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受験生の役に立つ、勇気がでる名言!~偉人から学ぼう
人間だれでも「雑念」が邪魔をして集中できないときがあります。
いざ勉強に取りかかったところで、余計な「雑念」が頭の中を駆け回っていては、せっかく勉強していても何も頭に入ってきません。
この現象は「苦手科目」や「難問」に取り組んでいる時に限って起こってしまうことがよくあります。
難しければ難しい程、時間が刻々と迫ってくるのになかなか勉強が捗らない。それなのに『模試が近いのに、まだあの単元も勉強できていない。どうしよう』とか『先に別の科目の準備をしようかなあ』などと邪魔な雑念が勉強を余計に滞らせてしまうのです。
その裏には『この勉強、気が進まない・・・』という本音が隠れているのかもしれません。
その心理がある限り、気分転換を行ってもなかなかリラックスできないことも多いと思われます。また、 現実逃避が無意識に働いて「時間」をムダにしてしまう可能性も…。
受験生であれば誰もが持つ「心の弱さ」が勉強の効率性を下げてしまっていると言えるでしょう。
この「弱気から湧き上がる雑念」を振り払うにはどうしたらよいのでしょうか?
そんな時は「自己コントロール能力」を強化する訓練をしましょう。
受験生にとって一番効果的な方法はやはり、 「なぜ自分は勉強するのか?」をもう一度思い出すことです。
モチベーションが下がり始めたときは、もう一度「志望校に対する思い」「将来の夢」や「今の受験勉強に対しての自分の気持ち」を確認してみましょう。
「このままじゃダメだ」「ここで我慢すればいいことが必ずある」と自分にムチを打って、意識的に「自らを奮い立たせる術」を身につけましょう。
そこで、勇気を与えてくれる今回の名言。
私はいくらでも忍耐強くなれる。”
マーガレット・サッチャー
イギリスの政治家
(1925年 - 2013年)
イギリス保守党初の女性党首(在任: 1975年 - 1990年)、イギリス初の女性首相(在任: 1979年 - 1990年)。1992年からは貴族院議員。
保守的かつ強硬なその性格から鉄の女(Iron Lady)の異名を取った。
名言を英語にしてみよう!
さて、この名言を「英訳」してみましょう。
①最初に「私はいくらでも忍耐強くなれる」の部分を作ります。原文では「~になれる」を「私はそういう存在なの」というニュアンスでbe動詞を使って表現しています。「いくらでも」という副詞は「尋常じゃないほど・異常なほど」という意味の『extraordinarily』を使っているところが「鉄の女」と呼ばれるサッチャーらしい言い回し。「忍耐強い」という形容詞は『patient』を使います。すると
と前半部分が完成します。
②続けて、「最終的に自分の思い通りになるなら」という条件節。原文では『if』の代わりに『provided…(もし…条件が与えられたら)』を使っています。これは接続詞なので…部分には完全な文を作りましょう。
③「自分の思い通りになる」は『やりたいようにする』という意味のイディオム『get one’s own way』を使います。「最終的に」は『in the end』を使います。
自ら「雑念を振り払う」ことができる
『鉄の受験生』
となれるようにこの言葉をヒントにしてみて下さい。そして、最終的に「志望校合格」を掴みましょう。