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受験生は名言から英語も時間の使い方も学ぼう!
集中力を持続させるには、適度な「気分転換」も必要ですが、、、
その 「気分転換」が長すぎて勉強に戻れなくなってしまうことは絶対に避けたいところです。
「ちょっとだけ休憩。。。」と思ってテレビ、スマホ、漫画を楽しむのもいいですが、そっちに熱中しすぎるのは本末転倒です。あくまで勉強がメインで気分転換は疲れた頭を少し休めるための時間であるという「覚悟」を持って気分転換する必要がありますね。
気分転換する際に大切なのはやはり「時間」を決めることです。
この自分の中での「時間設定」が曖昧なまま気分転換すると、いつまでも自分の好きなこと没頭してしまい勉強に戻りにくくなります。
「休憩の時間はここまで!」という強い気持ちを持つことも忘れないで下さい。そういう「メリハリ力」も受験生に求められる資質と言えるでしょう。
集中とリラックスのON、OFFの切り替えが上手な人が、「本番」にも強いと言われます。入試本番でも、試験と休憩時間が繰り返されます。日頃から5分~10分単位の「時間」を大切にする習慣を身につけることは、「入試本番」で最高のパフォーマンスを発揮できるためのシミュレーションになると言えます。
「時間」を意識できる受験生になりましょう。
そこで、今回の名言。
あらゆる瞬間をつかまえて享受せよ。
今日出来る事を明日まで延ばすな。”
フィリップ・チェスターフィールド
(イギリスの政治家・外交官
チェスターフィールド(Philip Stanhope, 4th Earl of Chesterfield / 1694年9月22日-1773年3月24日)は、イギリス・ロンドン出身の政治家。若き頃からホイッグ党の国会議員として活躍し、すぐれた弁舌で知られた人物。紳士としての教えなどを記した息子への手紙が、彼の死後出版されている。
受験生に役立つ時間に関する名言を英語にしてみよう!
さて、この名言を「英訳」してみましょう。
①まずは前半。「時間の価値を知れ」という命令文。動詞から始めましょう。価値と言う単語は色々ありますが、「value」。原文のニュアンスは「本当の価値」となっているので「true value」にします。
②続けて、「あらゆる瞬間をつかまえて享受せよ」。原文では動詞「snatch(強引にひったくる)」「seize(ぎゅっとつかむ)」が使われています。「時間」は強引にでも「奪うモノ」というニュアンスになっていますね。「享受する」という言葉は入試に頻出ですね。「物事を受け入れて、咀嚼し、自分のものとすること」という意味ですが、英語ではなんと「enjoy」で表現します。
③最後に、あまりにも有名な名言。「今日出来る事を明日まで延ばすな」。原文では「絶対に」という強い否定命令文なのでNeverから始めます。延期するはpostponeもありますが、「put off」が使われています。「明日まで」は「till tomorrow」。by tomorrowにしてしまうと「明日までには」という意味になるので気をつけましょう。最後に関係代名詞のwhatを使って完成。
まとめると、、、
有名な言葉なので暗唱する価値がありますね。