目次
- ○ 高校生のための科目別学校の『授業』の受け方のコツ|横浜予備校
- ・授業の受け方のコツ
- ・授業の受け方英語編
- ・数学の授業の受け方
- ・現代文の授業の受け方
- ・古文の授業の受け方
- ・理科の授業の受け方
- ・社会の授業の受け方
- ・学校の授業だけではなく、塾の授業にも活用できる!
高校生のための科目別学校の『授業』の受け方のコツ|横浜予備校
皆さんこんにちは!横浜予備校の佐藤です。
毎日忙しく充実していますか?
受験生・高校生というのは大変で、学校行事・部活動・志望校の選択・オープンキャンパス・塾の面談・宿題…もうやることがいっぱいすぎる!
毎日毎日忙しいと、何からしていいのかもわからなくなってきてしまいます…。
十分に勉強時間を確保し、より充実した毎日を送るためにも、時間を上手くやりくりしなければなりませんよね。
つまり、無駄な時間を省いていく必要があるのです。
無駄な時間というのは、たとえば…
・目的もなくぼーっとテレビやyoutubeを観ている時間
・友達と受験に対する愚痴を言っている時間
・なんとなくしているゲームのプレイ時間
・勉強が将来必要か悩んでいる時間
・既に学習した内容を綺麗さっぱり忘れてしまっているがために、1から勉強しなおす時間
思い当たる節がある人は要注意ですよ!
テレビやyoutube、ゲームは禁止しなければならないとまでは思いませんが、目的や時間制限もなく続けていると勉強時間は足りなくなります。
また、友達と受験や勉強をすることに文句を言うことや、将来必要かどうか悩む必要性はかなり低いです。
勉強も受験もすることが決まっている、もしくは自分の将来の目標が明確でないのなら、とにかく勉強して合格することが最善のルートだと信じて頑張ってください。
確かに、成績が思うように伸びない時や受験直前には勉強の必要性を問いたくなりますし、「勉強以外にも生きていく方法ってあるんじゃないのかなぁ…」なんて考えたりもします。
しかし、そうやって悩んでいる間にも他の受験生は我先にと合格を目指して勉強しています。
そのことを常に意識して、余計な心配をする時間は勉強時間に、まわしましょう。
さて、先程無駄な時間の例として「既に学習した内容を綺麗さっぱり忘れてしまっているがために、1から勉強しなおす時間」をあげましたが、これはどういう意味かをまずは説明させていただきます。
これは「既に学校の授業などで習っている内容のはずなのに、授業を正しく活用できていなかったことが原因でしっかりと理解できておらず、記憶として定着しなかった結果、再度自身で時間を割いて勉強し直さなければいけない」時に生じる時間です。
ということで、今回は学校の授業を最大限に活かす授業の受け方をお伝えしたいと思います!
忙しい毎日の中で時間を節約するためにもとても大切なことですので、ぜひご一読ください!
授業の受け方のコツ
皆さんは授業を受ける前に、何か特別な準備をしていますか?
「も、もちろん前日までに全教科の予習をノートにまとめて…って、できるわけないよ!」
うんうん、そうですよね。
高校になってからというもの、教科数も授業数も増えて、しかも帰宅時間も遅くなりますから家で予習を完璧にするなんて難しいことです。
では、今までの予習の仕方を見直して教科ごとに工夫をしてみましょう。
授業の受け方英語編
英語は予習がとても重要です。
と言いますのも、英語の授業は英単語の意味などをいちいちすべてを確認してくれるわけではないので、自分である程度の意味や文構造の把握をしておかなければ、どんどんと置いて行かれます。
英語には大きく長文と英文法の授業がありますが、長文は必ず英単語の意味調べ・和訳までは終わらせておきましょう。
英文法は問題を解き、わからない英単語の意味調べ、ある程度の和訳は完成させてから授業に臨みましょう。
授業中は学校の先生が大事だと言っていた部分をわかりやすくマークしておきましょう。
「学校のテストは受験に関係ないからいいや」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、定期試験に出てくる英文法は受験でも使えるような表現ですから、しっかりと覚えておきましょう。
数学の授業の受け方
数学は予習が難しい教科です。
公式の正しい理解や問題の解き方のコツなどを知らなければ中々例題も解けないですよね。
ですから、数学は授業が始まる前の休み時間に、学習内容をササッと見ておきましょう。
家でわざわざ予習に時間をとるくらいであれば、習った内容を復習するための課題を解く時間にあて、予習は教科書を読む程度にとどめるのです。
そこでわからない公式や理論にマークをし、そこを重点的に授業中に聴くようにしましょう。
学校の宿題は学校の休み時間や自習の時間に終わらせて、家にできるだけ持ち帰らないのが時間をうまく活用するコツです。
現代文の授業の受け方
現代文は予習が最も少なくても良い教科だと個人的には思っています。
しかし、せっかく自身の大切な時間を使って授業を受けるのですから、読めない漢字やよくわからない言葉がないように一通り文章を読むことはしておきましょう。
時間が15分でもある時には、100字程度で要約/各段落で要約しておくといいですね。
授業中は頭に入っている大まかな内容を追いながら集中し、教科書対応テキストがあればその設問になっている所をマークしましょう。
そこが本文のキーです!
古文の授業の受け方
古文の予習には時間を割きましょう。
ノートにはスキマを十分に持たせて本文を写しておき(これは授業中に重要事項を書きこむためです)、現代語訳も可能な限りはしておきましょう。
それにあたって、わからない言葉の意味調べは当然行います。
重要事項を書きこみながら授業を受け、特に出てくる文法事項は必ずマークしましょう。
授業後には、教科書対応テキストで復習しておくとテスト前や課題提出前が楽です。
理科の授業の受け方
理科も数学同様、授業前に教科書の内容を大まかにでも確認しておきましょう。
理科の授業で大切なことは、授業中に教科書・授業の内容をノートにまとめることです。
理科の内容は本当に多いですから、家で時間をとってノートをまとめていると時間が足りないのです。
復習はまとめたノートを見て問題集を解くだけでとりあえずOK!
後は時間があれば問題集を何度も解いて知識の定着をはかります。
社会の授業の受け方
社会は理科とほぼ同様に予習・復習をします。
社会は理科と比べて、思考力よりも暗記力を問われます。
ですから、ノートを授業中にまとめることはもちろんとして、問題集を何度も徹底的に解くようにしましょう。
学校の授業だけではなく、塾の授業にも活用できる!
高校生は特に塾などにも行っているでしょうから、塾の授業も同じように受けてみてください。
塾の内容は定期テストがないから~、などと思わないでくださいね!
授業というのはインプットの場です、効率よくインプットして、問題を解く(アウトプットする)ことに多くの時間をさけるようにしてください!
皆さんが授業を上手く活用できるよう応援しています!