英語の点数を伸ばすのは、正直簡単ではないので、点数に伸び悩んでいる人もいらっしゃるでしょう。
英語は小学校、中学校、高校で勉強したことの積み重ねですので、すぐに点数を伸ばすことは簡単ではありませんが、今の英語のレベルに適していると思われる勉強法はあります。
そこで今回は、共通テストや模試での点数ごとにあった勉強法をお伝えします。
(急激に難化したものを除いて、点数はあくまで目安としてお伝えします。)
目次
共通テストリーディング点数別勉強法
50点を目指す場合
50点を目指す段階で身につけたい能力は、ゆっくり読んでも良いので、文章を理解する能力です。
長文読解を基本とする共通テストでは、全ての文章を80分以内に読んで解けるところを解くという作戦は、あまり適しているとは言えません。
そのため50点を目指すのであれば、得意な長文形式が何かを把握して、その形式の問題をじっくり読んで解いていく必要があります。
得意な問題形式を解き終われば、残りの時間で他の形式を解く、ということになります。
勉強法としては、
・学校などで買った単語帳を使って、通学中などのスキマ時間に暗記する
・制限時間を気にせず、まずはじっくりと問題を読んで解くということを意識する
ことをおすすめします。
70点を目指す場合
70点を目指す場合には、自身の苦手な大問形式1問以外にはすべて取り組むという方針で解き進めます。
かなりの問題数を解かなければ70点をとれないため、語彙力強化が重要になります。
苦手な語彙を飛ばしても50点ほどはとれるのですが、70点となるとそうはいきませんので、単語帳で語彙力を増やしていきましょう。
単語を覚える際に重要になるポイントとしては、日本語での意味が出てくるまでのスピードです。
学校の定期試験などでは、英単語のスペルであったり、英訳和訳ができるように鍛えるかもしれません。
しかし、共通テストの対策としては、英単語を見た瞬間に和訳が出てくることが重要になるのです。
赤シートで意味を隠して頭に意味を思い浮かべたり、単語帳をスピーディーにめくって、どんどん和訳する力をつけましょう。
85点を目指す場合
85点を目指すのであれば、基本は全ての問題に目を通して、その内の何問かを解いても間違えてしまう、ということになります。
全ての問題を解くためには、単語を瞬発的に和訳する能力に加えて、文章の意味も瞬時に理解する能力が必要です。
そのためには、1文1文をしっかりと読むことが重視された50点目標の時とは異なり、文章を前から読んでも理解できるようにしなければなりません。
70点はとれている段階なので、英語の文章の構造にも慣れてきているため、ある程度は前から順番に読んで理解できているはずです。
そのため、意識的に前から読むようにして、戻らないという癖をつけていけばよいのです。
100点を目指す場合
100点を目指す場合は、英語の場合は85点を目指す方法を徹底してやるのみです。
特に新しく必要となる脳力はありませんので、引き続き頑張って英語力を鍛えましょう。