
「学校の授業を受けているけれど、英語が上達しない」「受験のための英語の勉強方法がわからない」と悩んでいませんか?
大学受験に向けて英語の対策をしている方で、このような悩みを抱えている方は多くいます。
学校の授業は限られた時間のなかで行われるため、大学受験に必要な英語スキルを授業だけで補うことは困難です。
授業に加え、自分自身で積極的に学習することが効果的です。
本記事では、大学受験に向けた効果的な勉強方法について解説しています。
ぜひ実践し、英語のテストに備えましょう。
目次
授業だけでは英語力は上がらない理由

日本では小学校から英語の授業がありますが、多くの人が英語に苦手意識を持ち、話せないと感じています。
また、大学受験の英語テストに向けて、英語の勉強方法に悩んでいる人も少なくありません。
実は、学校の授業だけでは英語力を伸ばすのは難しいのが現実です。
そこで本記事では、授業だけでは英語力が上がらない理由を3つ紹介します。
インプットが足りない
学校の授業では、限られた時間のなかで文法・単語・読解など多岐にわたる内容を習います。
しかし、教科書の内容だけで、大学受験で求められる語彙力や読解力をカバーすることは難しいです。
また、英語のリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能に対して、それぞれに得意・不得意があります。
授業で学んだことをもとに積極的に復習し、参考書などを用いて量をこなすことでさまざまな英文に触れ、英語力を養っていくことが可能になります。
そのため学校の授業のみに頼らず、単語帳や参考書も積極的に活用してインプット量を増やせるようにしましょう。
アウトプットが足りない
英語学習において、インプット・アウトプットの双方を行うことが重要になります。
どんなに英語を学んでも、実際に使えなければ受験で役に立たないためです。
しかし、学校の授業でアウトプットを行う時間は限られています。
文法や単語を学んだら実際に自分で文章を書いてみたり、英語で会話をしてみたりと、英語を使う機会を増やしてみましょう。
学んだことを実際に使ってみることで、知識が定着しやすくなり、試験でも活用しやすくなります。
聞き流すだけの時間が多く効率が悪い
皆さんは、普段の英語の授業を、どれだけ集中して受講できているでしょうか。
授業では先生の話を聞いたり、音声教材を聞き流したりするだけの時間が多くあります。
そのため集中力が続かず、学習意欲が起きないため受け身の状態で授業を受けることになります。
これでは授業を受けても英語スキルは向上しません。英語の学習効率を下げる悪循環になりかねません。
質問したり、音声教材とともにシャドーイングを行ったりすることで積極的に学習に臨み、授業内容に集中できるようにしましょう。
短時間学習やマンツーマンなどの勉強方法を取り入れることも効果的です。
大学受験で求められる英語スキル

大学受験で求められる英語スキルは大学によって異なりますが、基礎的な知識と活用力が問われます。
ここでは、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能について紹介します。
リーディング
大学受験におけるリーディングテストでは、英文の読解力は必須となります。
また、読解力だけでなく、論理的な思考力・情報処理能力も問われます。
限られた時間内に問題内容を理解し、的確な答えを出す必要があるため、論理的な思考力・情報処理能力も必要です。
英語のニュースや記事を読み、過去問題などを活用して多くの英語に触れることで、読解スピードと精度の向上が期待できます。
また、テストの問題形式に合わせた解答戦略を学ぶことも重要です。
リスニング
リスニングは、多くの大学で配点比率がリーディングと同じ配点比率であるため、大学受験の英語テストにおいて重要な要素の一つとなっています。
内容は主に以下のようなものがあります。
・日常会話やアナウンスなどの基本的な聞き取り
・音声から情報を聞き取る
・話者の意図や状況を判断する
リーディングと同様、読解力と思考力が必要ですが、自分のペースで内容確認できるリーディングと違い瞬時性も求められます。
文法や発音以外に、日本語とは違う英語のリズムや英語の訛りを知っておくことも大切です。
ディクテーションやシャドーイングを通して英語に聞き慣れ、瞬時に内容理解できるよう対策しておきましょう。
横浜予備校では受験に向けた学習サポートを、生徒一人ひとりの学習の進捗状況や理解度に合わせて行っています。
横浜予備校オリジナルの参考書やテキストを使用し、英語が苦手な方でも短期間で効率よく学習可能です。
ぜひ一度、無料相談にお申し込みください。
ライティング
ライティングでは、指定された内容やトピックについて自分の考えを論理的に表現できるかどうかが問われます。
日本語と英語は大きく異なる言語であり、同じ内容を伝える場合でも、表現方法が大きく異なることがあります。
そのため、書きたい日本語をそのまま英語訳するのではなく、伝えたいことをどう言い換えられるかなど、柔軟な思考が重要です。
また、ライティングでは特に文法や語彙が必要となるため、基礎学習も欠かせません。
さまざまなトピックでライティングの練習をしておくことで、文法・語彙・対応力が身に付きます。
スピーキング
日本の大学受験でスピーキングが含まれていることは多くありませんが、一部の大学ではスピーキングのテストも行われています。
ライティングに比べ、瞬時に英語を話すためより対応力が必要になり、日頃から英語を使うことに慣れておく必要があります。
効率的に英語を勉強するには

学生を悩ませる英語ですが、効果的な勉強方法はたくさんあります。
幅広く対応できるよう、基礎をしっかり固め、網羅的に学習しましょう。
ここでは、大学受験を目指す方に向けた、効果的な英語の学び方を紹介します。
基礎の英単語と文法を固める
まず大前提として、英語学習の土台となる基礎的な単語と文法を固めましょう。
これらが曖昧では、英文を正確に理解することができません。
中学校レベルの再学習は、英語の基礎を構築するのに効果的です。
また、単語帳を用いた英単語の勉強も重要です。
大学共通テストの対策には、約4,000語の単語を覚えておく必要があります。
解き直しの習慣を身につける

英語の問題を解いて答え合わせをして終わりでは定着しません。
間違えた問題や分からない問題は「なぜ間違えたのか」「何を理解できていなかったのか」を自己分析し繰り返し解き直すことで、理解が深まります。
また、過去問題などを繰り返し解くことで、出題形式や傾向を把握することができます。
アウトプットの機会を作る
アウトプットは、英語学習においてとても重要です。
どんなに知識をインプットしても、実際のテストや英語を使うシチュエーションで使うことができなければ意味がないからです。
アウトプットをすることで理解が深まり、実際に英語を活用していくことが可能になります。
アウトプットの方法には以下のようなものが挙げられます。
・英語の日記を書く
・オンライン英会話などで実際に英語を使用する
・SNSで英語コンテンツを発信する
はじめは間違いを恐れて英語を活用できない方も多くいますが、間違いから正解を学ぶことはとても有効な方法です。
間違いを恐れずに積極的に英語を使ってみましょう。
横浜予備校では、授業のほかに生徒が授業を行うプレゼン授業があります。
受験勉強を独学で行うとインプットに偏りがちですが、横浜予備校ではアウトプットに特化した授業があります。
英語の勉強をする際もアウトプットすることで、身につけることができます。
受験勉強でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
実践的な英語勉強の例

ここでは、大学受験に備えたい方に向けて、より効果的な英語の勉強方法を紹介します。
自分に合った勉強法を選び、苦手分野に重点を置いて学習しましょう。
英語で日記を書く
英語の日記はとても始めやすく、ページが増えていくためモチベーションにつながります。
また、英語で思考するようになるため、有効的な方法の一つです。
しかし、なかにはハードルを感じている方もいると思います。
そのような方は、以下のような条件を設けて気軽に始めてみましょう。
・1日3行のみ
・日記を書く時間帯を決める
・ノートではなくアプリやSNSを活用する
1日3行であれば気負いせず継続しやすくなり、ルーティンにしやすくなります。
無理に難しいことを書く必要はなくその日の気分や行ったこと、食べたものなど簡単な文章で大丈夫なのでまずは続けてみましょう。
また、アプリやSNSを活用するのも効果的です。
例えば、日記アプリやカレンダーのメモ欄に入力したり、SNSのストーリーに投稿したりすることができます。
ノートよりも入力しやすく、SNSの場合同じく勉強している仲間とつながることもできます。
海外映画を字幕なしでも理解できるまで見る

すぐには海外動画を字幕なしで見られるようにはなりませんが、何度も繰り返して見たり、字幕を確認しながら見ることで徐々に理解できるようになってきます。
実際に使われているネイティブの言い回し・発音・リズムなど多くのことを学ぶことが可能です。
そのため、リスニング力だけでなく、スピーキング力や語彙・読解力も養われます。
まずは字幕付きで鑑賞し、その後字幕なしでどれくらい理解できるか試してみましょう。
アプリを使って英会話をする
現代の英語の勉強方法は、教科書や参考書だけではありません。
アプリ上でゲーム感覚で学習でき、AIを用いて英会話を行うこともできます。
アプリのメリットは以下のとおりです。
・隙間時間を利用して学習できる
・短時間で集中できる
・初心者でも始めやすい
・オンライン英会話より手軽に始められる
・自分の能力や苦手分野に合わせて学習できる
英語に限らず、学習において継続できることは大きなポイントです。
大学受験対策の場合は予備校に通う
予備校は受験に特化したスクールであり、大学受験を熟知した講師によるサポートを受けられるため、特に偏差値が足りていない方は予備校に行くことがおすすめです。
予備校では、大学受験に特化したカリキュラムと教材を提供しており、学習面以外のサポートも充実しています。
大学受験のために予備校に通っている学生は多く、受験勉強に励むほかの生徒と励まし合うことが可能です。
英語は明確な目標を持ち計画的に勉強していこう

効果的に英語学習をするためには、明確な目標設定と学習計画が有効です。
〇点以上・〇〇大学合格などの目標を明確に設定することで、勉強に対するモチベーションを維持できます。
これにより、受け身にならず積極的に勉強できるようになり、より学習に集中することが可能です 。
また、目標達成のための学習計画を立てることで、着実に英語力を向上させることができます。
横浜予備校では受験に向けた学習サポートを、生徒一人ひとりの学習の進捗状況や理解度に合わせて行っています。
横浜予備校オリジナルの参考書やテキストを使用し短期間で効率よく学習可能です。
ぜひ一度、無料相談にお申し込みください。