しかし、正しい順番で学習を進め、効率的に勉強するコツを掴めば、英語は得意科目に変えることが可能です。
実際、横浜予備校ではたった4ヶ月で大きく英語の成績を上昇させた生徒たちが多数います。
この記事では、どのように勉強を進めるべきか、また何を意識すれば英語の力を効率よく伸ばせるのかを具体的に解説していきます。
受験に向けた勉強方法を整理し、焦りを感じることなく計画的に取り組めるようになります。
英語学習への不安が解消され、自信を持って対策を進めることができるでしょう。
目次
- ○ 大学受験英語の勉強の進め方
- ・単語・熟語
- ・文法
- ・英文解釈
- ・長文読解
- ○ 大学受験英語の勉強法のコツ
- ・単語・熟語はコツコツ取り組む
- ・文法は基礎が大事
- ・英文解釈は繰り返し練習
- ・長文読解は速読でトレーニング
- ○ 英語のリスニングや英作文の勉強法
- ・リスニングは音読から始めてみよう
- ・英作文はインプットとアウトプットの繰り返し
- ○ 大学受験合格のために英語を身につけるポイント
- ・毎日継続する
- ・具体的な勉強スケジュールを立てる
- ・サポートが充実した塾・予備校に通う
- ○ 大学受験の英語の勉強法
大学受験英語の勉強の進め方
大学受験英語の学習は、まず勉強の仕方を知り、計画的に実践していくことが重要です。
大学受験英語の学習内容は、以下の4つに分類されます。
・単語・熟語
・文法
・英文解釈
・長文読解
それぞれの分類に応じた効果的な勉強方法を紹介します。
単語・熟語
英語の実力をつけるには語彙力のアップが欠かせません。そのためには英単語・熟語の学習が必須です。
英単語の勉強方法はとてもたくさんあり、自身に合った方法を見つけることが大切です。
タイプ別に3つの勉強法を紹介します。
1つ目は、英文中に出てきた単語をルーズリーフを使って覚える方法です。ルーズリーフを半分に折り、左に英単語、右に日本語訳を書いて覚えます。
手で書くことで記憶が定着しやすく、テスト形式にも使えるため、携帯を使わずに学びたい方におすすめです。
2つ目は、英単語の本を使う方法です。
ターゲットやキクタンなどの単語帳を使い、発音や例文も含めて総合的に学習します。
紙で学習することで視覚的に覚えやすいので、携帯よりも紙媒体が好きな方に向いています。
3つ目は、携帯アプリを使う方法です。アプリはいつでもどこでも利用でき、スキマ時間を活用できます。学習の記録が残るため、進捗管理が簡単でモチベーション維持にも役立ちます。外出時や移動中に勉強したい方に最適です。
また、私たちの予備校では、オリジナルの単語帳も用意しており、特に単語暗記が苦手な方を効率的にサポートしています。
文法
大学受験に英文法のマスターは欠かせません。
英文法を攻略するにはまず1冊文法項目別の英文法の本を学習してください。
文法は決まりごとなので、どの本でも内容はほぼ同じです。自身が見やすいと思うレイアウトの本を選びましょう。
学習の際はまず、正誤問題では正しいか誤っているかだけでなくその理由までいえることが大切です。
ここは現在形が正解だが、なぜ現在完了や過去形がだめなのかを理由まで理解して4択問題を解けるようになってください。
内容を理解したら演習に進みますが、演習問題集はランダムに出題されるものを選びましょう。
テーマごとにまとまっている場合、ここは否定がテーマだから否定の問題が出ているなと予測がついてしまいます。
試験でテーマがあらかじめわかることはないので、ランダムに問題が解けるような学習をしてください。
英文解釈
英文解釈とは、英文を文法的に解析して読む学習です。
まずは5文型や品詞の解説を理解しましょう。
主語と目的語になるのは名詞だけなど文型と品詞の関係も押さえます。
次に課題英文を読み、構造を分析します。もとの英文にSVOCを書き込んで修飾語がどこにかかっているかを矢印で記しましょう。
同じ文章を何度も分析する場合はあらかじめコピーを取っておいてください。
最後に構造分析をもとに和訳をします。これを繰り返して英文解釈のやり方を記憶し、身につけていきましょう。
長文読解
長文読解を攻略するにはまず語彙力を高めなくてはいけません。
長文の場合、1文に3つ知らない単語が出てきたら読めない確率が高まります。
英文解釈や英文法はクリアしているのに単語がわからなくて読めないのはもったいないです。ボキャブラリーは受験当日まで増やし続ける意気込みで学習してください。
コツは接頭語や接尾辞を覚えることです。Reなら繰り返し・Disは否定など接頭語や接尾辞を知っていればわからない単語を見てもある程度は意味の予測ができるでしょう。
また、長文読解問題は時間が足りなくなるケースがよく見られます。時間制限対策にはとにかく長文に慣れることが大切です。1日1回、時間を計って英語のニュース記事を読む習慣をつけるといいでしょう。
タイムズやワシントンポストなどWebで読める英字新聞は多数あります。
読み続けることでスピードも早くなるとともに、入試では新聞記事をもとに作られる問題が多数あるため、入試対策にも役立ちます。
また、タイムズやワシントンポストが難しく感じられる場合はジャパンタイムズなどの日本の英字新聞もおすすめです。
大学受験英語の勉強法のコツ
限られた時間で大学受験英語を効率よく勉強するには、コツを抑えながら学習を進めることが大切です。
以下に、効果的な勉強法のポイントを紹介します。
効果的に学力をつけていくためには単語・熟語は継続的に行い、その上で、文法の学習→英文解釈の学習→速読を意識した長文読解の順番で学習を行っていくのが理想的です。
単語・熟語はコツコツ取り組む
単語や熟語を覚えるには毎日コツコツ取り組むのが早道です。
単語帳を1冊選び、毎日学習を続けましょう。
1日に何個やるかを決めて計画的に学習してください。何度も繰り返し発音しながら覚えるのがおすすめです。
好きな音楽なら英語の歌詞でも覚えてしまうように、何度も音で繰り返しているうちに自然に頭に入ってきます。長文読解の問題と組みあわせるのもよいでしょう。
長文問題では英単語・英熟語・構文・文法などが総合的に学習できます。
また実際の文章では1つの単語が色々な意味で使われるため、単語の意味の確認に有効です。
単語帳は英単語ターゲットシリーズやシステム英単語などを利用して覚えていくのをおすすめします。
文法は基礎が大事
文法は基礎固めができていなければ自身のものになったとはいえません。
始めから問題をたくさん解こうとする方もいますが、理解のないまま問題を解き始めてもかえって勉強効率が悪くなります。
解説と例文をよく理解してから問題に入ってください。
英文法の学習では1冊の参考書をしっかり習得するのが早道です。
いろいろとよさそうな参考書が目に入っても、あれこれ参考書を取り替えるのは時間の無駄です。
自身が読みやすそうな、内容のしっかりした参考書を繰り返し読み込んでマスターしてください。
1回目で理解しきれることは少ないので、十分に理解したと思えるまで、何度も学習しましょう。
参考書は学校で配られるEvergreenなどを使いながら英文法項目を1つずつ理解していくことをおすすめします。
また、こういった参考書が読みにくく苦手という方には、渡辺の基礎から受験までとことんわかる英文法(上・下)【東進ブックス】がおすすめです。
英文解釈は繰り返し練習
英文解釈では文の構成に対する理解力をつけることが目的です。
文の構成にはある程度のパターンがあるため、学習を繰り返し頭に刷り込むようにして身につけましょう。具体的にはまず参考書の例題の解説を読んで理解します。
次に基礎問題を解き、答えあわせをして解説を読み、わからなかったところ解けなかった部分を調べなおして再度構文を覚えましょう。
これを繰り返すと自身の理解度や弱い部分も明らかになります。
何度も学習を重ねて、英文解釈の力をつけてください。
利用する参考書としては、大学入試 肘井 学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編や大学入試Basic Lecrure 動画でわかる英文法[読解入門編]がおすすめです。
また、これらの本が難しい場合は1ヵ月で攻略!大学入試読むための英文法【標準編】〜スラスラ英文が読める「型」を短期間でインストール!をおすすめします。
長文読解は速読でトレーニング
長文読解には時間制限対策が必要です。速読の力をつけましょう。
音読・なぞり読み・シャドーイング・多読などの方法があります。
音読を繰り返すと文章を読む速度があがります。
単に読み上げるだけでなく文章の内容を理解しながら読んでください。
なぞり読みは文章の下に指やペンをおいて、なぞりながら文を読む学習法です。
指の動きを一定にし、その動きについていくように学習しましょう。慣れたら徐々に指を動かす速度をあげてください。
シャドーイングは音声データの声にあわせてそれについていくように発声する方法です。
データの速度についていく必要があるので、強制的に文章を速く読むようになります。
初めはついていけない場合も少なくありませんが、慣れていくので根気よく続けてください。
多読はそのとおり、たくさんの文章を読むことです。長文攻略にはなによりも英語を読むことに慣れなければいけません。できるだけ1日1題は英語長文に触れましょう。
利用する参考書は前文に文構造が書いてある参考書が理解も進みやすく良いです。入門英語長文問題精講やより難しい参考書なら得点力を高める 標準問題 特訓リーディングがおすすめです。
私たちの予備校では、これらの速読法や長文読解に特化した指導を行い、生徒一人ひとりに合った学習プランを提供しています。
プロの講師陣による個別指導で、時間管理や速読力を着実に向上させることが可能です。
まずは無料カウンセリングにお越しいただき、あなたに適切な学習プランをご提案します。ぜひ一度体験授業もご利用ください。
英語のリスニングや英作文の勉強法
リスニングと英作文にも効果的な勉強法は存在します。
以下でそれぞれのポイントを見ていきましょう。
リスニングは音読から始めてみよう
リスニング力を高めるには音読が有効です。自身が発音できない音は聞き取れません。
多くの単語や文章を音読してください。
音読のなかでも特におすすめなのがシャドーイングです。聞くことと話すことを同時に行うので、効果的に力をつけることができます。
発音・強弱・テンポなどできるだけ音源を真似して行ってください。
横浜予備校ではディクテーションとシャドーイングの課題をアプリで管理しながら学習していきます。毎日、リスニングを勉強する習慣を身に付けます。
英作文はインプットとアウトプットの繰り返し
英作文の力をつけるには、インプットとアウトプットを繰り返す必要があります。
単語や英文法・構文などの知識をインプットしなければ作文などのアウトプットはできませんが、インプットだけでも作文力はつきません。
リーディングやリスニングに比べてより能動的に英語を使う英作文では、アウトプットを繰り返し場数を踏むことが大切です。
インプットとアウトプットをバランスよく繰り返すことが英作文の力を伸ばします。
大学受験合格のために英語を身につけるポイント
英語を身につける際に大切な点は3つ程あげられます。
これらの実践が大学受験合格を勝ち取る重要なポイントです。
毎日継続する
英語の学習は毎日の継続が大切です。
1日に1度は英語の学習に取り組んでください。
定期テスト・英検など短期的な目標を1つずつクリアするのもおすすめです。
短期ならばモチベーションの維持が容易なので、それを重ねていくことが長期的な入試対策につながります。
テストや英検のない時期は問題集を1冊決めて毎日学習を進めてください。
具体的な勉強スケジュールを立てる
ただ漠然と勉強しなくてはと考えていてもなかなか成果はあがりません。
受験までの時間は限られているため、効率のよい勉強スケジュールにしたがって学習を進めることが重要です。
スケジューリングするときには詰め込みすぎないように心がけてください。体調不良など予定外の事態に備えて、予備を設けておくことも大切です。
横浜予備校では受験までのロードマップ作成のお手伝いもしています。経験のある先生が一人ひとりに合ったスケジュールを一緒に作ります。受験対策で悩みがあれば、ぜひ横浜予備校の先生に相談してください。
サポートが充実した塾・予備校に通う
大学受験には不安や迷いがつきものです。
そんなときには受験に関する豊富な知識や合格のノウハウを持っている塾や予備校のサポートを受ければ大きな助けになるでしょう。
どのようなよい授業を受けてもそれが身についていなければ無駄になります。
横浜予備校では質の高い授業はもちろん、授業で習ったことをしっかりと身につける復習徹底特訓のシステムを用意しています。
授業は、予備校のプロ講師がきめ細かい指導を行うために科目別・能力別にクラス分けをした極少人数制(2名〜3名)のマンツーマン指導です。
大学受験の英語の勉強法
英語学習には分野ごとに効果のあがる勉強法があり、それらの実践により無駄なく実力をつけることができます。
大学受験のための学習は期間が定められているため効率的な勉強が必須です。より早くより大きな成果をあげるためにはプロのサポートを受けるのがよいでしょう。
横浜予備校では質の高い授業はもちろん、結果が出るシステムやノウハウの提供・スケジュール作りからモチベーションの維持まで常に生徒さんに寄り添い、学力アップ・大学受験の成功に導きます。
英単語の暗記が苦手な方には、暗記専門のアプリのサポートで効率的に覚えられるでしょう。また、特に単語暗記が苦手な方にはオリジナルの単語帳を配布し、決まった範囲の確認テストでしっかり定着させます。
英作文についても、個別演習授業の中で先生から添削指導を受けられるので、効果抜群です。
さらに、無料相談も実施しています。横浜予備校の学習システムや、あなたに適切な学習プランについて具体的にお話しさせていただきます。ぜひ一度、無料相談にお申し込みください。