目次
- ○ いくら時間あっても足りないと感じている受験生への言葉
- ・1.“時間って命の一部なんですよ。”
- ・2.“僕たちは一年ごと、一月ごと、一日ごとに齢を取っていく。時々僕は自分が一時間ごとに齢を取っていくような気さえする。そして恐ろしいことに、それは事実なのだ。”
- ・3.“若い頃、僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた。今、僕は終末の時間から逆算する。すると、人も風景も、そう、何もかもが違って見えてくる。僕は、疾走する。”
- ・4.“得ることが難しく、失いやすいのは時間である。”
- ・5.“短時間に大きいことをやろうとあせるよりも、時間をかけて大きいことを成すべきである。”
いくら時間あっても足りないと感じている受験生への言葉
入試本番目前の時期です。
過去問演習等、やるべきことが多く、「いくら時間があっても足りない」と感じている人が多いと思われます。
どの科目を、どれだけ時間をかけて、どう勉強すべきか…この時期になれば『自分自身の判断』次第です。
入試本番、「トータル」で一番得点が取れるように戦略を練り、優先順位を考え、「確信」を持って勉強に取り組むことが肝要です。
受験生にとって『時間』に対する感覚は人それぞれ。今回は、入試直前の受験生にとってプラスとなるような『時間』に関する名言、格言を紹介したいと思います。
それでは今回は…【日本の著名人】の格言
1.“時間って命の一部なんですよ。”
【平尾誠二】(1963-2016)
平尾 誠二は、日本のラグビー選手。日本代表選手であったほか、日本代表監督、神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督兼任ゼネラルマネージャーなどを歴任した。卓越したプレーと端正な顔立ちからラグビー界を超えた人物となり、ついにはミスター・ラグビーとまで呼ばれるようになった。
2.“僕たちは一年ごと、一月ごと、一日ごとに齢を取っていく。時々僕は自分が一時間ごとに齢を取っていくような気さえする。そして恐ろしいことに、それは事実なのだ。”
【村上春樹】(1949-)
村上 春樹は、日本の小説家、アメリカ文学翻訳家。京都府京都市伏見区に生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市に育つ。早稲田大学在学中にジャズ喫茶を開く。1979年、『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。1987年発表の『ノルウェイの森』は1000万部を売るベストセラーとなり、村上春樹ブームが起きる。その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、『ねじまき鳥クロニクル』、『海辺のカフカ』、『1Q84』などがある。
3.“若い頃、僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた。今、僕は終末の時間から逆算する。すると、人も風景も、そう、何もかもが違って見えてくる。僕は、疾走する。”
【蜷川幸雄】(1935-2016)
演出家。1935年、埼玉県川口市生まれ。開成高校卒業後、1955年、俳優として劇団青俳に入団。1968年、劇団現代人劇場を結成。1969年、『真情あふるる軽薄さ』で演出家デビュー。1972年、演劇集団「櫻社」を結成。1974年、同劇団を解散、『ロミオとジュリエット』で大劇場での演出を手掛ける。2010年、文化勲章受章。
4.“得ることが難しく、失いやすいのは時間である。”
【吉田松陰】(1830-1859)
吉田松陰は、日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者。山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者・倒幕論者として知られる。私塾「松下村塾」で、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた。
5.“短時間に大きいことをやろうとあせるよりも、時間をかけて大きいことを成すべきである。”
【藤田田】(1926-2004)
藤田田(ふじた・でん)は日本の経営者。日本マクドナルド創業者。東京大学法学部在学中に貿易会社藤田商店を創立。宝石やそのほかの物品を輸入販売し大きな利益を生む。その後、日本マクドナルドを創業。12年で外食産業売上高日本一を達成。
このコラムが頑張る受験生の励みになれば幸いです。