目次
- ○ 大学受験の英語長文はいつから何を本格的に学習すべき?
- ・毎回の定期テストを大事に!
- ○ 英語長文はどう勉強していく?
- ・ステップ1 一文一文を正確に読む方法論を身に着ける
- ・ステップ2 長文問題に触れる!
- ○ 英検も受験までの中間目標として活用しよう!
大学受験の英語長文はいつから何を本格的に学習すべき?
高校1年生、2年生のうちは大学受験といっても、なかなかピンと来ない人が多いかもしれません。
その中でも特に力をいれるべき科目である英語は、文系でも理系でも必ずついて回る科目になります。
「英語を制する者は大学受験を制す」と言っても過言ではありません。その中でも大学受験の中心は何といっても英語長文。
それでは一体、大学受験の英語長文の学習はいつからしていくのがベストなのでしょうか?
毎回の定期テストを大事に!
大学受験の英語の学習はもうすでに、 高校入学の時から始まっています。
毎回の中間テスト、期末テストで確実に点数を取れる学習をしていきましょう。
テスト範囲の英単語や英熟語の読み書き、文法事項、英語構文、教科書例文など、1つ1つの積み重ねが、長い道のりを経て、大学受験に続いているのです。
大学受験の英語の勉強は、いきなり難しい入試問題レベルに取り組むのではありません。
日頃の学習の積み重ねをしっかり行い、知識を定着させていくことが受験を制する近道となるのです。
高校の教科書が読めないのに初見の入試の英文を読めるという事はありません。
英語長文はどう勉強していく?
大学入試の問題はそのほとんどが英文読解です。しっかりと教科書の学習を行いながら初見の英文を読む技術を身につけて行きましょう。
ステップ1 一文一文を正確に読む方法論を身に着ける
まずは一文一文を正確に解釈していく力をつけまましょう。難関大を目指すなら高校2年生の夏までには仕上げておきたい英文解釈の本を三冊紹介します。①~③の順で難易度が少しづつ上がります。
①高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。
②大学入試はじめの英文読解ドリル
③大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編
ステップ2 長文問題に触れる!
さきほど「一文一文を正確に読む方法論を身に着ける」で紹介した①~③の本が終わったら長文読解の勉強に入りましょう。高校2年生の夏休み頃に長文読解に挑戦できるようになっているのが理想です。
長文読解というと何やら難しく感じてしまい、なかなか学習が捗らない人も多いのではないでしょうか?
書店に行き、まず何冊かの長文読解の問題集を立ち読みしてみましょう。なるべくSVOCなどの文構造が書かれている参考書を選びましょう。
短めの長文から徐々に長めの長文にしていけば、長文に対する苦手意識や抵抗がなくなるはずです。
短めの長文の意味をしっかり理解し、どんどん長めの長文にチャレンジしていけば、長めの英文でも躊躇せずに読めるようになり、大学受験の長文の基礎が出来上がります。
では、お薦めの参考書を紹介します。
①入門英語長文問題精講
②得点力を高める 標準問題 特訓リーディング
英検も受験までの中間目標として活用しよう!
近年、英検などの外部英語試験のスコアを利用し、大学受験を有利に進められるようになりました。
大学側が指定する外部英語試験の中でも、英検は最も対策しやすい試験です。
英単語や英熟語、文法や英語構文、英作文、リスニング、スピーキング、長文読解といった大学受験で必ず出題される項目がほぼ全て出ています。
英検のスコアや級の取得を目指すことで、大学受験に通じるぐらいの英語の総合力が身に着くというわけです。
英語の総合力もつき、英検スコアを取得すれば大学受験も有利に進められるので、一石二鳥です。
大学受験レベルは2級、準1級です。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
せっかく英検を受験するなら次の英検専用の長文参考書でSVOCや句・節をしっかりととる練習をすると良いと思います。
英語4技能 ハイパートレーニング長文読解 中級編と上級編