「他の人達はいったいどれくらい勉強しているのかなあ」とか「湘南とか翠嵐とかは高3になったら10時間以上も勉強してると聞いたけど本当かな」など心配になったことはありませんか?
今回は、横浜の高校生の勉強時間の目安をご紹介してまいります。
もちろん勉強の質も大切ですが、質の点で他の人と差をつけることは少し大変でが質を上げるための「緊張感」の保ち方もご紹介します。
目次
高1・高2の場合
もちろん目指す大学などによっても違いますが、最低でも次ぐらいの勉強時間は必要だと横浜予備校は考えます。
高校1年生――平日3時間、休日5時間
高1の間は、高校生活に慣れることで精一杯だと思います。平日のうちは3時間、休日に5時間です。そして定期テスト前に平日5時間、休日10時間しっかり勉強しましょう。
高校2年生――平日4時間、休日6時間
高2になったら高校生活にも慣れ、リズムも作れてきていますので、積極的に勉強時間を増やしていきましょう。平日は4時間で休日は6時間。自習室などを活用し、少しずつ勉強時間を増やしていきましょう。
高3生の場合
いよいよ受験生です。
春、夏、秋以降、でそれぞれ違います。
部活をしている人ではなかなか時間が作り出せませんが、やはり春のうちから平日は5時間、休日は7時間は勉強をしていきましょう。両立はとても大変ですが、この時期にしっかり両立できてこそ、部活が終わった後に大量に勉強できるようになります。
夏休みに入り、部活も終われば、1日10時間は必要です。夏休みが合否を分けると言ってもいいほど大切で、この時期にどのだけ勉強を習慣づけられるかがカギです。
秋以降は、学校があるので大変に感じることもありますが、平日でも7時間はしっかり勉強しましょう。
緊張感を高めて勉強する方法
勉強時間を確保できたら「緊張感」をもって集中して勉強したいですね。
がんばらなきゃいけないことはわかっているし、がんばってみたい。だけど、なかなかそういう気持ちになれない、というところで悩んでいませんか?
「10時間も勉強するの……」から、「たった10時間しかできない、もっと時間をくれ!」と思える方法を2つご紹介します
勉強の緊張感を高める方法1――入試日を1ヶ月早める。
入試シーズンが近づいてくると、様々な学校や塾で「共通テストまであと○○日!」というカウントダウンが始まります。
試験日を意識させ、緊張感を高める仕掛けです。
でもどうしてわざわざ「本当の日」にするのでしょうか?
たとえばあなただけは1ヶ月早めてカウントダウンしたらどうでしょうか?
つまり共通テストは1月の中頃にあるので、12月の中頃と考えて計画を立ててみるのです。
現役生が見落としがちなことですが、実際のところ入試の1か月前になったら新しい分野を勉強する暇はほとんどありません。直前になると今まで勉強したことをもう一度再確認し、完璧にすることだけで手一杯、それだけで1か月があっという間に過ぎ去ってしまうものなのです。
つまり12月15日くらいから1ヶ月はセンターに向けて最終チェックをする時期で、そしてセンターが終われば、あとは2次試験までの最終チェックをする1ヶ月。実際よりも1ヶ月の余裕を見て計画を立てるくらいでちょうどいいのです。
他の人達と頭一つ抜け出たいならば
「自分だけは何か不運が起こり、12月15日にテストしなければいけなくなった」
と仮定して、計画を立ててみましょう。
6時間くらい勉強して、「遊びたいなあ」という気持ちになった時も、この状況を想像しましょう。あと4時間、踏ん張れます。
勉強の緊張感を高める方法2――人目の前で勉強する
やはり人間というのは、誰かに見られていないと気持ちが緩んでしまうもの。別に他の人が監視しているわけではなくても、誰かが近くにいると、なんとなく早く帰宅したりすることに引け目を感じたりしませんか?人間とは人前では「かっこつけようとする」性質がある。
この性質をもっと積極的に活用しましょう。
できるだけ他の人達がいる、塾の自習室などで勉強するのです。
今日はやる気が出ないという日は、とりあえず自習室に行くことだけを目標にします。他の人と一緒に勉強をはじめてみると不思議なもので、次第に集中できて、1日を乗り切れるもの。そしてこういう1日こそが、合否を分けます。
まとめ
横浜予備校が考える「受験生に必要な勉強時間」についてご紹介してまいりました。
特に「自分の中で入試日を早めに設定する」テクニックはおすすめです。直前は総復習が必要であることを考えると、意外と一ヶ月余裕を見て勉強計画を立てるくらいがベスト。
あなたは12月15日が試験日だとしたら、今日何をしますか?