E判定の合格率は20%以下とされ、今のままの学習方法で合格をつかむのは、大変困難といえます。
しかし、E判定からの逆転合格は不可能ではありません。
この記事では、逆転合格に必要な具体的な勉強方法や成功例を紹介します。最後まで諦めずに取り組むことで、きっと合格への道が見えてくるはずです。希望を持って、次のステップに進んでいきましょう。
目次
- ○ 大学受験で逆転合格は可能?
- ○ 逆転合格を可能にする学習計画の立て方
- ・志望校を絞り込む
- ・何を・いつまでにやるか決める
- ・無理な計画を立てないように注意する
- ○ E判定から大学受験に逆転合格するための勉強法
- ・基礎を固める
- ・優先順位を決めて勉強する
- ・模試を受ける
- ・過去問に取り組む
- ・自分の弱点を把握して克服する
- ○ 逆転合格のための教科ごとの学習ポイント
- ・国語
- ・数学
- ・英語
- ・理科
- ・社会
- ○ E判定から逆転合格するための勉強法
大学受験で逆転合格は可能?
厳しい状況からのスタートにはなりますが、正しく努力できれば、大学受験での逆転合格は可能です。
医学部や難関大学受験に強い横浜予備校では、柔軟な学習システムで多くの生徒さんを逆転合格に導いています。
生徒さんのなかには、わずか4ヵ月で偏差値を25ポイント引き上げた例もあります。
逆転合格を見据えた学習方法を、強い覚悟を持って実践できれば、現状では難しかった志望校合格も夢ではありません。
逆転合格の成功率を上げたいならば、受験学習の知識が豊富な先生や講師のサポートを受けることをおすすめします。
逆転合格を可能にする学習計画の立て方
逆転合格を目指すならば、適切な学習計画で合格への道筋をはっきりさせておくことが重要です。
日々の授業や部活動などに追われ、生徒さんが確保できる勉強時間には限りがあります。
貴重な勉強時間のなかで、目先の勉強しかできない生徒さんには、逆転合格は見えてきません。
逆転合格に必要な勉強量の総量をつかみ、無理のないよう残された時間のなかに落とし込む、学習計画が必要です。
以下で、自身にぴったり合う学習計画の立て方を解説します。
志望校を絞り込む
まずは志望校を絞り込みますが、この過程を軽んじてはいけません。
志望校を絞り込む過程が重要な理由は、大きく分けて2つあります。
1つは合格に必要な勉強の総量を明確にするため、もう1つは学習内容を厳選して無駄な勉強を減らすためです。
志望校を絞り込めば、志望校の入試科目・入試科目の配点・出題傾向から、どの科目でどの程度の勉強量が必要かがわかります。
そのため選んだ志望校によっては、入試科目にないため勉強が必要なくなる科目が出てきたり、配点が大きいため集中して勉強するべき科目がはっきりしたりします。
つまり、志望校を絞り込むことで、勉強の力を入れるポイントを明確にできるでしょう。
何を・いつまでにやるか決める
志望校を絞り込んで必要な勉強量がわかったら、次は日程を逆算してスケジュールに落とし込みましょう。
スケジュール作りのポイントは以下の3つです。
・何を
・いつまでに
・どのレベルまで
必要な学習内容を、月単位・週単位・1日単位に分けてスケジュールに落とし込みます。
このとき、復習に必要な時間も忘れずに盛り込みましょう。
また、どのレベルまで理解を深めるかあらかじめ決めておくことも、効率のよい学習には重要です。過去問や模擬試験の内容を参考に、志望校のレベルにあわせた学習を心がけましょう。
横浜予備校では合格テストシステムを用いて、「何を、いつまでに、どのレベルまで」を明確にしていきます。
受験問題の全パターンに則した網羅的な問題を解くことで着実に合格への距離を縮めていくことが出来ます。
無理な計画を立てないように注意する
詰め込み過ぎた過密なスケジュールでは、勉強につまずいたときにリカバリーする余裕がなくなるため注意が必要です。
学習計画に無理がないか、受験支援に精通した先生や講師にチェックをお願いしましょう。
先生や講師にアドバイスをもらえば、学習計画を実現可能なものに調整できます。
勉強しているときも、先生や講師にチェックしてもらった学習計画が生徒さんに自信を与えてくれるでしょう。
どのような先生や講師に相談するべきか迷うならば、マンツーマンのサポートで学習管理してくれるタイプの塾がおすすめです。
私たちの予備校では、一人ひとりに合わせた学習計画の作成と、進捗に応じたサポートを提供しています。
専属コーチが、生徒の理解度や弱点を把握しながら計画を調整するため、無理なく勉強を進められます。まずは無料相談で、自身に合った適切な学習プランを立ててみませんか。
E判定から大学受験に逆転合格するための勉強法
E判定という厳しい状況から合格を勝ち取りたいならば、勉強方法も工夫する必要があります。
以下では、限られた時間のなかで学力を大きく伸ばすための勉強方法を解説します。
適切な学習計画が立てられ、逆転合格に必要な勉強方法がわかれば、後は精一杯打ち込むだけです。
すぐに実践できる勉強方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
基礎を固める
模擬試験でE判定が出ている場合、基礎的な問題からつまずいていると分析できます。
大学受験における基礎的な問題とは、学習のベースとなる知識や理解を問う問題です。
例えば、英語では語彙・文法・構文の問題、数学では公式・計算問題などが基礎問題となります。
どの教科においても、まずは基礎を固める勉強が重要です。基礎固めは夏が終わるまでには済ませておけるのが理想です。
応用問題や過去問に取り組むのは、基礎固めがある程度進んでからがよいでしょう。
基礎固めがしっかりできた生徒さんは、夏以降の成績が大きく伸びやすい傾向にあります。
特に受験勉強の初期では、しっかり時間を使って取り組みましょう。
優先順位を決めて勉強する
すべての教科のすべての範囲を網羅して勉強できたならば、どのような難関校の受験も自信を持って受けられるでしょう。
しかし実際には、勉強に使える時間や集中力には限りがあります。
そのため、学習内容には優先順位をつけて勉強を進めましょう。
優先すべき学習範囲は以下のポイントから決めます。
・志望校の入試科目
・志望校の配点
・志望校の出題傾向
・苦手科目・範囲
・伸びが期待できる科目・範囲
優先順位が低いと判断できる科目や範囲の勉強は後回しにする、あるいは除外する勇気も大切です。
模試を受ける
模擬試験は、勉強の成果を確認できる重要な機会です。
点数はもちろんですが、失点が多かった範囲や回答に時間がかかった問題などもしっかり確認しましょう。
解けない問題を明確にして、成長のきっかけにすることこそ、模擬試験を受ける大きな目的であるためです。
模擬試験を受けたら、問題を覚えているその日のうちに復習をすることをおすすめします。
過去問に取り組む
基本的な学習が進んだら、実践的な勉強として、志望校の過去問に取り組みましょう。
大学ごとに問題のレベルや傾向は大きく異なります。過去問に触れて、出題のくせをつかみ、対策しておきましょう。
志望校の過去問にしっかり取り組めると、本番も自信を持って受験できるためおすすめです。
また、過去問に取り組む際には問題を分析したノートを作っていくと良いです。
例えば英語なら、「どんな文法事項が問われやすいか?」、「長文の内容一致の正解の該当箇所はどんな場所にでてきやすいか?」などをノートに分析していきます。
これだけで、模試では測れない志望校別の偏差値が5はアップします。
横浜予備校では過去問分析用の専用ノートを使って過去問を分析していきます。
自分の弱点を把握して克服する
多くの生徒さんが、苦手分野を少なくとも1つは抱えているものです。
克服するためには、まずは弱点を分析するとよいでしょう。
一言で苦手分野といっても、原因やポイントはさまざまです。
例えば、同じ数学が苦手だという生徒さんでも、「数学に意欲が湧かないから」という生徒さんもいれば、「数学は好きだけど計算ミスが多いから」という生徒さんもいるでしょう。
苦手なポイントも、公式の暗記・計算・応用問題・文章問題など人それぞれでしょう。
苦手分野としっかり向き合うと、克服のヒントが見つかるはずです。
また、塾によっては苦手分野に悩む生徒さん向けのカリキュラムや教材を用意していることがあります。生徒さんひとりで克服が難しい場合は、スペシャリストの手を借りましょう。
私たちの予備校では、一人ひとりの弱点を的確に分析し、それに基づいた個別カリキュラムを作成しています。
苦手分野の克服に向けて、専用の教材やプロ講師によるマンツーマン指導が受けられ、より効果的に学習を進めることが可能です。
まずは無料相談を通じて、自身の苦手分野を克服する第一歩を踏み出しましょう。
逆転合格のための教科ごとの学習ポイント
逆転合格を狙う、効率重視の勉強においては、教科ごとにポイントを押さえて学習を進めることが重要です。
特に苦手分野の学習では、どこが勉強のポイントとなるか、見極めからわからない生徒さんも多いでしょう。
以下では、受験対策初期から力を入れておきたい、基礎学習のポイントを教科ごとに解説します。
各分野へのはじめのアプローチ方法を理解して、順調な受験勉強への足がかりにしましょう。
国語
国語は現代文・古文・漢文と勉強範囲が広い分野です。
勉強方法にも違いがあります。現代文では、筆者と出題者の意図を正確に読み取る能力が求められます。語彙を増やしながら問題に触れ、回答のコツをつかみましょう。
一方、古文と漢文の学習では、まずは単語と文法の暗記が必要です。暗記する際は、単語だけ覚えるのではなく、単語が含まれる文章とセットで覚えることをおすすめします。
単語の用法がわからなければ、暗記だけできても文章読解能力に結びつかないためです。
数学
数学においては、積み上げの学習が重要です。
公式や解法の知識を使って、問題が解ける経験を繰り返しましょう。
問題が解けない場合は、理解できないポイントと丁寧に向き合いましょう。
大学受験の数学が苦手でまったく理解が追いつかないと悩んでいる生徒さんは、中学数学に立ち帰って復習すると、点数が取れるようになるケースがあります。
すぐには結果が出づらい教科ですが、コツコツ理解を積み上げるイメージで、学習を進めましょう。
英語
初期英語学習の肝となるのは、英単語の暗記と文法の習得です。
どちらも繰り返しの学習で覚えるのがよいでしょう。暗記学習は、以下の方法を組み合わせると効果的です。
・目で見る
・紙に書く
・音読する
・人に教える
・関連語を一緒に覚える
視覚・聴覚・動作・経験などが組み合わさると、知識が定着しやすくなるためです。
工夫しながら、自身に合う暗記学習で英語の基礎を固めましょう。
理科
理科の科目は、物理・化学・生物・地学の4種類の科目に分けられます。
それぞれ求められるスキルに違いがあることを理解しておきましょう。
生物と地学において、勉強の立ち上がりで重要なのは暗記です。
用語だけではなく、解説イラストも一緒に覚えると理解が深まります。
化学で求められるのは計算能力です。
問題文から必要な計算式を読み取る力と一緒に、計算能力を磨きましょう。物理は数学の知識と、理解力が求められる科目です。
数学の勉強が進むほど、物理の理解が深まる面白さがあります。
定義や公式といった基本的なルールを押さえながら、解法を導き出す練習をしましょう。
社会
社会の科目は、大きく分けて以下の5種類です。
・世界史
・日本史
・地理
・現代社会
・倫理・政治経済
現代社会には、倫理や政治経済が含まれます。
多くの生徒さんが得意な科目を選択して受験するため、高得点が出やすい科目です。
勉強する際は、点数を取りこぼさないよう網羅的に暗記を進める必要があります。
はじめは大まかに全体像をつかむイメージで用語を押さえ、次に細かい情報やほかの知識との関連付けを進めるとよいでしょう。
E判定から逆転合格するための勉強法
E判定から逆転合格を狙うならば、効率のよい勉強法を知り、無理のない学習計画を立てなければなりません。
後悔しない結果をつかむために、残された時間を有効活用しましょう。
勉強の仕方や学習計画の立て方、モチベーションの保ち方に疑問があるならば、知識と経験が豊富なスペシャリストに相談してください。
横浜予備校は、多くの生徒さんを逆転合格に導いた経験を持つ予備校です。
横浜予備校は逆転合格のために、以下の指導方法にこだわっています。
・極少人数制指導
・マンツーマン指導にも対応
・学力に応じた個別カリキュラム
・徹底した学習管理
E判定を受けて「ここから盛り返したい」と覚悟を決めた生徒さんは、横浜予備校に相談しましょう。
横浜予備校は無料受験相談も実施しています。
まずは受験無料相談で、逆転合格のために今からできることを知りましょう。