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医学部の志望理由書の書き方|書くべきポイントなどについても解説

医学部の志望理由書の書き方|書くべきポイントなどについても解説

大学の推薦入試では、志望理由書の提出が必要なケースが少なくありません。

特に医学部の入試では、推薦入試だけでなく、一般入試でも志望理由書の提出が求められる大学が多くあります。 志望理由書は、大学が受験生を評価するうえで重要な材料の一つです。

特に医学部では、受験生が医師にふさわしい資質を持っているかを判断するための大切な書類となります。

この記事では、志望理由書の具体的な書き方や、作成時に押さえておきたいポイントについて詳しく解説します。ぜひ参考にしていただき、合格に向けた準備を進めてください。

医学部の志望理由書

原稿用紙と時計(〆切に間に合わない)

志望理由書は、医学部を目指した理由をただ書くだけの単純な書類ではありません。

小論文や面接があるにもかかわらず、志望理由書の提出を求めるのは、命を預かる医師にふさわしい人物かを見極めるためです。

小論文や面接試験もありますが、志望理由書の提出によって人物像を細かく判断します。

医学部の志望理由書とは?

志望理由書とは、なぜこの大学の医学部を受験しようと思ったのかを伝えるための、重要な書類です。

面接時、志望理由書は面接官の手元にあり、面接のための資料として使用されます。

内容は大学によって異なりますが、設問に対する回答と、自分の考えなどを自由に書くことが多いです。

志望理由書の提出が必要な理由

医学部入試時に提出する志望理由書とは、大学に対して次のようなことをアピールするための重要な書類です。

・医師になるための熱意
・医師としての将来像
・なぜこの大学を選んだのか

受験生の医師になるための決意や資質を、面接や小論文、志望理由書で判断します。

医学部の志望理由書提出が必須となる大学

ノートを持つカジュアルな服を着た大学生

志望理由書の提出は、一部の大学を除いて、ほとんどの大学の医学部で必須とされています。

書く内容は大学によって異なりますが、志望動機は必須項目と考えてよいでしょう。

志望理由書の提出が必須の大学と志望理由書に書くべき内容の一例を、国公立大学と私立大学にわけて紹介します。

国公立大学

国公立大学の医学部を受験する場合、一般入試で志望理由書の提出が必要です。

大学によっては、推薦入試でも志望理由書を求められる場合もあります。

国公立大学で求められる内容は、以下のようなケースが多いです。

・東京大学(一般入試):理科三類を受験する理由と自己アピール
・東京大学(推薦入試):志望理由や課外活動などの成果
・横浜市立大学:医師や医学研究者を目指す理由
・琉球大学:医学部に進学する目的や自己PR

私立大学

私立大学の場合、一般入試で志望理由書の提出を求められることがあります。

推薦入試では、ほとんどの大学で志望理由書の提出が必須です。

・昭和大学:昭和大学を志望する理由と入学後のビジョン
・日本医科大学:日本医科大学へ入学したい理由
・東京女子医科大学:志望理由や医師になった後のビジョンなど
・北里大学:志望理由と自己PR
・産業医科大学:志望理由とこれまで活動をしてきた記録

横浜予備校では、志望理由書を基にした模擬面接を行い、想定される質問に対する答え方や表現力を磨くトレーニングも実施しています。

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専門の講師があなたの現状を丁寧にヒアリングし、適切なプランをご提案します。

医学部の志望理由書の構成

本と作文用紙(読書感想文)

志望理由書は、志望動機を伝えるための書類であると同時に、面接の参考資料として活用される重要な書類です。

面接官や試験官は、志望理由書に基づいて受験生の理解度や思考力、表現力などの資質を見極めます。

志望理由書を書く際は、どのような構成で何を書くのか、事前準備をしっかりしてから書くことが志望理由書を書く重要なポイントです。

医師を志望する理由

医学部を受験する際に、もっとも多く問われるのが医師を志望する理由です。

志望理由は医師になる資質があるかを見極めるための重要な判断基準となるので、しっかりとポイントを押さえて書くようにしましょう。

志望理由を書くときに押さえておきたいポイントは、以下の2つです。


・医師になりたいと思ったきっかけの具体的な内容
・文章全体の整合性

前半では、なぜ医師を目指そうと思ったのか、具体的な理由を書きます。

目指すきっかけなどのエピソードがあれば、できるだけわかりやすく書くようにしましょう。

文章を書いていくうちに、前半と後半で内容にズレが生じることがあります。

後半部分を書く際は、文章全体に一貫性があるかどうかを意識するようにしましょう。

前半と後半に食い違いがあると、文字数を埋めるために言葉を継ぎ足しているような印象を持たれてしまう可能性があります。

理想の将来像

将来、どのような医師になりたいのか、自分が思い描いている理想の将来像を具体的に書きましょう。

自分が現在どのような将来像を持っていて、なぜその考えに至ったのかをわかりやすく、具体的にまとめるようにします。

例えば、単純によい医師になって患者さんの助けになりたいというような理由では、具体的な将来像とはいえません。

まずは、医師になろうと思ったきっかけの場面まで記憶を遡り、箇条書きにしてみましょう。

医師を志望する理由と重複しますが、きっかけをしっかり把握することで、自分が目指す医師の理想像が見えてきます。

また、医師という職業のことを掘り下げて調べて、知識を深めることも大切です。

理想の将来像になるために何をするべきなのかを知ることで、より具体的に説明できる内容になります。

明確な将来像を持っていれば、面接官や試験官によい印象を与えられる可能性も高くなります。

大学の志望理由

なぜその大学の医学部なのか、理由を具体的に書きましょう。

また、その大学の特色や強みを挙げて、この大学で学びたいことがあるなど具体的な理由も必要です。

例えば、以下のようなことが挙げられます。

・◯◯大学医学部を卒業した医師に感銘を受けた
・自分が行いたい研究設備が整っている
・教育理念に共感した

上記のような具体的な理由があれば、必ず書くようにしましょう。

大学の志望動機は、医師を志望する理由や理想の将来像と関連性を持たせると、より具体的な内容を書くことができます。

また、事前に受験する大学の教育理念などを調べておくと、説得力が強くなります。

以下に挙げる3つのポリシーは、事前に内容を読んで理解しておきましょう。

・アドミッションポリシー(入学者の受け入れ方針)
・カリキュラムポリシー(教育課程編成や実施の方針)
・ディプロマポリシー(卒業認定や学位授与の方針)

3つのポリシーは、大学のWebサイトなどでも公式に発表していて誰でも閲覧が可能なので、志望理由書を書く前に確認しましょう。

大学で取り組みたいこと

入学後に学びたいことや、取り組んでいきたいことなどを具体的に書きます。

医師になるための勉強を頑張るなどの端的な内容では、入学に対する熱意は伝わりません。

医師になるために必要な勉強に対する意欲や、どうやって理想の将来像を実現するかなど、入学後のビジョンを具体的にまとめましょう。

「研究の助手をして医学により深く関わりたい」「医療ボランティアに参加したい」など、医学部特有の内容に触れることで熱意がより伝わりやすくなります。

文章全体のまとめ

文章の終わりには、全体のまとめとしてこの大学に入学して医師を目指す理由など、強い熱意を書きましょう。

まとめを書く際も最後まで気を抜かずに、医師を目指した理由や将来像など、すでに書いた内容に基づいて書く必要があります。

最後に矛盾が生じてしまうと、頑張って書いてきた内容が作り物の物語と受け取られてしまう可能性があります。

まとめまで書き終えたら最初から読み返して、文章全体に一貫性があるか、必ず確認をしましょう。

医学部の志望理由書を書くときのポイント

ノートと参考書 勉強イメージ

志望理由書の構成ができたら、いよいよ本書きです。

構成で考えた内容を、読みやすく書いていきます。

清書は、次の4つのポイントに気をつけながら書きましょう。

せっかくよい内容の構成ができても、書く際に文章が整っていないと、面接官や試験官に熱意を十分に伝えることができません。

・文章は簡潔に読みやすく書く
・大学のアドミッションポリシーに合わせて書く
・自分の思っていることを嘘偽りなく書く
・誤字や脱字に注意する

1つずつ詳しく解説していきます。

文章は簡潔に読みやすく書く

文章は、ダラダラと長く書けばよいわけではありません。

また、読み手はすべての受験生の志望理由書を読むため、短い時間で読めるようにする工夫が必要です。

端的にわかりやすく、要点のまとまった文章にしましょう。

文章の初めに結論を書き、その理由を論理的に説明をすると、よく考えられた理由書と受け取ってもらえる可能性が高くなります。

また、一文が長い冗長表現にならないようにするのもポイントです。

大学のアドミッションポリシーに合わせて書く

アドミッションポリシーとは、大学が掲げる入学者受け入れ方針を指します。

これは、大学側が「どのような人物に入学してほしいか」を具体的に示したもので、募集要項のような役割を果たしています。

内容は大学によって異なりますが、多くの場合、学力や学問への意欲に関する項目が含まれています。

また、高校時代に取り組んだ活動や、入学後に期待されることなど、勉強以外の要素が記載されていることもあります。

志望校のアドミッションポリシーをしっかりと理解することで、志望理由の内容に行き違いが生じることを防げます。

大学が求める学生像を意識し、自分の経験や目標と結びつけて志望理由を作成しましょう。

さらに、アドミッションポリシーだけでなく、カリキュラムポリシー(教育課程に関する方針)やディプロマポリシー(卒業認定に関する方針)も確認しておくと、志望理由に一貫性と説得力を持たせることができます。

これらを理解することで、大学での学びに対する意欲をより具体的に伝えられるでしょう。

自分の思っていることを嘘偽りなく書く

自分の考えを、自分の言葉で書くことがとても大切です。

中途半端な知識や間違った言葉を使うと、取り繕った文章だとすぐにわかってしまいます。

また、面接時の質問は志望理由書をもとにされるので、自分の考えをもとに書かないと回答に齟齬が生まれます。

事前に志望理由書を添削してもらった場合も、指摘された内容が自分の考えに沿っているかどうか、必ず確認してください。

もし自分の考えと違うことを書くように指摘された場合は、添削者にしっかりと自分の想いを伝えて、修正すべき内容を相談しましょう。

誤字・脱字に注意する

どれだけ熱意のこもった文章でも、誤字や脱字があると読み手に不快な印象を与えてしまいます。

そのため、志望理由書が届いたら早めに作成し、自分で何度も読み直すことはもちろん、第三者の添削やチェックを必ず受けることが重要です。

横浜予備校では、医学部合格に向けた授業だけでなく、志望理由書の添削や面接対策も徹底サポートしています。

志望理由書の内容が明確で魅力的になるよう、専門のスタッフが丁寧に添削し、大学に響く書類作成をお手伝いします。

志望理由書が完成したら、ぜひ横浜予備校の専門スタッフの添削を受けてください。

確かなアドバイスを通じて、あなたの熱意と適性が伝わる一枚に仕上げましょう。

医学部の志望理由書も対策は必要!十分に準備を

受験生・塾で授業を受ける女子高校生

医学部の受験では、勉強だけでなく志望理由書の対策もとても重要なポイントです。

志望理由書を自分の力だけで書き上げるには限界があります。

さらに、書き終えた後は主観的になりやすく、誤りや改善点を見逃してしまうことも少なくありません。

そのため、第三者の添削を受けることが成功への鍵となります。

横浜予備校では、医学部受験に精通した専門スタッフが、志望理由書の作成から添削、そして模擬面接までを無償でサポートしています。

推薦入試対策も無償で提供しており、受験生一人ひとりの目標に合わせた個別指導を徹底しています。

特に推薦入試においては、志望理由書の質が合否を分ける大きな要因となるため、このサポートは多くの受験生にとって大きな安心材料となっています。

選抜対策

横浜予備校からは過去に推薦や総合型選抜で東邦大学、聖マリアンナ医科大学、北里大学、金沢医科大学、埼玉医科大学などに合格がでています。推薦対策も安心してお任せください。

また、横浜予備校では大学ごとの特徴や求められるポイントを踏まえたアドバイスを提供し、説得力のある志望理由書を仕上げるお手伝いをしています。

無料相談では受験生の現状を丁寧にヒアリングし、適切な受験対策プランをご提案します。

推薦入試や志望理由書の作成に不安がある方は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご活用ください。

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