数学の知識を身につけ、応用力を身につけることで、あらゆる問題を解けるようになっていきます。
しかし、せっかく問題を解けるようになっても、得点につながらない場合があります。
その原因が、ケアレスミスです。
今回は、数学の問題を解くうえでケアレスミスを減らすための3つのコツをご紹介します。
目次
ケアレスミスを減らす方法①
途中式を書く!
途中式を省略して頭の中で計算をしていると、ちょっとした勘違いで計算ミスをすることがあります。
「こんなに簡単な式、すぐに答えが出せるだろう」
そう思って省略をしてしまうと、自分でも驚くようなミスをしでかしてしまうことがあるのです。
加えて、間違いに気が付いた場合にも、さかのぼって間違ったきっかけになった式を見つけることができるのです。
省略して式を書く癖がついてしまっていると、さかのぼろうにもそれが出来ず、1つ1つ解き直さなければいけなくなります。
そのため、途中式は試験時間に支障がない範囲で詳しく書いておきましょう。
ケアレスミスを減らす方法②
消しゴムをやたら使わない!
消しゴムはできるだけ使わないことをおすすめします。
その理由としては、消しゴムを使う際に、消したくない文字まで気が付かないうちに消してしまって、例えば112が12になったり、6が0になってしまったりと、計算ミスを引き起こす原因を作ってしまいます。
また、
「あれ、この解き方違うかも。こっちの解き方にしよう。」
と違う方法に切り替えてから
「あれ、やっぱりこっちも違うか・・・じゃあこれか?」
と試行錯誤しているうちに、毎回消しゴムで消していると、違うと途中でわかった解き方をまた繰り返してしまうこともあります。
答えに辿り着けないまま時間が経過し、焦りからケアレスミスが増えてしまうことのないよう、基本は消しゴムを使わず、それまでに試した解き方を残していくことをおすすめします。
ケアレスミスを減らす方法③
短くて済む式を使う
公式には、問題を解くために基本となる公式がいくつか存在しています。
そして、裏技的な式というものも存在しています。
その裏技的な式を使えば、長い途中式を使わなくても、すぐに答えが求められるようになるのです。
できるだけ途中式は書いて欲しいとお伝えしましたが、そもそも必要な途中式の量を減らせば試験時間にも余裕ができますし、計算ミスをするポイントも減りますので、裏技的な式を覚えられる余力がある方は、覚えることをおすすめします。