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慶応大学に効く小論文の参考書選び
日本の最難関大学の1つである慶応義塾大学は、とてもレベルが高くて有名です。
それも一般入試の場合、現代文ではなく小論文が課されるというとても珍しい入試形態をとっています。
文章読解だけであればまだしも、自分の意見を論理的に書くのは、文章苦手な人にとっては至難の業です。
慶応義塾大学の入試対策のためには過去問もそうですが、小論文対策のための参考書をどうすればいいのか、迷う人が多いはずです。
今回は、慶応義塾大学の小論文対策の仕方をご紹介していきます。
小論文に要約が出題される!
慶応義塾大学の小論文が課される学部は、文学部、法学部、商学部、経済学部、総合政策学部、環境情報学部になります。
これらの学部学科は現代文の代わりに、小論文を課されます。
小論文の内容を見てみると、はじめに文章が載っていて、それを300字~400字で要約しなければなりません。
テーマやよく出てくるキーワードに着眼し、筆者が何を伝えたいのかというポイントを的確にまとめる必要があります。
要約に関しては、新聞の社説、小論文の問題や現代文の問題を使い、大事な部分をまとめる練習を繰り返し行っていきましょう。
参考書選びとしては、要約の練習だけであれば、小論文の参考書でなくても構いません。
日本語で書いてある長文を、簡潔にまとめる練習が必須となります。
書店の大学受験のコーナーに置いてある、小論文の要約に関する参考書を利用しても良いでしょう。
文章を上手に要約することは、慶応義塾大学の小論文対策だけではなく、別の大学を併願する上でも現代文の記述問題に役立つはずです。
時事問題や社会問題に注目せよ!
慶応義塾大学の中で小論文対策を特に重視しなくてはならない学部は、総合政策学部と環境情報学部になります。
この2学部は他の学部に比べて、小論文の配点が高いという特徴があります。
時事問題や社会問題など、テーマや出題ジャンルも多岐に渡ります。日頃から新聞やニュースを読む習慣をつけ、色々なジャンルに対して意見をノートにメモしてまとめておくことをお勧めします。
小論文の参考書を購入して、その小論文を書くのもいいですが、慶応義塾大学の小論文の場合、新聞やニュースに対しての意見文を書く練習を中心に行いましょう。
既成である参考書の問題よりも、SDGsやCOPなどのような旬の問題に対応できる力が、慶応義塾大学の小論文突破の近道になります。