受験まで残り数ヶ月となり、10月からのスタートでは間に合わないのではと不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか。
特に高校生や浪人生のなかには、やるべきことが多く、優先順位がつけられずに焦りを感じている方もいるかもしれません。
しかし、10月以降からでも、正しい学習計画を立てれば偏差値を上げることは十分可能です。
本記事では、10月以降の受験スケジュールや志望別の具体的な対策法などを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
10月からの大学受験は本当に間に合う?

たとえ10月から本格的に受験勉強を始めたとしても、残り時間を冷静に分解し、戦略的に使えば合格の可能性は十分にあります。
まずは、可処分学習時間(1日あたりの勉強可能時間×残り日数)を算出し、志望校の合格最低点と教科配点から必要な得点を逆算しましょう。
例えば、1日6時間×90日=540時間のなかで、英語・数学・理科など重要科目の勉強配分を事前に決めておくことで効率よく対策ができます。
全科目を満遍なく学ぶのではなく、得点源となる科目に絞ることが10月スタートの合格戦略の第一歩です。
残り期間で偏差値を上げるための考え方
偏差値を短期間で上げるには、何をやるかよりも何をやらないかの見極めが重要になります。
まずは志望校の過去問などを分析し、頻出分野と高配点科目を把握することが大切です。
次に、模試結果や自己分析をもとに、現時点での到達点と目標点の差を把握しましょう。
それらの情報をもとに、達成可能なタスクに落とし込むことで、学習の見通しが立ちます。
志望校の入試の特徴と現時点での自身の学力を正しく把握したうえで、優先順位を明確にし、回転率の高い学習設計を意識するようにしましょう。
直前期に伸びやすい科目の特徴
限られた時間のなかで成果を出すためには、伸びやすい科目に集中することが効果的です。
一般的に、英語の長文読解や数学の典型問題、理科の暗記系分野は演習と復習のサイクルによって短期間でも得点が伸びやすい傾向があります。
一方で、国語の記述や社会科目の論述など、思考力や背景知識を要する分野は伸びにくいとされます。
そのためこうした科目は見切りをつけるなど、自分にとって得点源となる科目を見極めて、メリハリのある学習計画を立てるように心がけましょう。
10月から効率よく勉強を進めるコツ

10月以降の受験勉強では、時間の使い方が合否を分けます。
焦って手当たり次第に参考書を開いたり、SNSで見かけた勉強法を真似したりしても、明確な目標と計画がなければ成果にはつながりません。
大切なのは、残り少ない時間のなかで何を優先しどの順番でどのように勉強するかを明確にすることです。
ここでは、優先順位のつけ方や教材の絞り方など、10月から効率よく勉強を進めるコツを具体的に紹介します。
優先順位をつけて学習計画を立てる
まずは志望校の配点表と過去問を確認し、どの科目・分野が得点に直結するかを把握しましょう。
例えば、工学部や理学部で理系科目の配点が高い場合は、数学や物理などを優先的に据えるべきです。
そのうえで、自分の得意・不得意を整理し、得点源になりうる科目や現時点で伸びしろがある分野をリストアップします。
これらをもとに、1週間単位でどの科目をどれだけやるかを決め、日々の学習に落とし込むことで効率的に進められるでしょう。
苦手よりも得意科目を伸ばして得点源を作る
この時期に苦手科目に時間をかけすぎると、得点効率が下がってしまいます。
むしろ、得意科目をさらに伸ばしてしっかりと得点できる分野を増やすことが、合格への近道です。
そのため苦手科目は基礎的な内容に絞り、合格に必要な点数を突破するために必要な範囲だけを学習することをおすすめします。
得意科目には十分な時間を割き、それ以外の科目は頻度を下げるなど、学習時間にメリハリをつけることが大切です。
インプットとアウトプットをバランスよく回す
次に、知識を詰め込むだけでは得点にはつながらないため、インプットとアウトプットの両方をバランスよく組み込むことが大切です。
目安としては、基礎固めの際はインプット6:アウトプット4、演習時はインプット3:アウトプット7くらいを意識しましょう。
特に追い込みの時期にアウトプットの質を高めるためには、間違えた問題の原因分析と日々の復習が欠かせません。
そのため、復習ノートなども積極的に活用しながら、知識の定着と応用力の強化を図りましょう。
教材を絞る

教材を増やしすぎると、復習が追いつかず、学習が散漫になりやすくなります。
そのため、この時期は1科目につき1〜2冊ほどに絞り、繰り返し使うことが鉄則です。
特に志望校の出題傾向にあっているか、自分のレベルに適しているか、解説が丁寧で復習しやすいかなどをチェックしましょう。
また使う教材は週ごとに固定し、チェックリストに今週使う教材と完了したページ数などを記録することで、進捗管理がしやすくなります。
新しい教材の購入を考えている方は、今使っているものが本当に完璧に終えられているかを確認してみてください。
模試を受ける

模試は単なる合否判定のためのイベントではなく、今の自分の学力を客観的に測り、次の学習に活かすための貴重な分析材料になります。
たとえ判定がEであっても、それを悲観的に受け止める必要はまったくなく、むしろどこをどう改善すれば得点につながるかを明確にする絶好の機会であるととらえることが重要です。
また、模試を受けたらできるだけ早く復習に取りかかり、間違えた問題の原因を探り具体的な改善策を立てましょう。
こうした模試の結果は優先順位の見直しや教材の選定にも役立つため、模試を受けて終わりではなく次のステップにつなげていくようにしましょう。
10月からの大学受験勉強スケジュール

ここでは、10〜11月と12月〜受験本番までのあいだで、どのように学力を積み上げていくかを解説します。
前半は基礎固めと過去問演習、後半は本番形式の反復と弱点克服に集中することで、限られた期間を有効に使えます。
10月〜11月
この2ヶ月間は、受験勉強の土台を整えるための基礎固めと過去問演習の期間です。
まずは、主要科目の基礎がどこまで定着しているかを確認し、抜けや曖昧な部分があれば優先的に補強します。
基礎が不十分なまま応用分野に進むと演習効率が下がるため、この時期の土台づくりは欠かせません。
次に基礎がある程度固まったら、志望校の過去問に着手し頻出分野や高配点領域を洗い出して、応用力を養う準備に入ります。
志望校のレベルに応じて必要な応用力を見極め、無駄な演習を省いて目的に沿った学力を効率的に積み上げましょう。
12月〜受験本番
12月から受験本番までは、実戦力を高める反復演習と弱点克服の期間です。まずは共通テスト対策を中心に、時間配分や形式に慣れるための演習を重ねていきましょう。
過去問や予想問題を使い、本番さながらの環境で解く練習を重ねることで、得点力と集中力を同時に養えます。
また、この段階では計算ミスや記入ずれなどのケアレスミスを防ぐ対策も重要です。
模試や過去問の結果をもとに、弱点をピンポイントで潰しながら、得点源の精度を高めていきましょう。
このような学習計画を、個別の学力分析と志望校戦略に基づいて具体的に作成する際に、ぜひ検討したいのが横浜予備校です。
横浜予備校では、四谷学院などで活躍している一流講師が各生徒の学力や特徴を詳細に分析したうえで志望校に合わせた個別カリキュラムを作成しています。
特に医学部や難関大学の受験に強く、なかには4ヶ月あまりで偏差値を25ポイント上げた例もあります。
また、ハマトレなどの学習管理プログラムや週ごとの進捗確認によって、計画倒れを防ぎながら着実に学力を積み上げることが可能です。
今の勉強のままでよいか不安な方は、一度横浜予備校の無料相談で、学習設計について聞いてみてはいかがでしょうか。
10月からの具体的な勉強法

志望校の種類によって、配点のバランスや必要な科目、優先すべき学習内容は大きく異なります。
ここでは、国立文系・国立理系・私立文系・私立理系の4タイプに分けて、配点と時間効率を踏まえた勉強の優先順位や日々の時間配分の例を紹介します。
国立文系志望
国立文系志望者は、共通テストと二次試験の両方の対策をしなければなりません。
特に英語・数学・国語は配点が高い場合が多く、しっかりとした対策をする必要があります。
そのうえで10月〜11月は、共通テスト形式の問題を中心に演習を重ねながら、基礎の抜けを補強する期間と位置づけましょう。
二次試験で使用する科目は毎日演習し、それ以外の科目は2〜3日に1回の頻度で共通テスト1回分を解くのが目安です。以下は1日13時間としたときの時間配分の例です。
・英語:3時間
・数学:3時間
・国語:3時間
・地歴公民:3時間
・理科基礎:1時間
英語は得点源になりやすいため重点的に扱いつつ、数学も国語と同程度の時間を確保することで、バランスの取れた得点力を育てられます。
国立理系志望
国立理系志望者も共通テストと二次試験の対策が必要になりますが、数学と理科の配点が高いため、この2科目に時間を割くようにしましょう。
共通テスト対策は遅くとも11月までに着手し、12月以降は二次試験の過去問演習に移行し出題傾向を把握することが求められます。
理科や数学は単元が多いため、優先順位をつけて得点源となる分野から重点的に取り組みましょう。
・数学:4時間
・理科:4時間
・英語:3時間
・国語:1時間
・地歴公民:1時間
理系科目に合計8時間を確保し、英語も安定して得点できるよう毎日継続するほか、国語と地歴は共通テスト対策に絞るのをおすすめします。
私立文系志望

私立文系志望者は、受験方式の多様さが特徴的です。
共通テスト利用や英検利用、教科数の違いなど自分に合った方式を選ぶことが戦略の第一歩です。
まずは志望校の受験方式をすべて把握し、自分が得意な形式や科目配点をもとに、優先順位を決めましょう。
過去問は10月の時点で一度解いてみて、問題のレベルや出題傾向を把握し、参考書とのギャップを確認しましょう。
そうすることで、目指すべき学力レベルが明確になり、教材選びや時間配分の精度が高まります。
・英語:5時間
・国語:4時間
・地歴公民:4時間
・数学(選択者のみ):4時間
私立文系を志望するにあたって英語は落とせない科目であるため、念入りに対策を行いましょう。
私立理系志望
私立理系志望者は理科と数学の配点が高く、英語は標準レベルの出題が多いため、理系科目に時間を集中させるのが基本戦略です。
私立文系と同様にまずは志望校の過去問を解いて、出題傾向と難易度を確認しましょう。
また英語は、基礎文法や長文読解に絞って効率よく対策を進めるのがポイントです。
ただし、理系科目の理解が深まるほど得点に直結するため、英語に時間を割きすぎないように注意してください。
・数学:5時間
・理科:5時間
・英語:3時間
理系科目に合計10時間を確保し、演習と復習を継続的に回すことが得点力アップの鍵です。
このように10月以降の勉強は、志望校の種類によって戦略が大きく変わります。ただし、こうした学習設計を自力で立てるのは容易ではありません。
横浜予備校では、志望校ごとの配点や入試問題、さらには各生徒の詳細な学力分析をもとに個別の学習メニューを作成しています。
また、横浜予備校が独自に作成したオリジナルの参考書や問題集により、一般の教材では対策できないようなより専門的な内容も学習できるようになっています。
加えて、講師との1対2指導やプレゼン授業など、自身の理解を深める独自プログラムが充実している点も魅力の一つです。
具体的な学習方法を知って今後の不安をなくしたいという方は、横浜予備校で専門的なサポートを受けてみてはいかがでしょうか。
10月からの大学受験で逆転合格を目指すなら

これまで紹介してきたように、10月から逆転合格を目指すには、本番までのスケジュールと対策方法を明確にすることが重要です。
横浜予備校では、無料学習相談を通じて志望校ごとの配点や出題傾向を分析し、科目の優先順位や過去問の進め方を個別にサポートしています。
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さらに、併願戦略についても科目の重なりや試験日程を踏まえた提案が可能です。「時間がなくて困っている」という方は、ぜひ一度相談してみてください。