目次
- ○ スマホで勉強できない...を何とかする方法
- ・スマホを使うためのノルマを設定する!
- ・家族や友人に一緒にいてもらう!
- ・勉強中にスマホで音楽をかけるのはOK!(ただし作業用BGMや歌詞のない曲)
- ・まとめ
スマホで勉強できない...を何とかする方法
皆さんこんにちは!横浜予備校です。
夏休みが近づくにつれて、受験生は毎日勉強で忙しくなります。
日に日に追われている感覚が強くなり、現実逃避したくなりますよね・・・。
私自身も、受験直前になるほど焦りが強くなり、現実逃避をしていました。
そして、何十分、何時間とスマホを触った後に「あぁ、またやってしまった・・・」と後悔することも多かったです。
しかも、最近は面白いYouTuberやTikTokerまでいますから、スマホの誘惑はより大きいものでしょう。
個人的には、スマホを全面に禁止しなければならないとは考えていませんので、誘惑に勝つ方法と、スマホを使ってもいい状況の両方をご紹介します。
スマホを使うためのノルマを設定する!
スマホを一日中使用しないことは、ほぼ不可能でしょう。
コミュニケーションのツールでもありますし、今までの趣味を全面禁止にすると、ストレスが溜まって勉強どころではありません。
スマホを使っていて困ることは、「終わりが自分で見つけられないこと」だと私は考えています。
ゲームをしていたら、「ここのステージまでって思っていたけど、もう少し進めたい・・・」
動画を見ていたら、「動画1本見終わったけど、これも面白そう・・・」
LINEをしていたら、「全部に返信していたらキリがない・・・」
このような状況を打破するには、制限を設けたいところです。
よくあるのが、「スマホは1日1時間まで」という制限。
これは間違いとは言えませんが、勉強に集中していようがしていまいが、1日に1時間は使えてしまうわけですし、頑張ったからと言って時間が延長されるわけでもありません。
1時間経ってしまうと、隠れてスマホを使おうとするかもしれません。
これは、スマホを禁止できないあなたが悪いわけではなく、そういう仕組みでゲームや動画サイトが作られているだけなので、自身を責める必要はないのですが、後々スマホを触った自分に後悔して、自分を責めてしまいますよね。
ということで、私がお勧めしたいのは「勉強ノルマとスマホを使う時間を比例させる」という方法です。
例えば、「数学で問題集を10ページ進めるごとに10分スマホを触れる」という風に、あらかじめ決めておきます。
ページ数は問題集の難易度や科目によっても変動しますが、目安としては1時間で進めるページ数あたり、10分間スマホを触れるという感覚です。
この方法の良いところは、頑張る程スマホの時間は増える点です。
集中して勉強すれば早く終わるので、とにかく早く解こうと集中できます。
もう1つは、勉強すればするほどスマホを使えるため、1日1時間と決めてスマホを使う人にありがちな「今日のスマホの時間は終わっちゃったしな・・・」と目標をなくすことが無いのです!
ノルマの設定は「何時間勉強したら・・・」と勉強の時間ではなく、「何ページ進んだら・・・」と量を重視して行うのが重要なポイントです。
家族や友人に一緒にいてもらう!
一緒に誰かといることは、簡単にいうと「監視状態を生み出す」ということです。
自分で自分を制限することは、そう簡単ではありません。
無意識のうちにスマホに手が・・・ということも珍しくありません。
かといって、スマホを手の届かないところに置いておくと、重要な連絡に気が付けないこともありますから、スマホはできるだけ視界には入れておきたいです。
ここで重要なのが、監視役です。
長時間のスマホ使用を止めてくれる誰かと一緒にいましょう。
同じような真面目さを持った人や、自分のことを考えて行動してくれる人にお願いするといいと思います。
お願いする時にルールを決めておくことをお勧めします。
例えば、
・一瞬でもスマホを触ったら注意してもらうのか?
・LINEの返信だけOKなのか?
・音楽を流すためのデバイスとして使用するのは可能なのか?
という部分を、細かく設定しておきましょう。
勉強中にスマホで音楽をかけるのはOK!(ただし作業用BGMや歌詞のない曲)
人によって意見が分かれるポイントではありますが、個人的には「音のある環境」での勉強はしてもよいと思います。
静かな環境が好ましい人と、騒がしくても気にしない人がいます。
できれば騒がしい環境でも気にせず、勉強できるようになるのが理想だと個人的には思っています。
難関国公立大学生の多くが、リビングで勉強しているというのは有名な話です。
リビングで勉強することで、生活音や話し声など、音がある生活に慣れていきますし、先ほどお話ししたように、監視役が自然と生まれます。
私も受験生時代はよくリビングで勉強していました。
「音」がどうして重要なのかということは、皆さんが受験の時にわかります。
受験の時には、どうしてか他人のペンの音が耳につきます。
少し性格がアレな人は、自分が解き終わると同時に大きな音で机をペンでつついて、周りの人を焦らそうとすることも。
「あぁ、みんなのペンの音が聞こえる・・・焦ってきた!」となってしまうと、思うつぼ!
こうならないように、日常で音があふれる機会を設けて、その中でも十分に実力を発揮できるようにしておくことが重要なのです。
そこで私は、リビングで音楽を聴きながら勉強していました。
この時に注意してほしいことがいくつかあります。
①音楽は自身で作成した数時間と長めのプレイリストを使う
②作業用BGMとして公開している曲を使う
③YouTubeなどで公開しているプレイリストを使う(ただし、歌詞のない曲)
つまりは、音楽を聴く為だけにスマホを使用し、音楽を選ぶ作業は全面カットするということです。
「どの曲聴こうかなぁ」と何度もスマホを触るのではなく、一回操作したら数時間は自動プレイするように設定しておきましょう。
まとめ
スマホの誘惑は、かなり強力なものですし、正直無理しすぎるとストレスが溜まることも目に見えています。
重要なことは、自身がどういう風にスマホと付き合っていくかを、ルールを決めていくことです。
今回ご紹介した方法で、スマホの使い方について今一度考えてみてください。
一人で誘惑に勝つことが難しいようであれば、友人や塾の先生、保護者に頼りましょう。
一緒にあなた自身を管理してもらうことで、成功しやすくなります。
皆さんが誘惑に勝って、受験までうまくスマホと付き合えることを、心から応援しています!