
大学受験に向けて勉強するなかで、「このままで合格できるのか?」と不安を感じている受験生は多くいるでしょう。
焦りや緊張など不安な気持ちが生まれるのは勉強に真摯に向き合っている証拠で、決して悪いことではありません。
しかし、なるべく不安を減らしてポジティブな気持ちで勉強していくためには、不安の原因を知り具体的な対策をとることも大切です。
そこでこの記事では、大学受験で感じる不安の原因や対処法などをご紹介します。
不安に打ち勝ち、受験本番で自分の実力をしっかり発揮するためにぜひ参考にしてください。
目次
- 大学受験に不安を感じてしまう原因は?
- 何から手をつけたらよいかわからない
- 勉強時間が足りていないと感じる
- 模試の成績が悪かった
- 周りと比べてしまう
- 全部の大学に落ちる気がしてしまう
- 不安な気持ちが及ぼす悪影響は?
- 勉強へのモチベーション低下
- 体調不良
- 大学受験の不安への対処法
- 不安な気持ちを書き出してみる
- 不安を感じているのは自分だけではないと考える
- とにかく勉強する
- 勉強計画を見直す
- 勉強の成果を可視化する
- 不安な気持ちを周りに相談する
- 適度な運動をする
- 志望校に合格した自分を想像してみる
- 大学受験本番の緊張を和らげる方法は?
- 深呼吸をする
- 早めに会場に入る
- 大学受験の不安と緊張を乗り越えて合格を勝ち取ろう
大学受験に不安を感じてしまう原因は?

大学受験に不安を感じてはいるものの、自分でもなぜ不安な気持ちになるのかわからない方もいるのではないでしょうか?
以下で、漠然とした不安の原因を探っていきましょう。
何から手をつけたらよいかわからない
「受験勉強といっても、やるべきことが多すぎて何から手をつけたらよいかわからない」と悩む受験生は多くいます。
どの科目から始めるか、どのような参考書を使うとよいかなど、わからないことだらけで不安や焦りを感じることもあるでしょう。
学校の先生や予備校の講師など大学受験に詳しい方に相談し、試行錯誤しながら自分に合った方法を見つけていくことが大切です。
横浜予備校では少人数制(1クラス平均2人)による個別指導を徹底し、一人ひとりのニーズにあった対応を取っています。
各生徒の学力を詳細に分析することで志望校に合わせた個別カリキュラムを組むことができ、戦略的な学習が可能です。
どのように大学受験に取り組むべきか迷うときは、ぜひ一度無料相談をご利用ください。
目標に合った勉強スケジュールを専属コーチと組み立て、合格に向け徹底サポートいたします。
勉強時間が足りていないと感じる

SNSなどでは、ほかの受験生の学習報告を簡単に見られます。
「この人は自分より〇時間多く勉強している」など見えてしまうことで不安に感じる方もいるでしょう。
また、自分の趣味の時間や休憩時間を長くとってしまうと焦りを感じる方がほとんどです。
趣味のものは受験が終わるまでしまっておいたり、休憩時間はタイマーを利用したりと自分を律する気持ちも必要になってきます。
模試の成績が悪かった
頑張っているのにも関わらず模試の成績が振るわなかったとき、焦りから不安を感じてしまいます。
勉強法が間違っているのか?志望校を変えるべきか?と悩んでしまうこともあるでしょう。
しかし、模試の判定はあくまでデータであり、参考程度にしておくのがポイントです。
模試は実際の受験者と完全に一致しているわけではありませんし、受験本番で合格ラインを超えていればよいだけです。
「苦手なところがわかったので、まだまだ自分には伸びしろがある!」とポジティブにとらえましょう。
周りと比べてしまう
同じくらいの学力だと思っていたクラスメイトの成績が上がっていたり、自分より難しい問題を解いているのを目にすると、不安になることもあります。
受験勉強中は特に周りが気になり、焦りや不安を感じるのは当たり前のことです。
しかし受験は周りではなく自分との戦いであり、いかに昨日の自分を越えられるか、本番で実力を発揮できるかにかかっています。
友達の結果に落ち込むのではなく、「負けたくない!」というエネルギーに変えていくことが大切です。
全部の大学に落ちる気がしてしまう
受験生ならほとんどの方が、いわゆる全落ちへの不安を抱えているのではないでしょうか。
保護者へかかる負担や友達から後れを取る焦りなど、一度不安になると勉強に身が入らなくなることもあるかもしれません。
受験生は勉強中心の生活をしているため、志望校合格がゴール設定になってしまいがちです。
合格以外には道がないように思えてしまうこともあるでしょう。
大学受験はゴールではなく、目標に向かうための通過点だと認識するのが大切です。
不安な気持ちが及ぼす悪影響は?

大学受験への不安は誰しもが持つものであり、不安な気持ちによって慎重に判断できたり同じミスを防いだりできるメリットもあります。
しかし過度な不安は精神面や身体面に悪影響を及ぼすことになりかねません。
自分の不調を見て見ぬふりをして過ごすと逆効果になることもあるので、早めに対策するのが大切です。
以下で、不安が強すぎるとどのような悪影響があるのか解説していきます。
勉強へのモチベーション低下
不安を強く感じると、集中力や自己肯定感が低下し勉強へのモチベーションが下がってしまうことがあります。
「どれだけ頑張っても成績は上がらない」「どうせ受からない」とネガティブ思考になり、目標を見失った状態に陥る方もいるでしょう。
体調不良
不安が強くなると、夜寝付けなくなるなどの睡眠障害が起こることがあります。
睡眠の質が低下すると日中の集中力が低下するだけでなく、食欲不振や疲労感の蓄積、些細なことでイライラするなどさまざまな体調不良が現れることもあります。
自分の身体や心の不調を感じたときには、早めに対処していくことが大切です。
大学受験の不安への対処法

不安な気持ちは誰でももつものとはいえ、ストレスを少しでも減らして前向きに勉強に打ち込みたいものです。
そこで以下では、簡単に試せる不安への対処法を8つご紹介します。
自分に合った方法があるか、ぜひ試してみてください。
不安な気持ちを書き出してみる
不安な気持ちは頭のなかで考えるだけでなく、ノートに書き出すのがおすすめです。
書くことで漠然としていた不安の原因を、より深く掘り下げられます。
書く内容は、不安を感じたときの状況や原因、対処法など思いつくままに書いてみましょう。
頭の中が整理されると自分の不安の原因が見えてくるため、対処法が見つけやすくなります。
またノートを見返すことで過去の不安を乗り越えた経験が自信になり、新たな不安に直面したときの支えとなるはずです。
不安を感じているのは自分だけではないと考える
どのように成績のよい受験生でも、大学受験に不安を感じない方はほとんどいないでしょう。
誰もが不安と戦いながら勉強しているものです。
不安という言葉はネガティブな印象を受けますが、勉強に真摯に向き合い努力している証拠でもあります。
毎日頑張っている自分を認め、ねぎらう気持ちも大切にしましょう。
とにかく勉強する

モヤモヤと考えるよりも、不安を感じる隙がないくらいにとにかく勉強するのもひとつの手です。
もちろん無理のし過ぎはよくないですが、自分が「もう十分やった」と思えるくらい頑張れば、自信をもって試験本番に挑めるのではないでしょうか。
勉強計画を見直す
勉強方法やペースに不安を感じているなら、思い切って一度計画を見直すことも大切です。
計画どおりに進めようと無理するのではなく、計画そのものに無理がなかったかと見直し、必要に応じて修正していくようにしましょう。
勉強の成果を可視化する
今まで勉強してきた参考書や問題集、ノートなどを見える場所に積んで頑張りを可視化するのもおすすめの方法です。
「自分はこれだけやった」とわかりやすい成果がみえると不安が和らぎ、自信につながるでしょう。
不安な気持ちを周りに相談する
不安な気持ちを一人で抱え込まず、周りに相談するのも大切です。
人は会話をすると、オキシトシンというストレス緩和やリラックス効果のあるホルモンが分泌されます。
友達や予備校の先生などに不安な気持ちを打ち明けると、漠然とした不安が整理されて気持ちが落ち着くでしょう。
また不安を口に出すことで頭の中が整理され、自分で気付かなかった解決策が見つかることもあります。
横浜予備校では、専属コーチによる定期的な学習面談が設けられており、学習の進捗や志望校などの相談を気軽にできる環境が整っています。
またLINEでの24時間サポートも行っており、不安な気持ちをいつでも相談可能です。
一人ひとりに寄り添った対応で、合格に向けて全力でサポートいたします。
メンタルケアにも手厚い予備校を探している場合は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご利用ください。
適度な運動をする

運動には、不安な気持ちを和らげる効果や、心と体をリラックスさせて睡眠リズムを整える効果があります。
運動といっても30分程の散歩でOKです。
激しい運動はかえって疲労感が増すので、気分がすっきりする程度の軽さを心がけましょう。
毎日少しでも身体を動かすことで、凝り固まった身体や心がほぐれて前向きな気持ちを取り戻せます。
志望校に合格した自分を想像してみる
目標により現実感を持つには、志望校を実際訪れるのもよい方法です。
オープンキャンパスや学校見学はもちろん、普通の日に大学の敷地内を歩くだけでも大学生活の雰囲気を味わえます。
合格後に同じ道を歩く自分を想像することで勉強へのモチベーションが上がり、不安を和らげられるでしょう。
大学受験本番の緊張を和らげる方法は?

大学受験本番は、どれだけ勉強を頑張ってきていても緊張するものです。
しかし、あまりに緊張が強いと実力を発揮しきれない場合があります。
以下では緊張を和らげる方法を2つご紹介しますので、ぜひ当日実践してみてください。
深呼吸をする
人は不安を感じると無意識に呼吸が浅くなってしまうため、深呼吸を心がけるのが大切です。
浅い呼吸は脳へ送る酸素量も減り、いつものパフォーマンスを発揮できない原因にもなります。
深呼吸の方法は、目を閉じ、息を軽く吐き出してから鼻から4秒程度腹部を膨らませるように息を吸い込みます。
次に吸い込んだ状態で1〜2秒息を止め、口をすぼめた形で8秒程度かけて細くゆっくり息を吐きだしてください。
これを3〜4回繰り返すことで、身体がリラックスし、冷静な判断力を取り戻しやすくなるでしょう。
試験直前、問題が配られている間にもできる方法ですのでぜひ試してみてください。
早めに会場に入る
時間ギリギリの行動は焦りで心が乱れ、冷静さを失ってしまうことがあります。
試験開始1時間前までには会場に着くようにし、予期せぬトラブルへの対応時間を確保しておくのがおすすめです。
また、早めに会場に入ることで場の雰囲気にも慣れ、落ち着いた心で本番に臨めるでしょう。
大学受験の不安と緊張を乗り越えて合格を勝ち取ろう

不安や緊張は、何かに挑戦するときに誰しもが抱く感情です。
大学受験のような人生の一大イベントでは、不安を感じるのは普通のことです。
また、不安を感じるのはあなたが勉強を頑張っている証拠であり、決して悪いことではありません。
不安を完全になくすことは難しいですが、不安の原因を知り、対策をとることで気持ちのコントロールがしやすくなります。
横浜予備校では、ひとりでは解消しきれない不安を大学受験のトッププロ講師と一緒に乗り越えられるようなバックアップにも力を入れています。
専属のコーチが学習を管理し、不安なときには24時間いつでも相談にのれるような充実のサポートも徹底しています。
大学受験に対し不安を抱えている方は、ぜひ一度横浜予備校の無料相談をご利用ください。