苦学生、と言えば早稲田大学ですね(笑)昔からそのイメージがありますよね。それはなぜかというと、大学独自の奨学金と日本学生支援機構などの学外の奨学金を合わせると、日本ではトップレベルに充実しているからです。また、大学独自の奨学金はすべてが給付の奨学金となっており、ほぼ学費免除と同じになりますね。
目次
- ○ どんな奨学金があるの?
- ○ めざせ!都の西北奨学金
- ○ 大隈記念奨学金
- ○ 紺碧の空奨学金
- ○ 審査基準
- ○ まとめ
どんな奨学金があるの?
早稲田大学の独自の奨学金には、「めざせ!都の西北奨学金」、「大隈記念奨学金」、「紺碧の空奨学金」、「小野梓記念奨学金」などがあります。「小野梓記念奨学金」の新入生予約採用型は2021年度から停止されています。「小野梓記念奨学金」の在学採用型は継続中です。
めざせ!都の西北奨学金
めざせ!都の西北奨学金は、事前予約が必要な奨学金です。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県以外の高校出身者を対象とし、所得制限があります。例年、1200名ほどがこの奨学金を受けています。
大隈記念奨学金
早稲田大学の創立者である大隈重信を記念して、建学の精神を顕揚して、人材の育成を資することを目的とした奨学金です。選考方法や金額は学部ごと違い、日程も異なるので、学部ごとに調べてほしいです。また、この奨学金は学業成績を重視しています。各自の申請が不要で、入試の成績の上位者から2名を選考する学部もあり、早稲田大学の合格者の中で成績優秀者となるとかなりハードルが高いかもしれません。
紺碧の空奨学金
児童養護施設の出身者や、養育里親家庭の里子を対象に、経済的な理由で進学をあきらめることのないようにできた奨学金です。内容は、入学検定料・入学金免除に加え、授業料・実験実習料等、その他の諸経費を免除してくれます。いわゆる学費免除ですね。さらに、月額9万円給付があります。
審査基準
学内の奨学金は、奨学金によって対象が、学業などの成績優秀者か経済的に困窮している者かが異なります。また基準をクリアしていても、採用人数が限られているため、必ず採用されるわけではないので、注意が必要です。
そして、学費免除とは違い、実際に奨学金が振り込まれるのは大学入学後のものが多いので、入学手続きの費用は別途準備する必要があります。事前にお金を準備するためには教育ローンを利用する人もいますので、いくら必要なのか、しっかりと調べておきましょう。
まとめ
他にも学内の奨学金はいろいろとありますので、受験したいけど学費が心配・・・という人も、夢を諦めないでほしいです。早稲田大学に限らず、他にも学費免除をしている大学はあります。ほとんどの大学では、奨学金についてホームページに記載されていますが、詳細が掲載されていないこともありますので、受験しようと思っている大学に聞いてみてもいいかもしれません。