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受験生・高校生のための偏差値別・科目別勉強法|横浜予備校
皆さんこんにちは!横浜予備校です。
皆さんの中でも模試を受けている方は多いと思いますが、模試を受けた後はどうしていますか?
理想の流れとして実践して欲しい流れは
①その日の内に自己採点
②勘で答えたところ・間違ったところを解き直す
③成績が届いたら、苦手なところを確認する
④受験生の中での自分の位置を確認する
この④は、偏差値を確かめることで把握できます。
もしくは、志望校ごとに順位が出ることもあります。
今回は、模試の偏差値に合わせた偏差値別勉強方法をご紹介したいと思います。
ぜひ、夏休みに実施していただきたい方法です!
※偏差値は、全国の受験生が集う共通テスト模試でのものを参考にしてください。
記述模試ではありません。
それでは、偏差値別に勉強方法を紹介していきます。
偏差値 ~50
この時点では、基礎が固まっていない可能性があります。自分が苦手としている分野は、どうして苦手なのかを知りましょう。
数学
公式が出てこない?公式を応用できない?よく出てくる問題は解けるけど、難しい問題になるとどんな手順で解くかがわからない?どの時点でつまづいているのかを知りましょう。基本は教科書の例題・練習問題を解けるようになることが最優先です。
英語
この段階では、語彙力が足りていない可能性があります。単語帳を開くもよし、携帯に単語帳アプリを入れてひたすら繰り返すもよし。とにかく、何度も繰り返して暗記することを重視してください。
国語
評論、小説、古文、漢文どれが得意かを知り、模試での時間配分を考えます。できるだけ自分の得意分野をしっかり解くようにし、苦手分野は日ごろから少しずつ対策するようにしましょう。
偏差値50~55
基礎は固まりつつありますが、まだまだ基礎を固めることを重視し、それに加えて基礎を応用する能力の向上が求められる段階です。
数学
教科書の章末問題以外は解けるようになっておきましょう。参考書は学校で使っているものを完璧にできるようになるまで解くことが重要です。ただし、青チャートやFocus Goldのような難易度の高い問題集を使っている場合には、レベルをいったん下げると取り組みやすいです。
英語
引き続き英単語が重要です。文法に関しては、学校で使っている問題集を何度も解き、基礎を理解しましょう。問題集を買う時には、なるべく薄めのものを買いましょう。本当に重要なことを優先的に暗記することが重要ですので、薄いものを何度も解きましょう。
国語
評論、小説、古文、漢文のうち、少なくとも2つは得点源にしていきます。古文、漢文の方が点数は比較的伸びやすいです。
偏差値55~65
応用はかなりできてきました。次はいくつかの分野の知識を組み合わせるなどの、発展させる能力をつけましょう。
数学:チャートなどの分厚い問題集を解けるようにしましょう。章の最後についている入試問題の過去問のようなもの以外は完璧に解けるようになるまで繰り返します。
英語:文法問題を重要な得点源にするために、文法問題に力を入れます。そして、長文問題は毎日解くようにし、問題で出てきた単語や熟語の中にわからないものがあったらその都度覚えるようにしましょう。もちろん、引き続き単語帳・単語アプリは片手に持つ生活を。
国語:評論、小説、古文、漢文のうち、苦手なものは1つにとどめましょう。苦手な分野は毎日1度は解くようにしましょう。
偏差値65~
ここからは発展です。様々な出題形式に触れて、実際に解けるようにしましょう。
数学
入試問題の過去問を集めた問題集を使いましょう。難易度の高い問題集を解いている中で苦手分野があった時には、再度基礎的な問題集に戻ってその分野の知識補強をしましょう。
英語
問題集が解けるようになっているのであれば、過去問にも手を出してみましょう。この際、志望校に出題形式が似ている大学過去問を選ぶといいです。例えば、志望校で和訳が出るのなら和訳の問題を選ぶようにします。
国語
評論、小説、古文、漢文のすべてが得点源になるように努力します。古文、漢文の現代語訳はしっかりと読んで理解し、内容の流れは暗記しておくようにしましょう。案外、問題集に出てきた題材が模試や入試で出ることは多いです。
以上になります。
偏差値は刻々と変わりますし、その状況に合わせて勉強方法を変えることが重要です。
小学校・中学・高校・受験期の勉強方法は一緒ではないと思います。
例えば、中学まではいい成績で、高校から成績が低下していくのならば…そこが勉強方法の転換時期です。
過去の勉強方法は過去のその時点で有効だったものです。
状況が変われば相手が求めるものは変わります。
その状況に合わせていくのが重要です。
これからも自分の状況を把握して、日々変化させてください!