目次
- ○ 集中力が切れる理由とその対処法(対応策)
- ○ 勉強に集中できない理由・原因とは?
- ・【理由・原因】睡眠が足りていない
- ・【理由・原因】もともと勉強があまり好きではない
- ・【理由・原因】体調が悪い
- ・【理由・原因】誘惑が多い
- ・【理由・原因】時間を決めていない
- ・【理由・原因】休憩を取っていない
- ・【理由・原因】目標がない
- ○ 勉強に集中できない時の対処法
- ・【対処法・対策】一旦休憩をする
- ・【対処法・対策】環境を整える
- ・【対処法・対策】勉強している科目を変える
- ・【対処法・対策】勉強のルールを決める
- ・【対処法・対策】勉強する場所を変える
- ○ まとめ
集中力が切れる理由とその対処法(対応策)
「勉強しないとテストや試験に間に合わないのに、中々集中できない・・・」
このような悩みを抱えている方はたくさんいるでしょう。
頭ではやらなければならないとわかっているのに体がついてこないというのは、テストや受験を控える学生の頭を悩ませる非常に大きな問題です。
そこでこの記事では、 なぜ勉強に集中できなくなってしまうのか、集中力が切れてしまった時はどうすればいいのか、ということについて詳しく解説していきます。
勉強に集中できない理由・原因とは?
まずは、勉強に集中できない原因として考えられることについて、詳しく見ていきましょう。
【理由・原因】睡眠が足りていない
勉強に限らず、1つの物事に集中するためには、質の高い睡眠を取り、脳を休ませなければなりません 。
睡眠不足に陥ってしまうと、心も体も疲弊してしまい、ぼーっとしてしまう可能性が高くなります。
テレビやゲームで夜更かしをするのは論外ですが、中には勉強を頑張るあまり寝る時間が少なくなってしまっている方もいるでしょう。
勉強に精を出すこと自体は全く悪いことではありませんし、むしろ素晴らしいことなのですが、睡眠時間を削って勉強するのは避けた方が良いです。
勉強は、量だけでなく質も重要になってきますので、毎日しっかりと睡眠を取り、万全な状態で勉強机に向かえるように努力していきましょう。
【理由・原因】もともと勉強があまり好きではない
もともと勉強があまり好きではないという場合も、集中力が切れやすいです。
なぜなら、勉強に対して「楽しい」「面白い」という感情を抱けなくなるからです。
ただ、勉強が嫌いな方、あまり得意ではない方でも、テスト前や受験前は勉強をしなければなりませんよね。
そのような方は、
・わかる所から進めていく
・適度に休憩を挟む
など、勉強方法を工夫していきましょう。
【理由・原因】体調が悪い
体調が悪い日は、頭がぼーっとしてしまいますし、常に体のどこかに不調を感じるようになってしまうため、勉強に集中できなくなります。
人間ですから、風邪をひくこともありますし、何となく体調が悪い日もありますが、食事や睡眠、運動などの生活習慣に気を付けるだけでも、突発的な体調不良や風邪を防止できます。
生活リズムが乱れていると、頻繁に体調不良に陥ったり、発熱を伴う風邪を引いたりする可能性が高くなりますので注意してください。
【理由・原因】誘惑が多い
誘惑が多い場合も、勉強に集中しにくくなります。
例えば、勉強机にスマホやゲーム機、マンガなどが置かれている場合、
「5分休憩しよう」
「一休みしよう」
など、何らかの理由をつけてこれらに手を伸ばしてしまう可能性が高くなります。
そうなると、勉強時間も減ってしまいますし、勉強効率も一気に低下しますので メリハリをつけて勉強に取り組むようにしましょう。
【理由・原因】時間を決めていない
時間を決めず、ダラダラ勉強している場合も、集中力が低下しやすくなります。
なぜなら、人間は長時間集中力を持続させられない生き物だからです。
中には、
「長時間勉強をすれば良い」
と考えてしまっている方もいますが、長時間勉強したところで、集中できていなければ意味がありません。
場合によっては、内容が一切頭に入らず、単なる作業になってしまうこともありますので注意が必要です。
【理由・原因】休憩を取っていない
今紹介した「時間を決めていない」と似ていますが、休憩を取っていないということも勉強に集中できない原因です。
繰り返しになりますが、人間は長時間集中力を持続させられない生き物ですので、適度の休憩を挟み、脳を休ませてあげる必要があります。
数時間休まずに勉強することで満足してしまっている方もいますが、 勉強においては「量」だけでなく「質」も重要になりますので、メリハリを意識しながら勉強に取り組みましょう。
【理由・原因】目標がない
基本的なことですが、目標がない場合は勉強にも集中できません。
なぜなら、モチベーションを維持できないからです。
例えば、
・テストで〇点を取る
・○○高校(大学)に合格する
という目標があれば、それに向かって努力できます。
ただ、 何の目標も目的もなければ、何のために勉強するのかがわからなくなるため、勉強に集中できなくなるのです。
目標や目的は、勉強以外でも重要になってきますので、何かを始める際は必ず目標設定、目的設定から始めるようにしましょう。
勉強に集中できない時の対処法
では次に、勉強に集中できない時の対処法について詳しく解説していきます。
【対処法・対策】一旦休憩をする
勉強に集中できない時は、一旦休憩を取るのがおすすめです。
5分でも10分でも構いませんので、勉強机から離れてストレッチをしたり、目を瞑ったりしましょう。
そうすることによって、脳を休ませられますし、気持ちも切り替えやすくなりますので、勉強への集中力を向上させやすくなるのです。
ここで注意すべきなのが、休憩の時間と頻度です。
中には、30分おきに10分以上の休憩を取ってしまう方もいますが、頻繁に休憩を取ると勉強が進まなくなりますし、自分に甘えてしまう可能性も高くなりますので注意してください。
【対処法・対策】環境を整える
勉強に集中するためには、環境を整えることが大切です。
先ほども解説したように、デスクが散らかっていたり、スマホや漫画、ゲーム機が近くにあったりすると集中しにくくなります。
デスク周りを整理して、勉強に集中しやすい環境を構築することによって、他のことを全て忘れて勉強に集中できるようになります。
【対処法・対策】勉強している科目を変える
勉強している科目を変えるのも1つの方法です。
勉強に限らず、ずっと同じことばかりをしていては飽きてしまいます。
一定のタイミングで勉強する科目を変えることによって、適度な刺激を脳に送れるようになりますので、新たな気持ちで勉強に取り組めるようになるのです。
【対処法・対策】勉強のルールを決める
勉強は自分との戦いです。
自分に甘えたり、サボったり、中断したりすることを正当化してしまっては、勉強に集中できませんし、当然勉強効率も上がりません。
ただ、人間は楽しい方、楽な方に逃げてしまう生き物です。
自分自身を律するためには、ルールの設定が必要になってきます。
例えば、
・朝起きたら必ず勉強する
・〇時になったらどのような状況でも就寝する
というような感じです。
勉強に関するルールを決めておくことによって、誰かに言われなくても勉強を続けられるようになりますし、集中力も向上しやすくなります。
それでも勉強に集中できない時は、ルールを破った場合のペナルティを設定するのがおすすめです。
【対処法・対策】勉強する場所を変える
何をやっても勉強に集中できないという場合は、勉強する場所を変えてみるのがおすすめです。
自宅だと集中力が落ちてしまうという場合は、
・カフェ
・学校の自習室
・塾の自習室
などで勉強してみると良いでしょう。
まとめ
勉強に集中できないというのは、受験生をはじめとする学生にとって非常に深刻な問題です。
特に大切なテストや受験を控えている場合は、一刻も早く集中力を回復させなければなりません。
とはいえ、頭では分かっていても、体が言うことを聞かなくなってしまうこともありますよね。
そのような方は、 ひとまず集中できない原因を探る所から始めるのがおすすめです。
原因が分かれば、自ずと対処法や対策が分かってきますので、勉強の質を上げられます。
「今日くらいはいいか」
とサボってしまっている方もいると思いますが、受験やテストで結果を出すためには、毎日コツコツ努力を積みあげていく必要がありますので、自分に負けずに勉強と向き合うようにしましょう。