目次
進学校生の受験に対する意識って?
こんにちは!横浜予備校です。
勉強をし続けなければならない受験生にとって、“受験に対する意識”はとても重要です。
受験に対する意識を高めておくことで、長い戦いも乗り越えることが出来ます。
自身の経験や塾講師の経験から、進学校に通っている学生は、受験に対する意識が少し違っています。
それは学校で言われている言葉などが影響していると思われるケースが多くあります。
先生方は受験への意識を高めるため、意識を変えるための言葉をたくさんかけるのでしょう。
その結果、受験生としての自覚が芽生え、自身の行動をコントロールできるようになるのです。
そこで今回は、進学校の受験に対する意識はどのようなものなのかをご紹介いたします。
「このような意識で、自分たちも行動しよう」と参考にしていただければ幸いです。
高校入試に合格した日から“大学受験生”
高校入試に合格すると、「やっと終わった」と開放感がありますよね。
しかし、高校入試が終わった瞬間から次の入試が待っているのです。
“大学受験生”になったことを意識していない人が多いため、進学校の中には「皆さんはもう受験生です」と入学式直後から説明する学校もあります。
受験生としての意識を持つことで、勉強にも身が入ります。
高校3年生からが受験生ではなく、高校入試直後からが受験生と思って過ごしましょう。
受験勉強は1年生から
受験勉強は1年生からできます。
「1、2年生の時には学校の勉強で基礎を固めて、3年生になってから入試対策をしよう」
という人もいますが、実際におすすめしたいのは、1年生からの受験勉強対策です。
現代文・小説であれば入学前から大学入試対策をすることができます。
また、数学ⅠAなどは高校1年生時から対策できますし、古文・漢文などは独学で先取り学習することも他の教科より容易です。
出来る教科から対策を始めることが重要です。
進学校では、長期休暇で出される課題は早期から入試を意識したものであることが多いため、もしそのような課題が出ない学校に通っている場合には、
「同学年でも入試対策を早くから始めている人がいる」
という認識をもって勉強し続けてください。
優先順位に基づいて自分の行動を決める
進学校の学生は、自分にとって何が重要かを考えながら行動をとります。
文化祭に力をいれる人といれない人、部活動に入る人と入らない人など、自分が何に時間を割きたいのかを考えているのです。
もちろん、高校生の時にしかできない体験や部活動を重視する人も多くいますし、実際に難関大学に合格した学生の中には運動部に所属していた人も大変多くいます。
重要なことは、自身の時間の価値を正しく認識して、優先順位を考えるということです。
入試を想定した上で教科ごとに割く時間を決めるのも、その1つです。
自分の行動のコントロールは難しいですが、ぜひ優先順位を最初に決めてから行動計画を立ててみてくださいね。