受験にも役立つ源氏物語の漫画
平安文学作品の金字塔『源氏物語』。教科書でも取り上げられ、入試でも出題率の高い、押さえておきたい古典文学作品のうちの1つです。
そこで今回は『源氏物語』の内容が把握できる漫画3選をご紹介。 試験範囲に『源氏物語』が入っているという人はもちろん、内容が気になるから読んでみたいという人も是非チェックしてみてください!
古典対策にオススメしたい、漫画でわかる『源氏物語』3選
あさきゆめみし
『源氏物語』の漫画化といえば『あさきゆめみし』という声も多い名作です。
原作に忠実に、和歌も含めて丁寧に漫画化されています。全巻読み切れば、『源氏物語』の細かいエピソードも含めて理解できるほどの再現性。試験範囲になっている部分や、ストーリーを知っている部分から読んでみるのもいいでしょう。
『源氏物語』本文・現代語訳と『あさきゆめみし』がセットになっている参考書もあるので、『あさきゆめみし』と合わせて古文本文の解説も知りたいという人はこちらもチェックしてみてください。
大摑源氏物語 まろ、ん?
全54帖の『源氏物語』を、一帖8コマずつ解説したオールカラーの漫画です。主人公・源氏は栗の「まろ」。ゆるふわ世界観で描かれる『源氏物語』ですが、内容はばっちり把握できます。古文は難しそう、『源氏物語』への苦手意識がある、けれど対策はしないと……という思いがある。そんな人はまず本書『まろ、ん?』から手に取ってみるのがオススメです。
はやげん!
『源氏物語』全54帖を大胆にアレンジし、わかりやすく解釈し直した1冊です。 ギャグ漫画風味で楽しく読み進められるのが本書の大きな特徴。マダオ(「マ」るで「ダ」めな「オ」とこ、という意味の語)の光源氏とバイオレンスなお嫁さん・紫の上……など、登場人物が現代風にキャラ付けされているのでわかりやすく読み進められます。堅めの解説はハードルが高いという人、ストーリーを楽しく把握したいという人におすすめです。