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総合型選抜入試に合格したい!受かる人になるために
「志望校にいち早く合格し、大学受験を人よりスピーディーに終えて、受験から解放されたい!」
これは、受験生の誰もが一度は考える願いです。
総合型選抜入試は、出願が9月~10月で、入試自体も10月~11月、合格発表も12月初旬~中旬と日程的にはかなり早く終わる入試です。
また、勉強が苦手という人にとっては、小論文や書類選考、面接などの特殊型の試験なので、内容的にもさぞ魅力的に映ることでしょう。
しかし勉強が嫌だから、総合型選抜で楽をしたいという思いの人は、絶対に合格しない試験になります。
それでは総合型選抜入試に合格できる人というのは、どんな人なのでしょうか?
総合型選抜入試に受かる人とは?
それはズバリ、大学の学部学科に入学しなくてはならない理由を、きりがないぐらい挙げられる人です。
志望大学の教育理念からスタートし、その大学の魅力を最大限伝えられる自信があなたにはありますか?
ないという人は、まず志望大学のパンフレット、ホームページを隅々まで熟読してください。
そして、下地をしっかり作った上でオープンキャンパス、説明会、文化祭などに足を運んでみて、実際の大学の魅力を体感してきてください。
自分の行きたいゼミを知ろう!
大学には3、4年次になると、ゼミナールという研究室に所属することになります。
自分が入りたいゼミや興味関心のある研究テーマはありますか?
その教授について、そのテーマを学びたいと考えていますか?
具体的にゼミについて調べることが、その大学の学部学科ではなくてはならない理由に繋がってきます。
生協やオンラインなどで購入できるようでしたら、そのゼミの教授の出している本を読んでおくとより理解が深まります。
将来のビジョンを作れ!
大学卒業後の進路は明確に決まっていますか?
どんな職業に就きたいのかをおおよそ決め、そこから大学→今現在(高校生)に向かって逆算してみることが重要になります。
例えば、看護師と助産婦の資格をとり、病院で働きたいと考えているとします。
助産師の資格は大学卒業後、数年間の期間をかけてとることができる資格で、さらにその資格を取れる大学は限られています。
自分の行きたい看護学部では、助産師の資格が取れるのかを調べるだけでも、その大学に行きたい立派な理由となるのです。
このように志望大学の学部学科を詳細に調べ、突き詰めていけばいくほど、総合型選抜の合格はあなたに歩み寄ってきてくれることを忘れないでください。
総合型選抜入試は、どんなことでも具体的に明確になっており、それをはっきりと口頭や文章などでわかりやすく相手に伝えられる能力を持っている人が合格する入試なのです。