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大学受験リスニングはどうやって勉強すればいいのか?
今までのセンター試験が、2020年度の大学受験から共通テストに変更されました。
思考力、判断力、表現力の3つが重視され、今後はマークシート方式から記述方式への移行も検討されています。
特に共通テストのリスニングに関しては、配点も100点に変更され、リーディング(筆記試験)と同等の扱いになりました。
単なる学力試験というだけではなく、より実践的な英語を学ぶという意味合いで、リスニング試験の重要度が上がってきたことがうかがえます。
リスニングが得意な人にとってはチャンスとなりますが、苦手な人にとっては試験自体がかなり厳しく感じることでしょう。
大学受験のリスニングの勉強法を知り、得点アップにつなげていきましょう。
毎日英語を聴く習慣をつける!
最近は書店やネット通販などでも、リスニング教材がかなり充実しています。
まずは1冊自分がやりやすそうなものを選んで、リスニング力の強化に努めましょう。
大学受験レベルの教材であれば、何でも構いません。
1日10~15分でいいので、リスニングを聴く習慣をつけましょう。
短時間でもいいので、毎日少しでも聴くことがリスニング克服の鍵となります。
それもただ聴くだけではなく、どんな状況で会話されているか、どんな文章の内容なのかをイメージしてみることが大切です。
英語を一度日本語に直して考えていると時間がありませんが、英語を聴いてすぐにそのイメージを浮かべられるようになると、リスニング問題の聴き取り能力が向上します。
例えば、appleと聴けば、すぐに赤い丸い果実が思い浮かびますよね。
いちいち「りんご」という日本語に直してから考える人はいないと思います。
実は、会話文や英文のリスニングも同様のことが言えるのです。
スクリプトを活用せよ!
リスニングの原稿をスクリプトと呼びます。
一度何も見ないでリスニング練習を行い、丸付けをしてみましょう。
問題の正解不正解に関わらず、スクリプトを見ながらもう一度音声を聴いてみてください。
発音がサイレントになる部分、次の単語を重なって音が消える部分など、自分が聴き取りにくいと感じる部分にマーカーで線を引きながら聴き取りましょう。
また、日本語訳とも照らし合わせて、原稿の全体の訳を確認することも重要になります。
英語と日本語をリンクさせ、文章のイメージを膨らませることで、よりリスニングに強くなりますよ。
今日から早速ぜひ実践してみてくださいね。