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大学受験!過去問は何年分解くべき?|教科別に紹介

こんにちは!横浜予備校です。

 店舗で売っている過去問以外にも、最近ではフリマアプリなどでさらに古い過去問を手にすることもできます。

そこで生じる疑問が、「過去問は何年前のものまで解いた方が良いのか?」ということです。

 実は、さかのぼればさかのぼる程良い教科と、そこまでさかのぼらなくても良い教科があります。

 今回は、過去問を何年前のものまで解いた方が良いのか、教科別にご紹介したいと思います。

 ※共通テストに切り替わって数年のため、教科によってはセンター試験の過去問を解くことになるような年数の場合もあります。

試験で問われることが大きく変化しているわけではないので、参考としてセンター試験も利用すると良いでしょう。

国語

国語の過去問は、
・現代文は1~2年分で設問の傾向を掴む
・古文、漢文は全体を5年分、文法のみ10年分で、よく問われる知識の傾向を掴む
ことをおすすめします。

古文、漢文のすべての文法を暗記することは難しいので、よく試験で問われるところはどこなのかを把握することで、より効率的に学習を進めることができます。

現代文に関しては、同じ問題が繰り返し出題されるわけではないので、出題形式だけ掴めればOKです。

地理

地理は全問題を解くのは過去3年分で良いです。
その理由としては、地理の問題の中には統計データに基づいたものも多いのですが、これが注意ポイントです。
データが古くなると、最新の知識と比べた時に答えが変わることがあります。

そのため、自身の受験年に近い3年分を活用することをおすすめします。
(データを使用しないものであれば、さらに数年さかのぼっても良いです。)

物理、生物、化学

物理、生物、化学は、とにかく直近5年分を満点になるまで解くことが重要です。
出題される問題=問われる知識自体は、そう多くはありません。

そのため、問われやすい知識と解き方をマスターすることが最優先事項なので、5年分だけでも良いので、繰り返し解いて満点になるまで知識をかためましょう。

特に実験系の問題は、同じような問題が繰り返し出題されますので、解き方のルールを覚えたらかなりの得点源になることでしょう。

数学、英語、公民、日本史、世界史

その他の教科は、さかのぼれるだけさかのぼっていきます。
その理由としては、年代によって知識が変わることが少ない教科であり、問われる知識に傾向がない(あっても傾向の範囲が広すぎる)ので、とにかくたくさんの問題を解きます。
(カリキュラムの変更により学習範囲外になったものは、解かなくて大丈夫です。)

注意点は、毎年度毎年度着実に、満点になるまで解き直すことです。
知識だけでなく、解く力を培っていきましょう。




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