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いつも勉強の目標達成できない受験生が持ちたい考え方|横浜予備校
こんにちは!横浜予備校の佐藤です。本日は「夏休みこそは計画を実行するぞ!」という意気込みを持った受験生が夏休みの計画を実行していく際に持ちたい考え方を紹介します。
「目標を立てるけどいつも達成できない…」という人は是非、結果目標と行動目標の違いを知って、確実に目標を達成できる体質を作りましょう。
恐らく、「いつも目標を達成できない…」と思っている人は結果目標ばかりをたてて自信を失っているのだと思います。
結果目標とは?
結果目標とは、「夏までに5kg痩せる!」とか、「営業成績で社内No1になる」というものです。
受験生なら今度の夏に受験する「共通テスト模試の英語で150点以上をとる!」とかいうのが結果目標です。
しかし、こういった結果目標は”不確定要素が多く、自分の力ではどうしようもないことが多く出ててきてしまいます”。
つまり、結果目標は自分の力だけではなかなかコントロールできないのです!そこで、結果目標に近づくための確実に実行できる行動目標を設定していきます。
行動目標とは?
先ほどの結果目標をそれぞれ行動目標にすると、「夏までに5kg痩せる!」なら行動目標は「夕食にお肉を食べない!」とか「今までしていた間食を全てやめる」などとなりますね。
「営業成績で社内No1になる」なら行動目標は「毎日、新規の電話がけを50件行う」とか「ランドマークタワーに入っている会社に最上階から1階まで全て営業をかける」といった目標になりますね。
これらの目標は自分の努力・意思次第で実行できるものになります。
受験生の場合、結果目標(模試など)から逆算して(例えば、共通テスト模試まで60日あるので英語は○○と●●を勉強し数学は△△と▲▲をやる!など)、
やるべき分量÷残った時間(日数)
で1日のやるべき具体的な行動目標を立てていきます。この際、欲張りすぎずにクリアすることが実現可能な行動目標にしましょう。そうでないと、計画倒れを起こしやる気・モチベーションの低下という事態に陥ります(-_-;)。
中間目標を使って軌道修正!
結果目標に向けて計画の修正、調整を図るために中間目標を定めましょう。
例えば、今が6月1日で結果目標である模試が7月30日なら6月30日に中間目標を定めます。現状の英語の点数が120点で2ヶ月後の結果目標が150点なら、中間目標は135点に設定するのです。
中間目標で試験の難易度が変わらないのに点数が伸びていないという状況ならこの時点で勉強のやり方などを再度考えて修正します。
この結果目標(模試)、中間目標(共通テスト問題集、共通テストの過去問など)のサイクル回していくことで最終的な結果目標(受験で志望校合格)が見えてきます。
簡単に図示すると
【①中間目標】―軌道修正→【②模試】―軌道修正→【③中間目標】―軌道修正→【④模試】―軌道修正→【⑤中間目標】・・・・→【入試本番】
入試本番に向けて①から②で②から③で着実にパワーアップしていければ今は遠くに見える志望校も徐々に近づいてきますね。
漠然と結果目標を立てるのではなく結果も目標に至るまでの実現可能な毎日の行動目標を作っていきましょう。小さな目標(行動目標)をクリアしていくことでモチベーションの低下を防いで勉強をしていくことができます。