しかし、英語が苦手で成績が伸びないと悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか。
どう勉強したらよいかわからず、不安に感じている受験生も少なくないでしょう。
私たちの予備校では、勉強法の見直しと勉強法の改善を通じて、英語の偏差値を大幅にアップさせることを目指しています。一人ひとりの理解度に合わせた指導で、無理なく成績を向上させることが可能です。
今回は、英語に苦手意識を持っている理由を深掘りして英語の成績をあげるための具体的な勉強法、またおすすめしないダメな勉強法も合わせて解説します。
英語が苦手で勉強の仕方がわからないと悩んでいる受験生は、勉強法を見直すきっかけとして活用してください。
目次
- ○ 英語に苦手意識を持つ理由
- ・単語・文法が分からない
- ・長文読解がうまくできない
- ・英語に対する食わず嫌い
- ○ 大学受験英語のおすすめ勉強法
- ・英単語は繰り返しが重要である
- ・英文法は問題演習がポイントである
- ・英文解釈は和訳を紙に書く
- ・英作文は簡潔に書くことを心がける
- ・リスニングはまず音読から始める
- ・長文読解は必ず解き直す
- ○ 大学受験英語のダメな勉強法
- ・英単語を軽視する
- ・英文解釈をやらない
- ・長文を全部訳そうとする
- ・問題を解きっぱなしにする
- ○ スケジュールを立てて勉強することが重要
- ○ 大学受験で点数を上げる英語の勉強法
英語に苦手意識を持つ理由
英語は、いまやリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4つの技能の習得が求められる必修科目です。
しかし、苦手と感じている受験生も多いでしょう。
英語の勉強法を見直す前に、まず自身が英語のどこに苦手意識を持っているのかを理解することが重要です。
なぜ英語が苦手なのか、何に対して苦手だと感じているのかを分析することで、勉強法の改善ポイントが明確になります。
英語が苦手な主な理由として、以下の3つが挙げられるのではないでしょうか。
・単語・文法がわからない
・長文読解がうまくできない
・英語に対する食わず嫌い
それでは、それぞれについて詳しく解説します。
単語・文法が分からない
英語を苦手とする一つの理由として単語力の不足があります。英語を理解するためには、まず英単語を覚えることが重要です。
「英単語の学習は単調で退屈に感じやすく、なかなか進んで覚える気にならない」と思われるかもしれませんが、英単語は建物でいえば土台になるため、土台部分がしっかりしていなければ、その上に積み上げる知識が不安定になります。それほど英単語の習得は重要です。
また、文法が分からないという理由で英語が苦手になることもよくあります。文法が理解できていないと、英文をうまく訳すことが出来ず、苦手意識が強まってしまうでしょう。
文法の習得は、単語の次に英文を正しく理解するために必要不可欠です。
長文読解がうまくできない
長文読解がうまくできない理由には、上記にあげた単語力の不足や文法が身に付いていないことがあげられます。
さらに、文と文のつながりが把握できていない、内容を覚えられないなどの問題もあります。また、長文読解に時間がかかり、時間内に解き切れないことで苦手意識を持っている受験生も多いでしょう。
長文読解には、英語を速く読む力が求められます。速読力を鍛えるためには、トレーニングが必要です。
英語に対する食わず嫌い
「英語は難しい」と決めつけていませんか。
たしかに、日本語にはない発音や日本文とは異なる語順など日本語とは異なる点は多々あるので、覚えるのが大変そうと感じてしまうでしょう。
しかし、私たちが日本語を使えるようになったのも、幼い頃から繰り返し学習してきたからこそです。語学習得には繰り返しの習慣が必要です。
私たちの予備校では、英単語の暗記が苦手な生徒に対し、暗記専門のアプリ・オリジナルの単語帳を配布するなど、効果的なサポートを提供しています。
また、単語暗記だけでなく、決まった範囲での確認テストを実施することで確実な定着を目指すことが可能です。
さらに、英作文においては先生からの個別添削指導を通じて、より実践的なスキルが身に付くように個別演習授業で徹底的にサポートします。
英語が苦手な方も、着実に力を伸ばすための学習法と環境が整っているため、ぜひ横浜予備校の無料相談にお申し込みください。
大学受験英語のおすすめ勉強法
前項で英語に苦手意識を持つ理由をいくつか挙げました。苦手な理由がわかったら、次は勉強法の見直しです。
勉強法がわからず、なかなか成果が出ない受験生もいるのではないでしょうか。
ここでは、英単語から長文読解まで各段階のおすすめ勉強法をわかりやすく解説します。
英単語は繰り返しが重要である
英単語は英語学習の基礎部分であり、英単語をしっかり覚えておかないとその後の勉強がうまく進みません。単語を覚えるためには、繰り返し復習をすることが重要です。
覚えたと思っても、翌日には忘れてしまっているという経験がある生徒も少なくないでしょう。記憶に定着させるには、忘れたらまた覚える、というサイクルを何度も繰り返すことが必要です。
効果的な復習タイミングとしては、勉強した直後・寝る前・朝起きたとき・週末など適切なタイミングで復習することが大切です。
このようにして、同じ内容を何度も繰り返し復習することで、記憶が確実に定着していきます。最終的には英単語帳全体を何周も繰り返し復習するようにしましょう。
また、復習時にはテスト形式で確認することで、理解度も把握できます。
英文法は問題演習がポイントである
英文法は、英語を理解するために英単語の次に重要な分野です。まずは教科書などで基本的な文法を理解する必要があります。
英語を読み解くために特に重要な文法として、以下の9項目が挙げられます。
1.助動詞
2.受動態
3.不定詞
4.動名詞
5.分詞
6.関係詞
7.接続詞
8.比較
9.特殊構文
基本的な文法を理解したら、参考書で問題演習をどんどん解いていきましょう。英単語と同じように繰り返し問題を解くことで理解が深まります。
英文解釈は和訳を紙に書く
英文解釈は、大学受験英語には必要不可欠なスキルです。正しい読解力だけでなく、速読力にも直結するため、英文解釈の学習は欠かせません。
英文解釈をするときに必ずしてほしいことは、和訳を紙に書き出すことです。頭の中だけで訳してしまうと、どこが理解できていて、どこが曖昧だったのかがはっきりしません。
紙に書き出すことで、解説と照らし合わせた自己添削が可能となり、日本語として不自然ではないか、英文の構造や単語の意味を正確に反映できているかを確認できます。
英作文は簡潔に書くことを心がける
英作文では、シンプルに書くことが重要です。
英作文の採点は減点方式なので、構文を複雑にしたり難しい単語を使ったり文章を長くしたりすると、スペルミスや単純なミスなどで減点されてしまう可能性があります。
英作文をするときは、伝えたい内容を自身の知っているシンプルな単語と構文で簡潔に書くことを心がけましょう。
リスニングはまず音読から始める
リスニング力を向上させるためには音読から始めましょう。
音読は、英語のリズムやイントネーションを体で覚え、発声することでリスニング力が身に付きます。
音読の方法は、リピーティング・オーバーラッピング・シャドーイングです。リピーティングは一文ごとに音源を止めて音読します。
オーバーラッピングはリピーティングが済んだ文を、音源と同時に音読する方法です。シャドーイングはテキストを見ずに音源のすぐ後に続いて音読します。
音読を繰り返し行うことで、次第に耳が英語に慣れてきます。まずはリピーティングから始めましょう。
リピーティングができるようになったらオーバーラッピング、シャドーイングとレベルを上げていきます。また、音読はリスニングだけでなくリーディング力の向上にも繋がります。
長文読解は必ず解き直す
まずは時間を計って長文を解き、解説を読んで答え合わせをします。長文読解では、一度解き終わった後が重要です。
わからない単語や構文を調べながら、もう一度長文を読み直して、必ず問題を解き直しましょう。
解き直しをしないと、間違えた原因が曖昧なままになり、同じミスを繰り返す可能性が高まります。解き直しの際に確認するべきポイントは、以下の3つです。
・単語や解釈でつまずいた箇所の確認
・正解の根拠となった箇所の確認
・論理展開の確認
これらを丁寧に見直すことで、正確に理解できるようになります。長文読解も繰り返し行うことで、読解力が向上していきます。
大学受験英語のダメな勉強法
なかなか英語の成績が伸びない生徒は、もしかすると間違った勉強法をしているかもしれません。成績が伸びない原因となる間違った勉強法として、以下の4つが挙げられます。
・英単語を軽視する
・英文解釈をやらない
・長文を全部訳そうとする
・長文を解きっぱなしにする
これらに当てはまる項目がある生徒は、勉強法を見直すチャンスです。以下で、それぞれの問題点について詳しく解説していきます。
英単語を軽視する
英語の成績が伸びないと悩んでいる受験生のなかには、英単語をあまり勉強していない生徒もいるかもしれません。
英単語は英語を勉強するうえで基礎中の基礎の部分です。英単語を知らなければ長文を読むのはとても困難でしょう。
きちんと英単語を覚えるだけで、英語の成績は上がります。
英文解釈をやらない
単語や文法を学んだ後に、意外に飛ばされてしまうのが英文解釈です。しかし、英文解釈の学習は長文を正確に解くためには欠かせません。
英文解釈を怠ると、長文問題でつまずく可能性が高くなります。文章を正確に訳せない、時間がかかる、といった問題も起こりやすくなります。
長文読解の前に、しっかりと英文解釈の学習を行いましょう。
長文を全部訳そうとする
英語の読むスピードが上がらないと悩んでいる生徒によく見られるのが、長文を全部訳そうとすることです。
全部を丁寧に訳そうとすると時間がかかり、結果として試験時間内に解き切れないという問題が生じます。
長文読解には、速読のトレーニングをしたり、意識的にパラグラフリーディングという基本的に長文を段落ごとに理解していく読み方に取り組んだりするのが効果的です。
問題を解きっぱなしにする
長文の勉強法でもお伝えしましたが、長文を解いた後にそのまま終わってしまっては、学力が定着しません。
例えば、答えが間違っていた箇所を解説で理解したつもりでも、再び同じ問題を解くとまた同じ間違いをしてしまうことがあります。
これは、間違えた原因を確認できていないと起こりやすいです。
解き直すことで、間違えた原因がわかって同じような間違いを防ぐことができます。
スケジュールを立てて勉強することが重要
勉強スケジュールを立てて計画的に勉強することは、勉強時間を有効に使うために重要です。
受験はゴールがあるので、受験までにすることを逆算してスケジュールを立てるのがおすすめです。
具体的なタスクを設定し、1日に英単語を10個覚える、1ヵ月で参考書をどこまで終わらせる、といった目標を決めて取り組みましょう。
ただし、長時間の勉強は集中力が続かず、やる気を失う原因となります。長時間取り組むよりも、短時間を何度も繰り返す方が集中力を保ちやすく、記憶の定着も促進されます。
さらに、余裕のないスケジュールは、かえって勉強のモチベーションを下げる原因になるため注意が必要です。適度な休憩時間や息抜きの日を設け、メリハリをつけることで、集中して勉強に取り組むことができます。
スケジュール通りに進まない日もあるでしょう。そのようなときは、決して自身を責めずに、スケジュールを柔軟に調整してください。無理のない計画が、長期的な学習の成功に繋がります。
私たちの予備校では、初めにテストを受けてもらった後にその結果に基づいて専属のコーチと年間の学習計画を立てるので、安心感を持って勉強に取り組むことができます。
この学習計画により、参考書のミスマッチが起こりにくく、無駄なく効率的に学習を進めることが可能です。
勉強の進め方に不安がある方は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご利用いただき、適切な学習プランを一緒に考えてみてください。
大学受験で点数を上げる英語の勉強法
今回は、英語に対する苦手意識の原因や、効果的な勉強法・避けるべき勉強法について解説しました。
英単語・文法・英文解釈・長文読解いずれも参考書や問題集などで繰り返し復習することが、英語の勉強では有効であることがわかったのではないでしょうか。
今回お伝えしたおすすめの勉強法を取り入れていけば、大学受験英語の成績の向上は望めます。
そして、どこでつまずいているのかわかった今、次にどのように行動すればいいか考えてみましょう。
英語の勉強方法に悩んでいる方は、ぜひ横浜予備校で適切な学習プランを相談してみてください。正しいサポートがあれば着実に成績を伸ばすことができます。