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定期試験の数学の結果が悪かった…人へのアドバイス
1学期の中間試験(定期テストの数学)が悪い人がテストが返却されたらやりたい3つの事
皆さんが受けた1学期の中間試験の結果が帰ってきている頃かと思います。満足する成果が出せた人もいれば、数学で失敗した、思うように点数がとれなかった、という人もいるかと思います。
数学は、100点を取りやすい教科であると同時に、理解できないという生徒にとっては辛い教科かも知れません。私立大文系を狙う生徒であれば、最低限赤点をとらない努力で乗り切るという手もありますが、難関国立大や私立大医学部を目指す生徒さんにとっては、高得点、つまり100点を目指していきたい科目でもありますね。
まず、数学のテストが返却されたら必ず次の3点に注意して現状の分析と計画の作成を行ってください。
②何がいけなくて点数が取れなかったかの振り返り
(そもそも定期試験に向けて計画的に勉強してなかった、教科書の例題レベルでつまづいていたのに放置していた、スタートする時期が遅すぎた など)
③次回に向けての対策と計画の作成
まず、①を使って今回の試験の順位を元に次回の試験の目標順位を決めます(あまり高く設定し過ぎないようにしましょう。)この目標を達成するために、
いつまでに?
何を?
どの程度?
まで仕上げれば良いかを考えていきましょう。
①と②の振り返りに基づいて③の計画と対策を立てます。具体的にどのような勉強をしていけば①で立てた目標を達成できるか考えていきましょう。
教科書レベルが分からない人にオススメの参考書と勉強法
さて、この数学の勉強法なのですが、 理解と反復演習、この繰りかえしがポイントです。その両方ができれば、好循環に入ってまたたく間に点数を上げることができます。
しかし、苦手な人にとっては、勉強法自体が分からないという場合も多いようですね。
何をやったら良いのか分からないから、自分なりに独学でやってみる。しかし次の試験でも点数が悪くなり、モチベーションを低下させてしまう・・・。そういう事態は避けたいものです。ですので、数学は基本、分からない点があれば先生に質問するべきです。その必要性が最も高い教科だと言えるかも知れませんね。
ただ、 先生に質問をいつも出来る環境になく教科書レベルでつまづいてしまっている人は以下の参考書で勉強するとよいと思います。
数学に関しては演習に入る前にしっかりと原理・原則を理解して学習していくことが重要です。
”ゼロから分かる”はとても初歩的な内容からものすごく丁寧に各単元の導入を行ってくれています。この参考書の解説が分からないという生徒に出会ったことがないほど親切な作りです。全く自信がなければ一度手に取ってみる事をお勧めします。
”やさしい高校数学”は先生と生徒の対話式で解説が進んでいくのが特徴です。対話式の方が頭に入りやすい人はこの参考書が向いていると思います。
“初めから始める”は初歩的な内容から解説がされていますのしっかりと原理・原則を理解しながら勉強をすすめていけます。数学が“苦手で大っ嫌い”という人はこの本から始めると良いと思います。
ただし、原理・原則を理解できても演習をしなければ点数に結びつかない
のでこれらの参考書で勉強をした後は、教科書の問題と問題集で演習をしっかりとしていきましょう。