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6つの入試・受験制度!大学受験の基礎知識|横浜の高校生の塾

こんにちは!佐藤です。塾でも現役高校生たちが推薦入試やAO入試を考え始める時期になりました。

 

高1の人も大分高校生活に慣れ、3年生は部活の引退時期となり受験へ向けてクラスの雰囲気も変わってくる頃かと思います。神奈川県にある横浜予備校でも、生徒達の真剣さがより深まっているのを感じています。

 

今回のコラムでは知っておくべき入試制度をお伝えしたいと思います。

 
 

6つの入試・受験制度!大学受験の基礎知識|横浜の高校生の塾

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さて、今回は「大学受験の制度」についてお話ししたいと思います。

 

1年生の方は概要を把握することが大切ですし、受験生でも学校では細かい部分まで周知されない場合もあるので、全体像を掴むのに役立てていただければと思います。

 

まず、大学受験の大きな特徴は、国公立か私立かの選択、そして学部の選択が大きなウェイトを占めるという点があります。

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何より高校受験と大学受験が違うのは、国公立と私立ではセンター試験の受験の必要性や、受験科目数が違うこと。

 

もちろん学部によって受験科目やそれらへの配点比重が変わります。ですので、大学受験においてはまず「国立と私立どちらを選ぶか」「学部はどこにするのか」、を決めることがとても重要なのです。これによって準備や勉強方法も大きく変えざるを得ないからです。このため、できるだけ早く決定できるように準備をしたいものです。

 

さて、国公立と私立の選択、学部の選定、それら以外にも大学受験の制度では知っておくべきことが多々あります。国公立大学の共通1次試験としての位置づけのセンター試験、私立大学のセンター利用入試、teap利用入試、AO入試、一般推薦試験、指定校推薦入試など。それぞれについて個別にご紹介していきましょう。

 

 
 

  1. 1. センター試験

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国公立大学・私立大学問わず採用されるマーク式の試験で、記述式の設問はありません

 

国公立大学では出願資格について「センター試験で指定した教科・科目を受験した者」と規定しているため、必須といえます。

 

ほとんどの国公立大学でセンター試験において5教科7科目以上の受験が必要。

 

文系の学部では外国語、国語、数学2科目、地理歴史および公民の中から2科目、理科の1科目を選択します。理系の学部では外国語、国語、数学2科目、地理歴史又は公民のうち1科目、理科の2科目を受験することになるでしょう。

 

国公立大学のみならず、私立大学についてもセンター試験を採用する大学が徐々に増えてきています。

 
 

2. センター利用入試

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私立大学がセンター試験を入学試験に採用する試験の方式。受験生はセンター試験の結果をもって複数の大学・学部に出願することができます。

 

試験の結果は出願先の大学側が大学入試センターに問い合わせて得点情報を取得するため、個別の受験対策が不要というメリットがあります。ただし、私立大学ではセンター利用入試の方式はそれぞれの大学が必要な科目数などを独自に決定するほか、センター試験を1次試験と位置付け、2次試験が設定される場合もあります。

 

私立大学のセンター利用入試を受験する場合には、募集要項をしっかりと確認するようにしましょう。2015年度の試験では、全国で500以上の大学がセンター試験を利用しました。

 
 

3. teap利用入試

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teap(Test of English for Academic Purpose)というテストを採用した入試です。

 

このteapとは、上智大学と英検(英語検定)を主催している日本英語検定協会が作成した実践的・総合的に英語能力を評価するためのテスト。このため、リーディング、ライティング、ヒアリング、スピーキングの試験項目があります。

 

特にスピーキングの試験はteapの大きな特徴といってもいいでしょう。面接官と1対1の場面で10分間、英会話を行います。ここでは、質問に答える能力、スピーチ能力などが評価されます。受験英語ではない、本物の英語力が必要になるため、特にスピーキングが苦手な生徒さんにとっては鬼門になりかねませんね。ただし、難易度は英検2級から準1級レベルでです。

 

英語が得意な生徒さんは積極的に利用すべき制度でしょう。teap利用入試を採用している大学には、上智大学(全学部)、立教大学(全学部)、中央大学、青山学院大学、関西大学、関西学院大学などがあります。

 

多くの大学ではこの試験の基準点を満たせば2月の本試験の英語の試験が免除されます。

 
 

4. AO入試

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AO入試とはアドミッションズ・オフィス入試の略語であり、その意味する所は大学側が求める人物像に合致しているか(アドミッションポリシーといいます)により合否を決定するという入試です。

 

学科試験の結果ではなく、内申書、面接、小論文、活動報告書、学習計画、志望動機などを問われます。自己推薦入試や一芸入試と同一ではありませんが、似通った部分があり、弁論大会や様々な校外活動などで成果を残した生徒さん、向学心が強い人物、個性的で前向きな方が受験する傾向があります。

 

ここ10年ほどで大学入学者に占める割合が当初の1%台から10%近くにまで増加しています。

 
 

5. 一般推薦試験

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公募制の一般推薦入試であり、重視されるのは高校生活における成績、つまり内申書となります。

 

3年間、たゆみなく定期試験の準備を行い、素行優良な生徒さんであれば、高校から推薦書を発行され、主に専願という形式で大学入試を受験します。評価は書類審査によるほか、面接、小論文、一部学科試験などがあります。

 

推薦枠での大学合格者数は増加傾向にあり、後述する指定校推薦入試とAO入試を含めると、私立大学合格者の約半数を占めるまでになりましたが、その中でも一般推薦試験が最も数が多くなっています。

 

高校生活3年間の過ごし方によって、良い結果が得られるのであれば積極的に利用したい試験制度です。

 
 

6. 指定校推薦入試

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指定校推薦入試では、大学側から高校に対して受験枠を割り振るという特殊な推薦入試です。

 

この指定校推薦入試の最大のメリットは、受験できた場合の合格率がほぼ100%であるということです。ただし、もちろんですが指定校推薦入試を利用するのは簡単なものではありません。

 

まず、指定校推薦入試の採用人数が極めて少なく、各高校1名から数名という場合がほとんど。もちろん大学と高校のレベルの差が大きければゼロである場合も多いです。

 

その数少ない枠を、高校の学年全員の中から獲得しなければなりません。高校側としても、大学入学後に成績が極端に悪く、学業に対する意欲が低かったり、さらに素行の悪い生徒だと判断されてしまうと、翌年からは指定校推薦入試枠を削除されてしまう可能性があるため、慎重に選ばざるを得ません。このため、校内での学業成績はもちろん、部活動、生徒会活動、ボランティアなどの校外活動での著名な成果、日々の生活態度といったもの全て含めて評価されます。高校生活で学生の本分を理解し、将来のために真面目に取り組んだ生徒さんが報われる試験制度といえるかもしれませんね。

 

以上が大学受験の制度を概観した情報となります。自分の人生設計を元に、どの仕事をしたいか、夢や希望は何か、それを実現するために通うべき大学・学部はどこなのか。まずは出発点を決めて下さい。その上で、今回ご紹介した大学受験制度のどれを利用するか、それとも王道である一般受験を行うのかを考えていただければと思います。

 

 
 

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引用元:6つの入試・受験制度!大学受験の基礎知識|横浜の高校生の塾


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