推薦入試を受験する皆さんの多くは、一般入試との両立に苦戦しています。
志望理由書を書く時間や面接練習の時間、そして試験当日が1日つぶれてしまいます。
どうやって両立をしているんだろう?と悩んでいる人に、参考にしてもらえればと思います。
目次
出願書類の準備
出願書類は、学校の先生や塾の先生に添削してもらっていると思います。書類には正解といったゴールがありません。そのため、時間が際限なくかかってしまいます。横浜予備校では、書類を作成する時間を〇〇時まで!と決めて取り組んでもらっています。また、もし出願期間まで1か月以上あるようであれば、書くのは日曜日の〇〇時と決めて書き、翌日月曜日に添削・指導、次の日曜日にまた書く、を繰り返してもらいます。1か月あれば、最後の日曜日を清書の日としても、3回は添削ができます。平日は学校の授業と塾の授業があり、書類を書く時間があまりありません。その中で無理に書くよりも、日曜日だけやる!と決めれば、平日は勉強の集中でき、推薦入試と一般入試の勉強とが両立ができそうですよね。
面接練習
面接が苦手な人、どんなことが質問されるのだろうと心配な人、多いと思います。これも出願書類と同様に、終わりがありません。いくらでも練習できますし、予想される質問をいろいろと考えたりできますよね。
しかし、面接練習に時間をとられてしまうと推薦入試と一般入試の勉強との両立が難しくなってしまいます。横浜予備校では面接練習も回数を決めて(もちろん希望があれば追加で実施しますが)練習をします。あとは、一人で声出し練習をしてもらいます。人間は、頭で考えていても、そのまま言葉として話すのは難しいからです。「〇〇」と答えよう、と考えていたとしても、すらすらと話すことは最初は難しいです。声出しの練習をするだけで、だいぶ不安が減ると思います。
試験後~発表まで
推薦入試の試験が終わったら、ほっとするのと同時に、結果が気になってソワソワしますよね。でも結果が出るまで1か月近くかかる場合もあります。その期間をソワソワしながら過ごしてしまうと、一般入試の勉強に身が入りません。
推薦入試を受験する場合は、「受かったらラッキー」と思って一般入試の勉強に取り組んでほしいと思います。合格してほしい、と思って応援していますが、受験はなにが起こるかわかりません。常に最悪の場合を想定して準備をしておきましょう。