
効果のあった学習計画や学習方法が書かれた合格体験記は、志望校合格を目指す受験生にとって参考になる情報です。
学力や悩みが自分と近い先輩の体験記を参考にすると受験戦略の立案や、モチベーションの向上に役立ちます。
ただし、他人の成功法をそのまま真似するだけでは意味がなく、自分に合った方法を考えることが大切です。
そのため、他人の体験を自己の受験戦略に活かす具体的な活用法がわからず、悩む方も少なくありません。
この記事では大学受験の合格体験記の活用方法や注意点を解説しています。
横浜予備校の体験談も掲載しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 大学受験の合格体験記には何が書かれているか
- 合格者に合った学習計画の立て方
- 合格者に合った勉強法
- まったく同じ内容の体験談は存在していない
- 大学受験の合格体験記の活用法
- 同じタイプの合格者を探す
- 同じ悩みを共有して解決法を探る
- 勉強を始める前に読んでモチベーションを高める
- 使用した教材などを確認する
- 参考になる部分を項目に落とし込む
- 失敗した点についても役に立つ
- ポジティブな内容ばかりの合格体験記は信頼できる?
- 横浜予備校の合格体験記も参考になる
- 偏差値40台前半から中央大学に合格したケース
- 偏差値40台前半から東京工業大学に合格したケース
- 横浜予備校に移って横浜国立大学に現役合格したケース
- 苦手な英語を克服して早稲田大学に合格したケース
- 大学受験合格体験記でしか得られない情報があるので役立てよう
大学受験の合格体験記には何が書かれているか

大学受験の合格体験記を適切に活用することで、自分に合った学習計画を立てやすくなります。
なぜなら、学習計画の立て方や勉強方法など受験生が知りたい情報がふんだんに含まれているからです。
それを参考にすることで、自分に合った方法を見つける手助けとなります。
活用方法の説明に入る前に、まず合格体験記の内容を解説します。
合格者に合った学習計画の立て方
いつから勉強を始め、何ヶ月間取り組んだのか科目ごとの詳細な学習計画が書かれています。
例えば、3年の春に英単語の暗記を開始して梅雨明けに長文対策、二学期に突入してからリスニング対策を始めたという内容です。
何ヶ月も学習を続ける必要がある大学受験では、最初のスケジュールの立て方が極めて重要です。
現状の学力と目標点を把握して、いつまでに何をどれだけ伸ばすべきか逆算して考えられるかが合否に直結します。
合格体験記には学習計画の立て方に加えて、計画通りに進めなかったときの対処法やモチベーションを維持する方法も書かれています。
そのため、計画倒れに終わらないための実践に役立つ情報を得られるでしょう。
合格者に合った勉強法
合格体験談には受験生が特に知りたい、効果があった勉強法が書かれています。
例えば英単語の暗記やリスニングの強化のために取り組んだ教材がわかります。
また特定の科目に縛られない、効率がよいと感じた学習方法に関する記述もあるはずです。
具体的には暗記系は就寝前に単語帳を見返して、思考力が問われる数学の問題は頭が冴えている午前中に行うなどが該当します。
さらに行き詰まりを感じたときの対処法や知識が頭に残る効果的なインプットの仕方も書かれています。
まったく同じ内容の体験談は存在していない
合格体験記を読む際は、まったく同じ内容の文章はほかにないと理解しましょう。
早稲田大学に現役合格を果たした受験生が二人いるとして、志望動機や併願校、得意科目・苦手科目などの背景は一人ひとり異なります。
合格する秘訣を知りたい方は、自分と似通った状況にいる先輩の体験談を参考にしましょう。
合格体験記には志望校を目指した理由や勉強の過程で抱いた気持ち、置かれていた状況など個別の具体的な情報も書かれています。
できる限り多くのエピソードに触れ、自分に近い先輩の体験談から知見を得ることで成績アップのヒントを入手できます。
大学受験の合格体験記の活用法

合格体験記は成功者が後輩のためを思って書いた、実践的なノウハウの宝庫です。
しかし単に読みっぱなしにするだけでは自己の受験戦略に活かせるエッセンスは得られません。
ここでは、合格体験記をどのように活用すればいいのか、合格体験記の具体的な活用方法を解説します。
同じタイプの合格者を探す
合格体験談には「偏差値〇〇から合格!」というように勉強を始めた時期の学力について詳細に記されています。
まずは学力や学習スタイル、苦手科目など、自分と同じタイプの合格者を見つけましょう。
まだ受験勉強を始めていない状態でも、学校で受けた模試の結果から自分の立ち位置は大まかに把握できるはずです。
基準となるのは偏差値や模試の得点です。
自分と学力が近い受験生がメキメキと成績を伸ばしたエピソードからは使えるノウハウが学べます。
反対に模試の点数や偏差値がかけ離れた合格者の学習法を参考にしても、置かれた状況が違うため役に立たない可能性が高いです。
同じ悩みを共有して解決法を探る
自分と同じ悩みを抱いていた先輩のエピソードは参考になる情報です。
志望校や学力が同じでも、受験に対する問題意識や課題は人それぞれです。
悩みが一緒の先輩によって書かれたエピソードから、自分では思いつかなかった解決方法が見つかる場合があります。
・リスニングや長文読解が苦手
・気軽に講師へ質問できない
・気持ちを切り替える方法が知りたい
体験談に記載された克服方法を試すことで、同じ悩みを抱える受験生も苦手意識を克服しやすくなります。
勉強を始める前に読んでモチベーションを高める

勉強を始める前に合格体験談を読むことで、モチベーションのアップにつながる可能性があります。
受験勉強は長期間にわたるため、途中でモチベーションが低下することも少なくありません。
しかし、合格を勝ち取るためにはモチベーションを保ち続け、地道に勉強に励む必要があります。
目標にしたい人が書いた合格体験談を読めば「自分もこうなりたい」と、ポジティブな気持ちになり、学習への意欲が高まるでしょう。
体験談には受験生に向けた応援のメッセージが含まれる場合も少なくありません。
定期的に読む習慣をもつことで辛い受験勉強を乗り越える手助けとなってくれます。
使用した教材などを確認する
合格者が紹介したおすすめの参考書や問題集をチェックして、同じ書籍を購入すると成果が期待できます。
書店の売れ筋やインターネットで評価の高い書籍を選んでも、すべての受験生に合うとは限りません。
参考書や問題集ごとに難易度が違い、向き・不向きがあります。
自分の学力や志望校のレベルにマッチした教材を選ばないと学習効率が低下し、思うように勉強が進まない原因となることもあります。
自分と似た学力や志望校を持つ合格者が推薦する参考書を選ぶことで、自分に合った教材を見つけやすくなるでしょう。
参考になる部分を項目に落とし込む
合格体験記は活用したい貴重な情報源とはいえ、すべてを鵜呑みにするのは禁物です。
前述のとおり、一人ひとりの背景や得意・不得意科目は異なるため、同じ体験談は世界に一つとして存在しません。
自分の状況と照らし合わせて、効果が期待できるノウハウだけを選ぶことが大事です。
取り入れたい情報をうまくピックアップして自己の学習に落とし込めば、偏差値がぐんぐん伸びる期待をもてます。
合格体験記を活用して志望校合格を達成できるか否かは使う側の姿勢にかかっています。
失敗した点についても役に立つ
合格体験記を読む際はポジティブなエピソードに限らず、うまくいかなかった時期や勉強法も含めて全体的にチェックしましょう。
理解してほしいのは失敗したエピソードも役に立つことです。
受験に関するノウハウは巷に溢れていて、すべてを実践するのは時間的に不可能といっても過言ではありません。
合う学習方法や教材を活用するために、合わないと感じたら切り捨てる取捨選択が大切です。
自分と同じ状況の先輩が失敗と感じた勉強の仕方は、自分にも当てはまる可能性が高いです。
合格体験記はインターネット検索でも見つかりますが、より多くの情報が欲しいときは予備校の活用をご検討ください。
予備校では教え子たちから寄せられたさまざまな体験談を校舎内や資料に掲載しています。
インターネットでは見つからない、自分と同じ環境にある受験生の合格体験記を発見できる可能性があります。
横浜予備校は、少人数制(1クラス平均2名)と、一人ひとりに寄り添った手厚い個別サポートが特徴の予備校です。
生徒一人ひとりの学力や目標に合わせたオーダーメイドの学習プランを提供し、学校の授業についていけず悩んでいた学生が入塾後に大幅な成績向上を達成した事例も多数あります。
少人数制ならではのきめ細やかな指導により、学習への自信とモチベーションを育み、難関大学や医学部合格への確実なステップをサポートします。
興味がある方はぜひ、横浜予備校にご相談ください。
ポジティブな内容ばかりの合格体験記は信頼できる?

合格体験記はポジティブな内容が多く、本当に信頼してよいか疑問に思う方もいるでしょう。
執筆しているのは、自分に合った受験勉強を見つけ、試験がうまくいった受験生たちです。
そのため、ポジティブな内容が多くなりがちですが、合格者が試行錯誤を重ねた結果を共有している点に注目することが大切です。
しかし後輩に向けて、効果的な学習方法やスケジュールの立て方を書いた貴重な情報であるとに違いはありません。
一方で、不合格の経験を記した体験談には、失敗から学んだ教訓や避けるべき勉強法が含まれていることがあります。
合格者の成功体験だけでなく、失敗した受験生の経験からも、避けるべき勉強法や教材の選び方を学ぶことができます。
また、体験記の内容をそのまま受け入れるのではなく、自分の学習スタイルや状況に合った部分を選び取ることが大切です。
すべてを真似するのではなく、成功例と失敗例の両方から学び、自分に合う方法を見つけましょう。
横浜予備校では、入塾後に成績が大幅に向上し、志望校合格を果たした生徒たちの合格体験記を多数掲載しています。
少人数制(1クラス平均2名)により、質問しやすい環境ときめ細やかな個別指導が受験生の成績向上に大きく貢献しています。
多くの生徒が「自分に合った学習環境だった」と感じています。
大学受験を見据えて学習塾を探している方や、今の塾が自分に合わず不安や不満を抱えている方は、ぜひ横浜予備校にご相談ください。
横浜予備校の合格体験記も参考になる

希望する大学に合格できるか不安や心配を抱える方は、横浜予備校の合格体験記もご覧ください。
入塾してから学力を大幅に上げ、難関大学や医学部の合格を果たした学生は少なくありません。
偏差値40台から中央大学や東京工業大学に進学した方、現役で横浜国立大学に合格した方など、横浜予備校の合格体験記を紹介します。
偏差値40台前半から中央大学に合格したケース
偏差値40台前半の学校から、得意科目の英語を武器にGMARCH合格を果たした生徒がいます。
この生徒が実践していた勉強法は以下のとおりです。
・単元ごとに基礎の参考書を読んで問題を解く
・わからないことは都度講師に質問する
・問題集は繰り返し解く
横浜予備校の少人数制(1クラス平均2名)かつ質問がしやすい環境は、この生徒のような学習スタイルに適しています。
塾の友達や先生の励ましを支えに、孤独で辛い受験勉強を乗り越え合格を手にしました。
偏差値40台前半から東京工業大学に合格したケース
40台前半の偏差値から横浜予備校を利用し、東京工業大学に合格した生徒もいます。
この生徒を合格へ導いたのは、生徒の学力と目標レベルを考慮した学習計画です。
横浜予備校では入塾時に、学力を考慮した学習計画を立てます。
定期的な面談で進捗具合をチェックするので、段階ごとに何をすべきか明確になり学習を効率的に進めることが可能です。
横浜予備校に移って横浜国立大学に現役合格したケース

予備校や塾のスタイルはさまざまで、横浜予備校のように少人数制のところもあれば集団指導塾もあります。
生徒の性格や勉強スタイル、学力などによってどのスタイルが適しているのかは変わります。
30人1クラスの集団指導塾から、横浜予備校に移ってから学力が一気に向上した生徒がいます。
集団指導塾は講義のペースが早く、先生への質問もしづらいことが少なくありません。
こうしたスタイルが合わない生徒にとっては、1〜4名の少人数制でわからない部分は先生にすぐ聞ける環境がある予備校や塾が適しています。
先生たちからの温かい励ましの言葉や、塾に来ると出会う一緒に勉強に励む仲間に刺激を受け、勉強漬けの辛い時期を乗り越えられたと語っています。
苦手な英語を克服して早稲田大学に合格したケース
苦手意識が強かった英語を克服して、商業高校から早稲田大学の教育学部に逆転合格を果たした事例です。
はじめは文字の羅列にしかみえずほとんど読めなかった英語が、授業を受けるうち次第にすらすら読めるレベルになりました。
彼は入塾前までさぼり癖がありましたが、横浜予備校で志の高い友人や熱心な先生と出会い、モチベーションを維持して学習を継続できたようです。
自分が納得いくまで担当の先生に何度も質問をし続ける姿が印象に残っています。
大学受験合格体験記でしか得られない情報があるので役立てよう

自分と似通った状況に置かれた先輩が書いた合格体験記からは、参考書や問題集では得られない情報を入手できます。
うまくいかなかった時期の乗り越え方や効果のあった教材などは個々の学力や悩みに応じて変わり、正解はありません。
志望校や偏差値、現在の課題が近い方のエピソードを参考にすることで試験の点数が飛躍的に伸びる可能性もあります。
横浜予備校は、少人数制(1クラス平均2名)による個別指導を徹底した学習塾です。
生徒一人ひとりの学力や目標に合わせたオーダーメイドの学習プランを作成し、きめ細やかなサポートで個々のニーズに対応します。
数ヶ月間の学習で偏差値を飛躍的に向上させ、医学部や難関大学に合格した実績も多数あります。短期間での成果を目指す方にも適した環境が整っています。
横浜予備校に興味のある方は、ぜひ無料相談にお申し込みください。
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