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総合型選抜入試とは?わかりやすく教えて!
総合型選抜入試とは、旧AO入試の名前が変更されたものです。
AOとはアドミッションズオフィスの略称になります。
現在、全国の約8割の私立大学が総合型選抜入試を採用しています。
志望理由書、自己PR書、エントリーシートなどの書類選考と、面接が課される大学がほとんどになります。
さらに、学校によって小論文、ディベートやディスカッション、プレゼンテーションなどの試験があります。
大学入学の際に学力があるのは必須条件ですが、思考力、判断力、表現力を即興で試す試験でもあります。
その学生一人一人の個性や適性、熱意などが反映される入試なのです。
あなたの人となりをどのぐらい大学側に伝えられるかが勝負となります。
総合型選抜の出願条件は?
大学の学部学科ごとに求める人物像は異なりますが、大半の総合型選抜入試に共通している条件があります。
まずは当たり前の話ですが、受験できる人は高校を卒業したもの、もしくは高校を卒業見込みの者になります。
生徒会活動、部活動、委員会活動、クラブチーム、ボランティア活動などでの実績や功績で、人に誇れるものがある人も条件に入ります。
これは大学によって変わりますが、大学側が求める理想の人物像などが、大学のパンフレットやホームページのアドミッションポリシーに書かれています。
内申点などの評定がなく、アドミッションポリシーをクリアしていれば、誰でも出願できるのが総合型選抜入試の魅力です。
志望大学のアドミッションポリシーと自分を照らし合わせて、しっかり条件に合っているかどうかを確かめましょう。
これが合格への第一歩になります。
総合型選抜入試は単願制?
総合型選抜入試は、単願であることが条件の大学が多いです。
場所によっては併願もできますが、どのような選抜方法なのかを確認しましょう。
似ている選抜方法であれば、物理的に併願も可能ですが、その場合は両方の大学の学部学科を調べて、その大学について知らないことはないぐらいの知識がないといけません。
なぜなら、総合型選抜入試はしっかりとした志望大学の学部学科研究こそが合格への近道だからです。
定員数もかなり少ないので、人と同じでは受かりません。
他の学生との差別化が重要になってくるのです。
人にもよりますが総合型選抜ではできるだけ単願に絞り、その大学の学部学科研究のプロフェッショナルを目指すことをおすすめします。