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漢文はいつから始めるべきか?|横浜予備校

漢文はいつから始めるべきか?|横浜予備校

こんにちは!横浜予備校の佐藤です。

先日の話です。ここ横浜予備校でとある生徒さんから「漢文はいつごろから勉強を始めれば良いですか?間に合いますか?」という質問を受けました。
予備校の先生としては、「いつするの?今で・・・」と答えるべきかと一瞬考えてしまいましたが(笑)それは押しとどめ、残された時間とのバランスを考えていつから漢文を始めるべきかを一緒に考えました。

もちろん、始められるのなら今すぐにでも取りかかった方が良いに決まっています。しかし、受験生が準備するべき学習量は膨大です。志望校やその配点、科目の特性に応じて優先順位をつけることはとても重要です。実際、漢文は受験科目のなかでも後回しにされがちな科目です。

・漢文はいつから勉強すれば良いのか?

さて、その質問への答えなのですが、「基本が理解できているなら、共通テスト1ヶ月前からでも問題ありません」という結論となりました。もちろん、生徒さんの現状の学力、志望校、志望学部があってこその回答なので、全ての方に適用できる答えではありません。しかし、その答えとなった考え方をシェアすることは意義のあることだと思います。

・なぜ漢文は直前なのか?

なぜ、漢文は共通テスト(もしくは私大受験)の直前でも問題ないのか。それは国語における他の科目との特性の違いにあります。現代文、古文、漢文、これらの中で最も短期間で完成させられるのが漢文なのです。

現代文はセンス、といって良いほど、子供の頃からの読書量や思考回路によって左右される部分が大きく、できる人は特段の準備をしなくても偏差値70を軽くとることができる一方、苦手な方にとっては非常に苦労する科目でもあります。特に文系の学部においては配点の比重も高まるため、並大抵以上の時間と努力が必要となります。

古文に関しては、所要量こそ少ないものの、文法や単語を覚える必要があったり、また、そもそも問題として取り上げられる古典作品の背景を知っているかいないかでも大きく得点の差が開くため、コツコツと積み重ねる必要があります。

それらに対して、漢文は基本的な読み方をマスターすれば、たいていの問題にはほぼ対処が可能となり、暗記の所要も非常に小さいです。このため、定期試験や模試などで漢文の配点のうち7割から8割程の得点が得られているのなら、完成させるのは本番直前でも十分間に合います。その1ヶ月はほぼ過去問と演習問題を繰りかえし解くということに使います。もちろんその1ヶ月毎日数時間が必要ということはなく、毎日数問、時間にして30分ほどでも完成させられないことはないでしょう。

・直前でもいいけど…[注意点!]

ただし、これはあくまで基礎・基本ができていて、理解ができている場合です。もしあなたが、漢文で国語の得点を大きく落としているのなら、まず第一優先で7~8割の得点がとれるレベル(基本問題が問題なく解けるレベル)まで引き上げましょう。そのためには他の勉強を中止して1週間まるまる使っても良いくらいです。

以上が「漢文はいつ勉強すれば良いのか?」という質問への回答の考え方です。今回のコラムが少しでもあなたのお役に立てたのなら、嬉しく思います。


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