目次
- ○ 『優先順位』『時間配分』の感覚を忘れるな!
- ○ 限られた時間を有効に使いたい受験生へのコトバ3選
- ・『時間の使い方』の名言①
- ・『時間の使い方』の名言②
- ・『時間の使い方』の名言③
- ・名言を英語にしてみよう!(受験に役立つ)
『優先順位』『時間配分』の感覚を忘れるな!
『優先順位』と『時間配分』
限られた時間を有効に使うには『優先順位』の感覚が必要です。
入試本番までの勉強計画を立てるにしても、1日のTodoリストを作るにしても、入試本番でトータル得点がベストになるように考えなくてはなりません。
得点源である得意科目にメドがついているとすれば、まだまだ”のびしろ”がある科目に時間をかける必要があります。
また、忘れてはならないのが、入試本番での『時間配分』の感覚。
入試本番で「解ける問題があったのに時間が足りなくなった…」という事態だけは避けたいところです。センター試験はもちろんのこと、各大学が課す個別入試の『過去問』を解く際は、時間配分も考えてしっかりとシミュレーションしておくべきでしょう。
このように「時間」を『自分なりの戦略』を持って使うことが、受験に成功するカギになっていると言えるでしょう。
今回は「時間」の使い方に関する名言を紹介します。
限られた時間を有効に使いたい受験生へのコトバ3選
言うまでもなく、『受験』は時間との戦い。受験生にとっては「時間」を制するものが受験を制すると言っても過言ではありません。
『時間の使い方』の名言①
“われわれは時間を道具のように使わねばいけない。すがりつく松葉杖としてではなく。”
We must use time as a tool, not as a crutch.
【ジョン・F・ケネディ】(1917-1963)
ジョン・フィッツジェラルド・ケネディは、アメリカ合衆国の政治家。第35代アメリカ合衆国大統領。史上最も若い43歳という若さで大統領に就任し、国民から多くの支持を受け、将来を期待された希望の星だったが、在任中の1963年11月22日にテキサス州ダラスで暗殺された。
『時間の使い方』の名言②
“時はすべてのものを円熟させる。生まれながらの賢人というものはいない。”
Time ripens all things. No man’s born wise.
【ミゲル・デ・セルバンテス】(1547-1616)
ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ(Miguel de Cervantes Saavedra)は、近世スペインの作家で、『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』(Don Quijote de la Mancha)の著者として著名。
『時間の使い方』の名言③
“時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければ他の何事も管理することはできない。”
【ピーター・ドラッカー】(1909-2005)
米国の経営学者、マネジメント研究の第一人者。数々の大学の教授を務め、1959年に初来日して以降、度々来日し1966年に勲三等瑞宝章を受勲。2002年にはアメリカ政府から大統領自由勲章を授与。2009年、岩崎夏海による小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』は、日本でのドラッカーブームの火付け役ともなった。
名言を英語にしてみよう!(受験に役立つ)
この名言を英訳してみましょう。
①まずは前半部分。「乏しい」は形容詞scarceを最上級にして使いましょう{※副詞scarcely(ほとんど~ない)のscarceです。}資源はresourceにします。
Time is the scarcest resource…
②次に、「それが管理できなければ」の部分。ニュアンスから『もし…でない限りは』の意味を表す【unless…】を使いましょう。「管理する」はmanageを使います。
Time is the scarcest resource and unless it is managed…
③最後に、「他の何事も管理することはできない」の部分。「他の何も~ない」という否定語nothing elseを主語にすれば…
“Time is the scarcest resource and unless it is managed nothing else can be managed.”(完成!)
このコラムが頑張る受験生の励みになれば幸いです。