難関と言われる医学部を目指そうと決めたとき、「偏差値50からでも大丈夫なのか」「高校1年生からでも間に合うのか」と思う方もいるのではないでしょうか。不安に思い焦ってしまう方もいるでしょう。
しかし、高校1年生であれば受験まで2年以上もあります。早い段階で目標を明確にし、自分に合った勉強方法を確立することで現役合格も十分に可能です。
ここでは、医学部受験の目安となる偏差値
や、具体的な勉強の方法を紹介します。
医学部合格を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
目次
医学部受験の必要偏差値の目安

「医学部に合格できる偏差値ってどれくらいだろう」「国立と私立で偏差値はどのくらい違うのか」医学部への受験を考えたときに疑問に思うところではないでしょうか。
現在の医学部の偏差値は63〜73必要となっています。
実際に偏差値50台から本当に合格できるのかも気になる方も多いでしょう。
国立医学部と私立医学部のそれぞれの必要な偏差値と大学を紹介し、偏差値50台から合格が可能か解説します。
国立医学部の必要偏差値帯
現在、国立医学部は全国に50校あります。
国立大学の合格最低ラインは62〜65といわれています。代表的な大学を偏差値とともに見ていきましょう。
・70〜:東京大学、京都大学、大阪大学
・65〜69:東京医科歯科大学、名古屋、横浜市立大学、浜松医科大学など
・〜65:熊本大学、鹿児島大学、札幌医科大学など
国立大学の医学部は私立大学に比べると偏差値が高くなっています。
どうしても偏差値で難易度を判断しやすいところがありますが、それぞれの大学の出題傾向を把握することも大切です。
私立医学部の必要偏差値帯
現在、私立医学部は全国に30校あります。
私立大学の合格最低ラインは57〜60といわれています。代表的な大学を偏差値とともに見ていきましょう。
・70〜:慶應義塾大学、順天堂大学、日本医科大学など
・65〜69:関西医科大学、東海大学、日本大学、北里大学など
・〜65:東京女子医科大学、聖マリアンナ医科大学、金沢医科大学など
私立医学部は、特に中堅ランクの大学が激戦区となっています。
偏差値50台からの合格は本当に可能?
偏差値50から合格を目指すには相応の努力が不可欠です。
高校1年の段階で医学部を目指すと決断すれば、勉強時間を十分に確保できます。
計画的に準備を進めることで、合格の可能性は大きく高まります。
限られた時間のなかで目標を明確に設定することが重要です。
横浜予備校は医学部・難関大学受験特化型予備校になっており、厳選されたプロの講師が学力に応じた指導を行っています。
授業は少人数制を取り入れており、丁寧な指導と挫折することがないようサポート体制も万全です。
実際、4ヶ月で英語と数学の成績が急上昇した実績や偏差値40だった学生が難関大学への合格実績もあり効果を期待できます。

成績が思うように上がらない方、大人数授業だとついていけないと感じた方は、ぜひ一度横浜予備校へご相談ください。
個人の学力や目標に合わせた学習プランを紹介いたします。
偏差値50台から目指す勉強の方向性

医学部受験に向けて、何から取りかかればよいかわからない方や、勉強方法に迷う方も多いでしょう。
次の3つを意識し、基礎を確実に固めることが大切です。
・現状の学力把握
・苦手克服
・基礎の勉強
自分と向き合うことは大変ですが、理解をすることで現状を整理し、進むべき方向を明確になります。
現状の学力を正しく把握する
まずは今の学力を正しく把握することが大切です。
現状の学力を把握する手段として、模試を活用するのは有効は方向の一つです。
得意科目と不得意科目がなんであるかを知ることはとても重要です。
志望校と自分の学力の両方を分析することで、勉強を進めるなかでの優先順位をつけることができます。
志望校に必要なことを知り、目標に到達するための計画をきちんとたてましょう。
早期に苦手を克服する
苦手科目を早い段階で克服することはとても重要です。
苦手科目の勉強はどうしても後回しになりがちです。しかし、克服するためには、多くの時間が必要になります。
この段階で後回しにしてしまうと、本格的な受験勉強が始まった際につまずく原因となります。
何が苦手なのか、原因を理解することが大切です。
語と数学の基礎を中心に勉強する
医学部の受験では、英語と数学の基礎が特に重要です。
この2科目は身につけるまでに多くの時間がかかります。特に高校1年生から徹底的に基礎を定着させることで、進級後の応用問題や他科目の勉強につなげることができます。
完全にマスターするためにも、早くから勉強を始めることが大切です。
科目ごとの勉強のポイント

「勉強の仕方がわからない」「自分に合ったやり方を知りたい」と悩む学生も少なくありません。
具体的な勉強方法や重視すべき科目がわからず悩む学生が多いのではないでしょうか。
国立医学部と私立医学部で受験科目に違いがありますが、志望校がまだ明確でない場合は共通して重視される、次の3科目を優先して固めましょう。
・数学
・英語
・理科
ここでは、それぞれの勉強方法について紹介します。
数学:教科書の演習徹底
数学は教科書の演習問題に徹底的に取り組むことが重要です。
1問ずつ丁寧に解き、解法を確実に身につけることが、学力向上の鍵となります。
間違えた問題は何度も解説を読み、繰り返し解き直すことで理解が深まります。
応用問題に対応できる力を養うことが、合格への近道です。
英語:長文や単語の勉強
近年、論文や情報発信の場で英語を使用する機会が増えており、受験においても英語力が重視されています。単語力と長文読解力は特に重要です。
単語の習得は疎かになりがちですが、語彙を理解していないと正しい文章を読み解くことはできません。
まずは1冊の単語集を繰り返し活用し、掲載されている単語を確実に暗記しましょう。
あわせて熟語も習得することで、さらに読解力が高まります。
長文を読み解く力も必要です。
時間内に読み解く力を身につけなければ解答までたどりつきません。
そのため短時間で読み込む訓練が必要です。
近年の入試では記述式の問題が増えており、論理的に記述する力の養成も不可欠です。
理科:受験科目を決めて範囲を絞る
医学部受験の理科は4科目中2科目を選択します。
ただし地学は選択可能な大学が限られているため、基本的には化学・生物・物理からの選択が一般的です。
どの科目を選択しても構いません。
勉強をするうえでできるだけ高得点を狙える科目を選ぶことが重要になります。
勉強を進める際、苦手なものは後回しにしがちです。
そのため得意または興味を持てる科目を選ぶ方が成績も伸びやすいでしょう。
横浜予備校では、授業以外でのサポートを実施しています。
いつでも相談できるLINEサポートの実施や学習内容を身につけられるようなサポート体制が整っているところが特徴です。
一人ひとりと面談を実施することで、勉強効率をあげるための学習計画が作成できます。
また、少人数制授業では不安が残る方は、1対1の個別授業もあるのでご自身にあった授業形態を選べる所も魅力の一つです。
自宅で勉強するとわからないことがでたときに後回しになりがちです。
そんなときは、横浜予備校の自習室で行いましょう。
横浜予備校では専用の自習席が用意されるため、集中できる環境が整っています。
一度問い合わせをし、見学してみてはいかがでしょうか。
高1からやっておくべき習慣

「まだ高1だから大丈夫」「部活や遊びもしたい」と考える方もいるかもしれません。
次の4つのことを始めることで勉強習慣が身につきます。
・1日の勉強時間を決める
・学習する習慣をつける
・生活リズムを整える
・医師になるビジョンを明確にする
いきなり難しいことを毎日行うのはハードルが高く、挫折してしまう原因にもなります。
まずは小さなことから一歩ずつ始めることが大切です。
医師としての将来を、具体的にイメージを持つことでモチベーションを高めることができます。
1日の勉強時間を決める
医学部合格者の総勉強時間はおおよそ5,000時間以上といわれています。
しかし、最初から長時間の勉強を毎日続けるのは現実的ではありません。
まずは1日の勉強時間を決めましょう。
高1では2〜3時間、高2では3〜5時間、高3では5時間以上の学習を目標に設定するとよいでしょう。
早い段階から準備を始め、勉強時間を増やしていくことで、成功につながる可能性が高くなります。

学習を習慣づける

「学習を習慣化する」と言葉にするのは簡単ですが、実際に毎日続けるのは容易ではありません。
習慣化にはどの程度の期間が必要か、何から始めたらよいのか迷うことも多いでしょう。
小さな行動を6週間継続することから始めましょう。
例えば、通学中に単語を暗記する、夜2時間勉強をするなど、日常生活に取り込むことが効果的です。
1日の行動の間に組み込むことで、日常の一つの動作として定着します。
これを繰り返すことが習慣化するためにとても重要です。
生活リズムを乱さない規則的な生活

受験において生活リズムを整えることはとても重要です。睡眠時間を削って勉強に当てても成績があがらず、日中の集中力にも影響がでます。
さらに学習効率が下がり、受験の成果にも大きな影響を与えかねません。
生活リズムが整うと集中力を高めるだけでなく、免疫力があがり健康を維持することができます。
そのためにも睡眠・食事・運動はとても大切です。
規則的な生活を維持することで、試験当日によい成果を発揮できるように備えましょう。
医師になるためのビジョンを明確に

医師を志すきっかけは人それぞれです。
どのような医師になりたいのか、医師になってどのように社会貢献したいのかといった、具体的な未来を意識することが大切です。
医学部合格はあくまで通過点にすぎません。
大学進学後に、国家資格を取得し、臨床の現場に立つことが本当のスタートとなります。
高校生の段階では将来像がまだ明確でなくても問題ありません。
少しずつ将来像を具体的にしていくことが重要です。
モチベーションを維持するためにも、将来のイメージを持ち続けることが大切です。
合格をより近づけるために

「一人で勉強を進められるか」「独学で大丈夫か」など不安に思う方もいるでしょう。
自分に合った勉強方法や、環境を見つけることはとても重要です。
そのようなときは予備校や専門的サポートを活用することは効率よく合格に近づくための一歩になります。
横浜予備校は、医学部・難関大学への合格を目指し最後までサポートをするのが特徴です。
プロの講師が丁寧に、一人ひとりの学習ペースや効率のよい学習方法を考え寄り添います。
また、さまざまなサポート体制があるため不安に思うことが出てきても相談がしやすい環境が整っています。サポートをうまく活用して、一緒に成績を伸ばしていきましょう。
受験本番に向けた対策も整っています。
書類対策や面接対策、推薦対策も実施するため、勉強面以外でも相談できる強みがあります。
「勉強していても成績が上がらない」「医学部を目指しているけれど挫折しそう」このような悩みをお持ちの方は一度、横浜予備校へ相談に来ていただければ幸いです。
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