受験勉強をするときに、朝と夜どちらの時間が効率よく勉強できるか悩まれる方はたくさんいます。
これは人によって違い、自身に合った時間帯で勉強することがおすすめです。
朝と夜どちらの時間に勉強しても、それぞれメリットやデメリットがあるので、その時間帯の自身の調子やモチベーションも踏まえて決定していくとよいでしょう。
ここでは朝と夜どちらの時間で勉強するのが効率的なのか、メリットやデメリット、勉強時間と集中力の関係性などについて詳しく紹介していきます。
勉強する時間帯に悩まれている方は参考にしてみてください。
目次
勉強時間と集中力の関係を知ろう

勉強時間と集中力は1日の時間帯によって変化します。
起きて2~3時間は脳がリフレッシュされて、思考力や判断力が高まりやすいです。
一方、昼食後は消化運動のため胃に血流が集まりやすく、眠気や集中力低下を引き起こす可能性があります。
夜は1日の最後ということもあり、疲労が溜まりやすい時間帯ではありますが、適度に休憩を挟むことで作業効率をあげられます。
このように時間帯によって集中力の傾向が変化することを把握し、どの時間帯にどのような勉強を行うか考えることで学習の効果を高めることが可能です。
朝は脳のゴールデンタイム
朝は1日のなかで脳が冴えている時間帯です。
特に起床してから2~3時間は睡眠によって脳がリフレッシュし、疲労が蓄積されていない状態になります。
この時間帯は脳のゴールデンタイムとされており、本来の力を発揮し、集中して物事に取り組むことが可能です。
おすすめの勉強内容は復習や読書、文章作成などの知的作業を行うと効率が高まります。
ドーパミン

ドーパミンは意欲と快楽に関わる脳内物質です。
集中力や意欲を高める効果があり、新しい刺激や小さな成功体験、目標の達成などにより分泌されます。
前頭葉の活動を促進させるため、計画を立ててやることを決めることで、自分のすべきことに集中しやすくなります。
また海馬の記憶形成プロセスにも関与しており、学習した内容を長期記憶へ定着させることも可能です。
アドレナリン
アドレナリンは集中力と運動能力に関わる脳内物質です。
交感神経が優位になる興奮状態のときに出やすいため、自分が興奮する環境を意識すると分泌を促せるでしょう。
例として、カフェインをとる・大声をあげる・好きなもののことを考えるなどが挙げられます。
アドレナリンが分泌されすぎると、興奮状態が続きリラックスできないため、疲労やストレスが溜まることがあります。
その場合は適度に休憩をとることで、ノルアドレナリンを分泌させるとバランスよく機能するのでおすすめです。
朝に勉強するメリット

朝に勉強するメリットは大きく分けて4つです。
・静かな環境で勉強ができる
・1日の計画が立てやすい
・頭がスッキリしていて集中しやすい
・通学前の締め切り時間
朝は起きてから学校や予備校に行くまでの時間が勉強時間になるため、メリハリがつけやすい時間帯です。
ここからはそれぞれのメリットについて詳しく紹介していきます。
静かな環境で勉強ができる
1つ目のメリットは静かな環境で勉強ができることです。
朝は活動している人が少ないため、携帯の通知音や周囲の声を気にすることなく、集中して取り組めます。
日中や夜間は家の外から聞こえる雑音や話し声、携帯の通知音や友達からの誘いなど、集中力が途切れる要因が多く存在します。
静かな環境で勉強できることは、より深い集中力で取り組むことが可能です。
1日の計画が立てやすい

2つ目のメリットは1日の計画が立てやすいことです。
朝起きてすぐ、勉強に取り組むとその時間帯の進捗状況を見て、その後の時間をどのように過ごしていくか考えられます。
また朝起きたときの調子に合わせて、今日の目標とやらなければならないことを定めて、それに合わせて行動することもできます。
今日やることをリスト化しておくと、やらなければならないことを忘れずに取り組めるのでおすすめです。
頭がスッキリしていて集中しやすい
3つ目は頭がスッキリしていて集中しやすいことです。
睡眠をとって十分に休息した脳は、新しい情報が入りやすいといわれています。
脳が活性化している時間帯なので、効率のよい勉強ができます。
通学前の締め切り時間
4つ目は通学前の締め切り時間です。
朝の勉強は、起きてから学校や予備校に行くまでの時間に勉強します。
そうすると時間の制限ができるため、その間深い集中力で勉強に向き合うことができます。
また、制限時間内に勉強をするという習慣をつけておくと、試験当日の時間配分にも活かせることでしょう。
夜に勉強するメリット

夜に勉強するメリットは3つです。
・深い思考がしやすい
・夜の勉強は継続しやすい
・寝る前の暗記は記憶に残りやすい
学校や予備校に通っている方は夜に勉強することがあります。
ここでは夜に勉強するメリットについて詳しく紹介していきます。
深い思考がしやすい
1つ目のメリットは深い思考がしやすいことです。
夜の勉強は周囲の人が徐々に行動をしなくなり、生活音が減ったり、寝静まったりするため、静かな環境で勉強に取り組めます。
そうすると自身が向き合っている課題に対して、深い思考で取り組めることが特徴です。
夜は勉強を続ければ続けるほど、周囲の環境音が減るので集中して問題に取り組みたい方や暗記をしたい方にはおすすめの時間帯になります。
夜の勉強は継続しやすい

2つ目のメリットは夜の勉強は継続しやすいことです。
夜は1日のなかでまとまった時間をとりやすい時間帯なので、勉強に時間を費やしやすくなります。
朝はどれほど早く起きても、学校に行く前の1~2時間ですが、夜はご飯やお風呂を済ませたとしても朝よりまとまった時間がとれます。
そのため、実践問題や模擬試験など時間がかかる問題に取り組むとよいでしょう。
また朝は寝坊してしまうといった理由で、起きられず継続できなかったり、勉強時間が思うようにとれなかったりする可能性があります。
夜は日によって時間に差はあっても、ある程度のまとまった時間を継続してとれるのでおすすめです。
寝る前の暗記は記憶に残りやすい
3つ目は寝る前の暗記が記憶に残りやすいことです。
就寝1時間前に学んだ記憶は、記憶として定着しやすくなります。
人間の脳は夜間の睡眠を経て短期記憶から長期記憶に変わります。
頭に入れた知識が睡眠中に脳内で整理されて情報として定着するのです。
単語や文法などを覚える際は、夜の時間を活用するとよいでしょう。
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朝と夜にはそれぞれデメリットもある

朝と夜、どちらの時間帯で勉強してもそれぞれデメリットがあります。
デメリットは以下の3つです。
・起きるのが辛い人が続かない
・スタートに時間がかかる人もいる
・1日の疲れで寝てしまうこともある
朝早くに起きて勉強するのも、夜遅くまで勉強するのも、どちらも普段とは違う生活リズムになるので、眠気に影響を及ぼす場合があります。
ここからはそれぞれのデメリットについて詳しく紹介していきます。
起きるのが辛い人は続かない
1つ目のデメリットは起きるのが辛い人は続かないことです。
朝起きることや、夜遅くまで起きていることが苦手な方は少なくありません。
あまり無理をしすぎても、疲労感や寝不足、苛立ちが増えてくるなどの精神症状が出てきて勉強自体に集中できない可能性が高いです。
朝は起きられずに勉強に至らない方、夜は疲れで集中できずはかどらない方などさまざまな方がいます。
自分自身に合ったリズムで勉強することがおすすめです。
特に試験期間が近づいてくるにつれて、当日への不安から無理をして勉強しようとする方がいます。
体調不良の原因になる可能性があるので、早いうちに自身に合うリズムを把握し、崩さないように勉強を継続することが重要です。
スタートに時間がかかる人も
2つ目のデメリットはスタートに時間がかかる人がいることです。
朝と夜どちらの時間も、机に向かったのはよいものの、勉強をスタートするのに時間がかかる場合があります。
朝は寝起きすぐぼーっとしている状態だったり、夜は疲れで集中できなかったりといった要因が考えられます。
机に向かって、集中せずだらだら勉強してしまうと知識が定着せず、あまり効果的な時間が過ごせません。
その状態が続くと勉強自体のモチベーションも下がってしまうので、オンオフをしっかり切り替えて勉強に向かうとよいでしょう。
1日の疲れで寝てしまうことも
3つ目のデメリットは1日の疲れで寝てしまう可能性があることです。
朝にも起こりうることですが、特に夜の時間帯に起こりやすいです。
夜は1日活動した後の時間帯なので、疲れが蓄積して眠くなってしまう可能性が高くなります。
特に週の後半は疲れが溜まって寝てしまうことも少なくありません。
どうしても寝てしまうときは無理せず、ある程度時間を決めて仮眠をするのも1つの手です。
少し休息をして、頭をリセットしてから集中して勉強に取り組むのもよいでしょう。
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自分に合った勉強法を見つけよう

朝と夜どちらの時間帯で勉強すると効率がよいのかについてご紹介しました。
どちらの時間もメリットとデメリットがあるので、大切なのは自分自身に合った勉強法を見つけることです。
勉強は長い期間継続することが重要で、自身に合ったやり方で無理なく取り組むことが大切です。
まただらだらやる勉強より集中して取り組む方が、知識が定着しやすく学習効率が上がりやすいので、集中できるように適度に休息をとることも必要になります。
自分自身に合った勉強方法と時間帯を見つけて、モチベーションを保ちながら取り組めるように工夫をしていくことが大切です。
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