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今後も増え続ける国公立大学の総合型選抜入試とは?
大学入試は大きく分けると、総合型選抜入試と一般入試の2つに分けられます。
総合型選抜入試とは、主に学部学科の科目試験以外で選抜する試験を指します。
内容は小論文、面接、エントリーシートや志望理由書、プレゼンテーション、動画などのオンラインによる入試など、志望する大学によって色々異なります。
近年、大学入試の一般入試がセンター試験から共通テストに変更があったのをきっかけに、学力試験を課す大学も増えてきました。
文部科学省が目指すところの思考力、判断力、表現力を持った人材を望む大学が増えています。
また、総合型選抜入試の条件としては、今までの自分が培ってきた能力をアピールできることです。
さらに大学在籍中と卒業後就職後のビジョン、どのように社会貢献していくかを明確にすることが重要となります。
総合型選抜入試は入試のチャンスを増やす!
通常、国公立大学や私立大学の総合型選抜入試は9月~10月に出願するところがほとんどです。
入試自体は10月~11月にあり、合格発表も12月初旬~中旬とかなり早い時期となります。
これに合格すれば、他の人より1歩先に大学入試が終わることになります。
ただし、大変人気がある入試で募集定員数が10名前後という狭き門です。
国公立大学の総合型選抜入試に合格するためには、私立大学同様学部学科の研究を怠らないこと、オープンキャンパスなどに足を運んで大学をよく知ることが大切です。
入試の機会が1回増えるという意味でも、ぜひ1つのチャンスと捉えて、利用してみることをおススメします。
最近では、旧帝大と呼ばれる日本最難関の大学の北海道大学や東北大学も参加しています。横浜予備校からもこれらの旧帝大に総合選抜で合格をしています。
自分の志望の国公立大学が総合型選抜の入試制度を持っているか、一度調べてみてくださいね。
学力もしっかり並行してつけること!
国公立大学の総合型選抜入試を受験すれば、もう1回入試のチャンスが増えます。
しかし、大学に入学できても、同じ学部学科に入学してくる人の中には一般入試を通過してくる人が大半です。
また、総合型選抜で受かればいいですが、もし落ちたとしたら、一般入試が待ち構えています。
それも、国公立大学は共通テストで5教科6科目を課すところが多く、合格のボーダーラインを超えるためには全ての科目を万遍なく勉強しなければなりません。
国公立大学の総合型選抜入試対策と、共通テストや2次試験に向けての勉強を並行して行い、合格を勝ち取ってください!