目次
- ○ 中高一貫の中学生が夏休みにやっておきたい事!
- ・中高一貫校の夏休みの宿題
- ○ 中高一貫校生におすすめの夏休みの過ごし方・学習編
- ・今まで学習した内容の復習を行う
- ・英語の学習を強化する
- ・検定にチャレンジする
- ○ 中高一貫校生におすすめの夏休みの過ごし方・生活編
- ・大学を見学する
- ・新しいことにチャレンジする
- ○ 塾を上手に活用しよう
中高一貫の中学生が夏休みにやっておきたい事!
こんにちは!横浜予備校です。
そろそろ夏休みですね。夏休みに向けて、旅行やお出かけなど、楽しい計画を立てている人も多いのではないでしょうか!?
受験生は「夏が勝負!」といいますが、高校受験のない中高一貫校の中学生は、夏休みをダラダラと過ごしがちな場合も…。
しかし、中高一貫校の中学生も夏休みを上手く活用できれば、今後の学生生活や大学受験を成功させることができちゃうのです。
そこで今回は、中高一貫校に通う中学生や保護者の方に向けて、「中高一貫校生の中学生が夏休みにやっておくこと」についてご紹介させていただきます。
中高一貫校の夏休みの宿題
夏休みといえば、「夏休みの宿題」ですが、中高一貫校の宿題はどのようなものなのでしょうか!?
横浜市立の中高一貫校である「横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校」と「南高等学校附属中学校」に通う生徒からの口コミによると、日ごろの宿題の量は「非常に多い」そうです。
その他の中高一貫校でも、夏休みにも宿題が多く出されます。しかし、中高一貫校の生徒の中には、宿題を「夏休みに入る前に終わらせる」という猛者もいるのです!
中高一貫校生におすすめの夏休みの過ごし方・学習編
では、学習面に関した、中高一貫校生におすすめの夏休みの過ごし方をご紹介します。
今まで学習した内容の復習を行う
他の教科ではおろそかにしてよいというワケではありませんが、数学と英語は積み重ねが大切になります。
当たり前のことですが、小学校で学習する四則計算や図形の知識が不足していると、中学数学でつまづくことになります。さらに、中1の学習単元である1次関数が理解できていないと、2次関数が理解できません。
また、英語でも、現在形が理解できていなければ、過去形も進行形も理解できない…。さらに、過去形が理解できていなければ、現在完了形や過去完了形も理解できない、などなど…。
ひとつのつまづきが後々の不理解を招きます。学校での授業が進まない夏休みならば、今までの学習で理解できていないところまで戻って、復習することが可能になります。
英語の学習を強化する
一部の例外はありますが、「大学受験は英語で決まる!」と言っても過言ではありません。文系でも理系でも、ほとんどの大学の入試科目で必須となっているからです。
ですから、高校生になったときに英語が苦手になっていると、大学受験では致命的になってしまいます。
そのようなことにならないように、じっくりと時間をとれる中学生の夏休みのうちに英語の苦手意識を失くしましょう。可能ならば、「得意!」と言えるレベルまで英語の能力を底上げできれば安心です。
検定にチャレンジする
夏休みの時期には、推薦入試に実績として使用できる、漢字検定や数学検定が実施されます。
中学生の時に取得した検定の資格は、大学入試の際に使用できない場合が多くなります。しかし、検定を取得することは自信につながり、実力の確認になります。
また、危険物取扱者(乙種、丙種)や電気工事士(第1種、第2種)、ファイナンシャルプランナーは国家試験ですが、受験資格に年齢制限がありません。
大学を推薦入試で受験する際に必要な志願書にも記載できるので、チャレンジしてみましょう。
中高一貫校生におすすめの夏休みの過ごし方・生活編
学習の面だけでなく、中高一貫校生の中学生は夏休みにやるべきことが多くなります。
大学を見学する
難関大学の「オープンキャンパス」は、参加者を高校生に限定している場合が多く、東京大学や京都大学のオープンキャンパスは高校生とその保護者しか参加できないとされています。
残念ながら、横浜市にある横浜国立大学でも、高校生とその保護者しかオープンキャンパスに参加できません。
しかし、大学の見学は自由に行えます。さらに、東京大学や京都大学では、中学生を対象にしたオープンセミナーなどを夏休みに実施しています。
難関大学の超一流の講座を体験することで、モチベーションがアップして、日々の勉強への取り組み方も変わってくることでしょう。
新しいことにチャレンジする
夏休みには、学校や地域団体などで、中学生向けのイベントが多く開催されます。短期の海外留学や地域のワークショップに参加して、自分の可能性を広げてみましょう。
世界に飛び出して、一生の思い出になるような体験をすることもできます。また、大学受験へのモチベーションになるような、将来やりたい職業を見つけることもできるかもしれません。
高校生と比べて比較的時間を確保できる中学生の夏休みには、新しいことにチャレンジしてみましょう。
塾を上手に活用しよう
中高一貫校に通う中学生は高校受験がないために、夏休みという貴重な時間を有意義に過ごせるかどうかは、本人の意識が非常に重要になります。
家でダラダラしているお子さんをみていると、イライラしてくるという保護者様の方もいらっしゃるかと思います。
さらに、中学生のこの時期は「反抗期」真っ盛りの場合も…。親の忠告を聞かずに反抗的な態度をとるお子さんにさらにイライラ!という場合も…。
そんなときには、塾や予備校を頼ってみてください。保護者の方もお子様も笑顔になれる、効果の上がる有意義な夏休みの過ごし方を提案してくれることがおおいと思います!