても答えにはたどり着くとは限らないので、「これだ」と思うものを選んで、解き方は簡単で計算ミスをしやすい問題に時間に割く方が賢明かもしれませんので、自分の得意不得意を考慮して、第5問にどの程度の時間を割けばいいのかを考えてから取り組みましょう。

 

 化学は基本的には比較的解きやすい問題で構成されています。問題数が多いので、テスト開始直後に問題全体を見て、自分が解ける問題はどれなのかをきちんと判断して、解ける問題から解くことが重要になります。

 化学は全体的に見てそこまでの難易度ではありませんが、プライドが邪魔をして「すべての問題を解いてみせる」なんてすると大変な結果を招きかねないものがあります。それぞれの大問の(1)、(2)などを確実に取れるようにして、得意分野をあらかじめつくっておくことが勝利への近道です。化学は得意不得意の分野がはっきりしている人が多いので、自分が自信をもって「ここでは点数がとれる!」という分野を2、3つは決めておいて、その大問から解き始めた方が、時間が足りなくてとれたはずの点数を失うことが少なくなりますよ。化学は大学でも使います、ぜひ受験の機会によく理解しておきましょう。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


住所:神奈川県横浜市中区花咲町1丁目18番地
第一測量桜木町ビル5F


TEL:045-250-3915


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

横浜にある第一志望合格が目指せる個別サポートの予備校よりお知らせのご案内です

What’s Newコーナーでは、横浜の進学塾である横浜予備校の最新情報のご案内をしております。コースのご紹介や生徒募集のご案内、大学受験に向けた校内の様子、受験生に役立つ勉強法などをご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。
当校は予備校でありながら集団授業ではなく、個別指導や極少人数指導を基本としております。周囲の雑音が気にならない完全個室でのマンツーマン指導や、最大4名までのプロ講師の目が行き届く授業、オリジナルの学習教材、徹底した学習管理で、手が届かないとおもっていた第一志望にも合格を果たせます。

What's New

What's New お知らせ一覧はこちら

夢をあきらめない横浜予備校

アドバイス・個別相談
コンタクト・お問合せ

tel. 045-250-3915(10:00~22:00 年中無休)

fax. 045-250-3916(24hOK!)

E-mail yokohamayobikou@gmail.com

〒231-0063
神奈川県横浜市中区花咲町1丁目18番地
第一測量桜木町ビル5F

地下鉄桜木町駅 徒歩1分 / JR桜木町駅 徒歩3分

アクセス・桜木町駅徒歩1分・詳しい地図はこちらから

定員4名の"極"少人数クラス!
医学部・難関大受験特化型予備校
横浜予備校(受験をフルサポートする塾)

理念・誕生秘話

受験合格体験記(医学部など)

夢をつかんだ生徒たち・合格体験記はこちら

寮のご案内

寮の相談&お問合せはこちら

メディア掲載紹介

メディア掲載紹介はこちら

公式キャラクター紹介

公式キャラクター・ゆめちゃんの紹介ページ


ページトップへ戻る