今回は最難関大学向けの数学の問題集について紹介していきます。
目次
- ○ 最難関大受験者向け!数学の難しい参考書・問題集
- ・標準問題精講 基礎〜標準
- ・上級問題精講 標準〜発展
- ・良問プラチカ 基礎〜標準
- ・スタンダード数学演習ⅠAⅡB,オリジナルスタンダード数学演習Ⅲ 基礎〜標準
- ・最後に
最難関大受験者向け!数学の難しい参考書・問題集
ここでいう最難関大学は東大や京大、東工大・一橋大などです。このような大学でも、基礎的な問題のレベルは旧帝大レベルとあまり変わらないと思います。その一方で、標準〜発展レベルの問題は他のレベル帯の大学に比べてやはり難しくなります。ここでは、基礎〜標準レベルの絶対に取るべき問題レベルを演習するための問題集と、標準〜発展レベルのここを取れれば周りと差がつく問題レベルを演習するための問題集に分けて解説していきたいと思います。
標準問題精講 基礎〜標準
標準という名前の割に比較的高いレベルの問題までよくまとまっている問題集です。最難関志望の生徒はこのレベルはある程度できて欲しいというところです。ⅠA,ⅡB,Ⅲの3冊で構成され、量も150問前後とほどほどです。また、分野別問題集という各分野に特化した問題集も出版されているので、特に強化したい分野がある人はそちらもおすすめです。
上級問題精講 標準〜発展
かなり難しめの内容がまとまった問題集です。帯にも東大京大など最難関向けの問題集ということが明記されています。ⅠAⅡB,Ⅲの2冊に分かれており、問題数は100問少しといったところです。どちらかというと数学が得意な人、基礎は十分で周りとより差をつけたい人に合っていると思います。最難関でも必須レベルは超えていると考えられ、数学があまり得意でなかったり基礎が不十分だったりという人は焦って手を出すべきではないと思います。このレベルになると解法を覚えるというよりも考え方を養うという意味合いが強くなるので、各問題に時間をかけて取り組むと良いでしょう。
良問プラチカ 基礎〜標準
こちらは、標準問題精講より若干難しめといったところでしょうか。他の問題集との差はなんといってもその量の少なさです。良問がかなり厳選されており、短時間で質の高い演習をすることができます。ⅠAⅡB,Ⅲに分かれていますが、ⅠAⅡBは文系・理系に分かれており、それぞれに特徴を持たせています。たとえ理系でも文系チックな問題を出す大学もあるので、その辺りを柔軟に使うことができると思います。
スタンダード数学演習ⅠAⅡB,オリジナルスタンダード数学演習Ⅲ 基礎〜標準
こちらは今までとは変わって、学校専売図書になります。学校で配られて演習の授業で使うという人もいると思います。大学入試の問題を分野ごとにまとめたものになります。一般的には数学Ⅲの方はかなり難しいと言われているようですが、個人的には最難関レベルにはちょうどいいのではないかと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。今回は最難関レベルの大学受験生向けの数学の問題集を紹介してきました。今回は高めのレベルの問題集を紹介しましたが、基礎ができていない人は難しい問題集に挑戦してもあまり意味がありません。ほんとに受験直前という人以外はできるだけ焦らず、自分のレベルに合わせた問題を解くようにしましょう。