医学部は6年制で、学部生であっても忙しいという話を聞いたことがある方も多いでしょう。
ただし、医学生でないと実情がわかりにくく、忙しさを具体的に想像するのは難しいかもしれません。
実際、医学部に入学後も授業量や試験、実習などに追われ、多忙な日々を過ごします。
受験後も受験期と同等、またはそれ以上の勉強量が必要となるため、時間管理や効率的な学習、ストレス解消が欠かせません。
この記事では、医学生の1日の過ごし方や忙しさについて解説します。
「これから医学部を目指すけれど、どれだけ忙しいのか不安」「医学部に入ってからのイメージを持っておきたい」という受験生や保護者の方の参考になれば幸いです。
目次
医学部はなぜ忙しいと言われているのか

医学部が忙しいといわれる理由は複数ありますが、主な理由は次の3点が挙げられます。
・他学部と異なる授業量
・テストが多い
・実習が大変
4年制の他学部のような大学生活を想像していると、入学後にギャップを感じて戸惑うこともあります。
他学部との違いに焦点を当てながら解説します。
他学部と異なる授業量
医学部は必修単位が多く、1〜5限まで授業が詰まっていることがほとんどです。
そのため、他学部と比べて授業選択の自由度が低く、空きコマもほとんどありません。
また、課題の多さや単位を落とすと留年につながるケースが多いため、勉強に対するプレッシャーが強い環境といえるでしょう。
テストが多い
履修科目が多いため、医学部は他学部と比べてテストも多いです。
病名や治療薬など暗記量も多いうえ、定期試験以外の試験もあるため、常に勉強を続けなければならない環境です。
また、必修科目の場合は単位を落とすと留年につながるため、テストの重要性も他学部よりも高いといえるでしょう。
実習が大変
医学部と他学部の大きな違いとして、実習の比率が挙げられるでしょう。
医学部の場合は1年生から実習があり、5〜6年生になると実習がメインになります。
実際に患者さんに接する機会も多く、ミスが許されない環境のなかで精神的・肉体的に負担を感じることもあります。
学年ごとの忙しさ

医学部は忙しい学部ですが、その内容や理由は学年によって異なります。
あらかじめ1〜6年生までのスケジュールを把握しておくことで、入学後のギャップを小さくできるでしょう。
この章では1〜2年と2〜4年、5年、6年に分けて解説します。
医学生は他学部と比べ、勉強量が多く忙しい傾向があります。
ただし、医学部入試は大学入試のなかでも難関とされており、まずは合格することが大切です。
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1~2年
1〜2年では、主に座学で医療の基礎知識について学びます。
1年生は医学の基礎知識に加え、人文科学系や社会科学系の分野も学びます。
医師として必要なコミュニケーション能力を養い、法や社会の仕組みを理解することが目的です。
2年生になると解剖学や生理学、薬理学など医療分野の学習が増えていきます。
1年生と比べて学習の難易度も高くなるため、勉強が不足すると留年の可能性も高まります。
1〜2年生でも早期臨床体験実習が設けられており、1〜2週間ほどの実習参加が必要です。
2~4年

3年生までに基礎医学を学び終え、以降は臨床医学の学習に移るのが一般的です。
3〜4年生までは外国語の教科を設けている大学も多く、医学の勉強だけでなくバランスよく学習計画を立てる必要があります。
4年生になると医師として診断に必要な知識や技術を修得することが求められます。
大学病院の医師が講義を担当することも多く、より現場に近い知識や技術を学べると同時に医師としての働き方のイメージがつきやすくなるでしょう。
大学によっては、4年生から臨床実習が始まる場合もあります。
臨床実習を開始する前までに共用試験に合格する必要があるため、早い段階で対策をしておくとよいでしょう。
5年
5年生になると臨床実習が本格化します。
数名の医学生でグループを組み、大学の附属病院や協力病院にて1年かけて全診療科で実習を行います。
実習では、患者さんや医療従事者との関わりを通じてコミュニケーション力を養うことも目的の一つです。
臨床実習修了後はPost-CC OSCEを受験する必要があるほか、6年生で受験する医師国家試験に向けた勉強も開始しておく必要があります。
また、卒業後の進路について、研修先などの検討を始めておくとよいでしょう。
6年
6年生も5年生に続いて臨床実習を行います。
大学内の卒業試験対策と同時に卒業を見越して、医師国家試験の対策も本格化します。
また、医学生にとっての就職活動にあたるマッチングも重要です。
マッチングとは、医学生が行きたい病院を選ぶと同時に、病院側も欲しい学生を選ぶ制度です。
希望の病院だけでなく、複数の候補を検討しておくとよいでしょう。
4年生頃から見学や説明会への参加をしておくことが望ましいですが、6年生の夏頃に活動が本格化し秋頃に結果が出るスケジュールです。
6年生は臨床実習に加え、今後のキャリアを左右する重要な時期を迎えます。
まさに6年間の集大成となる1年といえるでしょう。
1日の過ごし方

医学生の忙しさは大学での勉強や研修にとどまりません。
帰宅後も予習や復習、試験勉強など、やるべきことは多岐にわたります。
平日だけでなく、休日の過ごし方についても解説します。
平日
学年によって異なるものの、9:00〜17:00頃までは講義や実習などで大学や実習先で過ごします。
他学部と異なり、空きコマがほぼないため自由時間が限られているのが特徴です。
講義や実習が終わった後に、部活動やアルバイトに向かう学生もいます。
忙しい印象の強い医学生ですが、全体の約48.8%がアルバイトを経験していることがわかっています。
大学生全体でアルバイトの経験がある割合は71.1%のため、他学部と比較するとやや少ない傾向です。
また、図書館や自宅での自習時間も欠かせません。
試験の有無に関わらず、毎日1時間半〜2時間ほどの自習時間の確保が必要です。
予習や復習、授業で出された課題、実習レポートなど自習時間に取り組むべき課題は多岐にわたります。
授業時間も長く、部活動や課題など、やるべきことが多いためスケジュール管理と規則正しい生活を心がけることが重要です。
休日

忙しい医学生であっても、試験が近くない休日は、ゆっくり休むことも可能です。
アクティブな学生は、部活や趣味に打ち込む方もいるでしょう。
もちろん、平日に終わらなかった課題を済ませたり、自習をしたりする学生もいます。
試験前になると学年によっては1日6時間以上の勉強が必要です。
Post-CC OSCEや医師国家試験はもちろん、1〜2年生の場合は座学中心のため試験が多く、対策に時間がかかります。
場合によっては10時間近く勉強する日もあります。
試験直前では対策しきれない場合もあるため、日々の積み重ねが大切です。
試験直前に慌てないためにも、平日の空き時間や休日も有効活用する必要があります。
試験がしばらくない時は
医学生にも、臨床実習期間を除けば長期休暇があります。
夏休みや春休みは1〜2ヶ月、冬休みも数週間の休みが設けられています。
そのため、趣味に打ち込んだり、アルバイトをしたりできるでしょう。
また、長期休暇には、旅行や自動車免許の取得など、普段できない活動をするのもおすすめです。
まとまった時間があるため、早めに医師国家試験の対策をしたり、病院見学に行ったり、海外の実習に参加する方もいます。
大学受験の際に正しい勉強方法を身につけておくと、医学部に合格してからも効率的に勉強を進めることができるでしょう。
横浜予備校では、少人数制を採用しているため、生徒一人ひとりにあわせた対策を提示可能です。
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医学部の忙しさを乗り越えるコツ

勉強や研修など多忙な医学生ですが、6年間の学生生活を乗り越えるためにはいくつかの工夫が必要です。
特に以下の3点に気をつけるとよいでしょう。
・効果的なストレス発散
・効率的な学習方法
・仲間や先輩と支え合う
大学受験でも必要な工夫やスキルであるため、これから医学部受験を目指す方も参考にするとよいでしょう。
効果的なストレス発散
医学生は忙しい日々のなかで勉強を続ける必要があり、ストレスが溜まりやすい傾向にあります。
そのため、効果的なストレス発散方法を一つ持っておくとよいでしょう。
軽い運動や創作活動など、自分に合った方法を見つけるのがおすすめです。
効率的な学習方法
学習方法を見直すことも重要です。
やみくもに勉強しても時間がかかるばかりで成果につながらないでしょう。
医学生は勉強量が多いため、効率的な学習方法を身につけることで勉強時間を有効に活用できます。
仲間や先輩と支え合う
ストレス発散や効率化と並んで重要なのが、同級生や先輩との協力です。
テストが多いなかでも同級生と一緒に勉強したり、先輩から過去問を譲り受けたりと協力し合うことで、負担を少しでも減らすことができるでしょう。
6年間の医学部生活を送るために

大学受験が終わっても、医学生は学び続ける日々を送ります。
さらに、勉強以外にも実習があり、多忙な毎日が続きます。
大学受験で培ったスケジュール管理や学習効率化の工夫を活かし、6年間を計画的に乗り越えましょう。
もちろん、合格後のイメージを持つことも大切ですが、まずは難関といわれる医学部に合格することが重要です。
医学部6年間の流れを理解したうえで、できるだけ早めに受験対策を開始するのがおすすめです。
医学部受験では、学力だけでなく体力やメンタルの維持も重要です。
必要に応じて医学部受験に詳しい専門家の力を借りましょう。
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また、面接や小論文など医学部特有の対策にも専門のスタッフが対応しており、少人数制のため疑問点をすぐに解消できる環境が整っています。
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これまでにも、横浜予備校の無料相談をきっかけに入塾された方々が難関大学に合格した実績があります。
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