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大学受験の小論文、どうやって書けばいいの?
推薦入試、一般入試共に大学受験で幅広い学校で出題される小論文ですが、対策に困っている人も多いのではないでしょうか?
小論文は読書感想文や通常の作文とは違い、自分の意見を社会一般の人が納得するレベルで論理的に意見を述べる必要があります。
つまり、大学入試の出題者は大学の教授ですから、大学教授に納得してもらえるレベルのものを書けなくてはならないということになります。
高校でも対策講座などで対策してくれる学校と、自分で対策をしなければならない学校とに分かれます。
しかし、いざ対策すると言っても、書き方がよく分からない人もいると思います。
今回は自分で小論文対策を行う際に、どのような点に注意して書き進めていけばよいのか、書き方のポイントをご紹介していきます。
現状の問題点を見つけ出せ!
小論文の出題テーマは大学によってさまざまありますが、そのテーマで現在社会問題となっていることは何でしょうか?
テーマ自体が難しい場合は、インターネットでテーマのキーワードや、それに関連するワードを検索してみましょう。
例えば、環境問題といっても、地球温暖化、大気汚染、ごみ問題、絶滅危惧種やレッドリストなどの問題とかなら幅広くなります。
その中から自分が書きやすいテーマ、興味関心が深そうなテーマを見つけ、書いて見ましょう。
具体的な数値を使って、現状の問題点をまとめてみてください。
自分としての考察を書く!
次になぜその現状や問題が起こっているのか、自分の見解を書いてみましょう。
例えば、現代の地球温暖化が進んでいるのを問題とした場合を考えてみましょう。
地球温暖化の場合は、温室効果ガス、つまり二酸化炭素の排出量が多いことに関連しています。
この二酸化炭素は私たちが生活を豊かにするために、多くのエネルギーを使う際に燃やした化石燃料によるものです。
消費電力を減らし、エネルギー量削減しなければならない状況にあります。
便利さを追求するあまり、知らず知らずのうちに地球環境を破壊し、温暖化を加速しているというような感じで考察を書きます。
未来が明るくなるような結論を!
最後に自分の主張や意見、結論を書きます。
ネガティブな考え方で終了するのではなく、未来が明るくなるような対策や結論を考えていきましょう。
社会問題を自分単位に落とし込んで、自分がそのために何ができるのかを身近なことで書くのがポイントとなります。
さあ、それでは実際に小論文の書き方どおりに書いてみましょう!